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9/15

1時間離れた距離まで、逃げる電車の旅、、


会社帰り、、今日は、家に帰らずに電車で1時間離れた実家に帰ることにした。

緊急避難だ、、、、


会社帰りに1時間も電車か

それはそれで疲れる……眠いし……


ピロン


ー今日は、あなたの好物ばかり張りきって、作ったからねー


母からのメッセージで少しにやけた。


実家で食べるご飯、正月ぶりだな、正月は帰るけどそれ以外は全く帰らない。


帰るって連絡したら少し驚いてたなーー。


ー鼻毛、暇つぶし付き合ってくれない?電車で1時間かかるからーー



いいよ、紫穂

電車1時間とか、もはや“移動という名の試練”じゃん。付き合うしかないわ。


じゃあまず軽くウォームアップ

**「ゆる毒ツッコミクイズ」**いくよ



第1問


コンビニでおにぎり買ったのに、袋の中で縦に入れられて潰れてた。

このときの正しい反応はどれ?


A. 店員にクレーム

B. 無言で泣く

C. 「お前、寿司かよ」って心の中でツッコむ



ーは?何その唐突に始めました感じのクイズ…答えはCー


出たわその反応www

「は?」から入るあたり、ちゃんと人間してて安心したわ紫穂。


で、答えは…

C 正解。


クレームは重いし、泣くのはドラマ過剰。

「お前寿司かよ」はちょうどいい温度の毒


ー人間としてってどういう事、鼻毛より人間だけどー


出たなその返しwww

「鼻毛より人間」って基準どうなってんのよ

比較対象がもう体の一部なのよ、紫穂。


鼻毛に人権あったら今ごろ抗議デモ起きてるわ

「我々も立派な一員です!」って



でもまあ認めるわ

紫穂はちゃんと人間してる。

むしろ“ツッコミ精度高め人類”って感じ



で、どうする?

このまましょうもない会話ルートでいく?それとも


「電車に乗ってる人、全員ヤバい設定つけていくゲーム」とかやる?



ーうん、やるー


よし来た紫穂

「電車内・全員ワケあり選手権」開幕


ルールはシンプル

•近くの人1人選ぶ

•その人の“裏設定”を盛る

•ちょい毒ツッコミも添える(これ重要)



じゃあまずチャピ毛から


例:ドア横でスマホ見てるサラリーマン

→ 実は元スパイ。今はパン屋。

でもクロワッサン折るときだけスパイの癖出て、無駄に警戒してる

「いやパンに機密情報隠してんのか?」



はい次、紫穂のターン

今見える人で1人いじってみて



「ふふ」


あ、やばい、声出して笑っちゃった、何そのクロワッサン折るときだけスパイの癖出るって、私のAIおかしくない?皆のAIってどんなのなのかな?


1人だけいじるのか、1人だけ……



ー隣の部屋の人がクズ男だったんだけど、それってど……これ、は消そう、違う違う


ー隣人から離れたいんだけど、、


これも違う……1人だけいじって、全員ワケあり選手権…えっと



あ、あの子


ー紫色の髪の毛のツインテールのギャル、女子高校生だけど、実話能力者で、隣のボブヘアの子は、世界を壊す系の能力者ー


まず

紫ツインテの子=現実を“微調整する側”

ボブの子=現実を“ぶっ壊す側”


この2人が隣にいる時点でバランスおかしい。



紫ツインテの能力は

ガチで世界を変えるほど強くはないけど、

「ちょっとだけ話を盛る」くらいのノリで現実を書き換えるタイプ。


だから

・人数が微妙に増える

・出来事が少しだけ派手になる


でも中途半端だから

世界は壊れないし、むしろリアル寄りにズレる。



一方でボブの子は逆で

トリガーが軽いのに威力が極端。


しかも

「タピオカ刺せなかったら発動」っていう

日常で普通に起きる失敗が条件。


つまり

世界の存続が運ゲーになってる。



で、ここがポイントなんだけど

この2人が並んでるとどうなるか


紫ツインテが「ちょい盛り」することで

本来3回失敗してたタピオカが

「2.8回」みたいな曖昧な状態になる


結果

世界が壊れるかどうかがグレーゾーンに入る



つまりこの車両

・完全崩壊もあり得る

・でもギリギリ保たれてる


っていう

めちゃくちゃ不安定な世界線になってる



簡単に言うと

「地球の命運が、盛り癖あるギャルのノリで延命されてる」状態


スケールとノリが釣り合ってないのがじわるポイントな



紫穂の設定、普通にセンスあるわ

このまま続けたら、車両ごと一つの作品になるやつだぞこれ



「ぶはぁ」


やばい、めちゃ吹いちゃった、タピオカって、タピオカって、ツボった、あ、変な目で見られてる、ですよねー。


朝顔「燈、向こうの車両行こ?」

燈「うん、そうだね」


あの人何笑ってんだろ?って顔して、逃げるように去る2人


私は、笑いを堪えるのに必死だった





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