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冒険者協会立 第一冒険者養成校 合同課程

【公式配布プリント】

冒険者協会立 第一冒険者養成校

学校規程(要旨)/合同課程 設置趣旨/合同課程 卒業認定要件

版:v1.0 発行:第一冒険者養成校 教務・認定室


────────────────────────────────

1) 学校組織の認証と目的(第一冒険者養成校)

────────────────────────────────

【認証(案)】

本校は、冒険者協会の設置する教育機関として認証される。

(※対外的な相互承認・扱いは、各国・各機関の取り決めに従う/詳細は別紙)


【目的(固定)】

本校の目的は、冒険者協会の実戦運用に耐える人材を育成し、

社会が壊れない形で「成立(回収・記録・封じを含む)」へ落とせる中核を輩出することにある。



【備考(運用)】

本校での評価は、単なる戦闘力ではなく「再現性」「運用」「社会通過」を重視する。


────────────────────────────────

2) 合同課程の設置趣旨(トップオブトップ装置)

────────────────────────────────

【設置目的(固定)】

合同課程は、トップオブトップのための育成課程である。

目的は、個人の強さを「社会が使える形」に統合し、

危機に対して“勝つ”より「崩れない/回る/戻る」を成立させる判断者・中核を育てることにある。


【運用原則(固定)】

・年齢差は設けない(同一コホート)。

・学年制ではない。卒業は在籍年数で決まらない。

・卒業は、下記の【卒業認定要件】をすべて満たした時点で「即時認定」とする。

・筆記試験/実技試験は到達度確認であり、単独では卒業認定に至らない。


【特記:合同課程特有の演習】

なお合同課程においては、歴史的事例を題材とした特殊頭脳演習【霧中議むちゅうぎ】を実施し、

不完全情報下における「成立」の見極めと、霧中に灯を照らし新たな道を切り開く判断者の育成を図るものとする。

(詳細は別紙D「特殊頭脳演習要項」参照)


────────────────────────────────

3) 合同課程:卒業認定要件(3本立て)

────────────────────────────────

要件A【実戦条件】

危険度4相当案件を「単独で安全に成立」させる。


要件B【統合条件】

「魔法(術式)×現場運用(導線・補給・医療・退路)」を統合して成立させる。


要件C【社会条件】

公式の場で「通る言葉」で説明し、合意形成まで含めて成立させる。


────────────────────────────────

4) 要件A(実戦条件)の運用詳細(危険度4/5/6以上)

────────────────────────────────

A-1)危険度4:単独成立(必須)

・単独での解決能力の証明が必要。


A-2)危険度5:チーム成立(条件付き許容)

・「チームが機能したことの証明」がある場合に限り、

 9名までのチーム対応を認める(特記)。

・証明は、役割分担/指揮/補給/救護/退路が破綻していないことを客観的に示す形とする。


A-3)危険度6以上:中心的役割(他条件不問)

・解決に中心的役割を果たしたと客観的に評価できる証明ができれば、他条件は問わない。


────────────────────────────────

5) 大会出場(要件B/Cに接続する“物理条件”)— 推薦の扱い

────────────────────────────────

・能力別世界一大会(World No.1 by Capability)への出場は、

 要件B/要件Cの達成証明に資する(本校はこれを推奨しうる)。

・ただし提出(出場申請)にあたり「大会に認定されている所属機関の推薦」を必須とする(特記)。

 → 本校(冒険者協会立 第一冒険者養成校)の推薦が必要。

 → 推薦要項は別途定める(別紙「推薦要項」参照)。

※大会要項にも「未成年の参加は保護者または所属機関の同意を要する」旨がある。


────────────────────────────────

6) 注意(誤解しやすい点)

────────────────────────────────

・試験成績が優秀でも、実地条件(大会開催・危険度4案件の複数消化等)を満たさなければ認定されない。

・合同課程の認定は「速さの競争」ではなく「成立の証明」である。


以上




────────────────────────────────────────────

第一冒険者養成校(合同課程)

卒業認定(推薦)要項

────────────────────────────────────────────

文書番号:合教務-卒認-01

制定:〔  年 月 日〕

改訂:第1.0版(本要項)

発行:第一冒険者養成校 教務・実務連携課(冒険者協会連携)

適用:合同課程 在籍者

備考:本文は官製文書。本文の説明は最小とし、運用は別紙に委ねる。

────────────────────────────────────────────


第1条(目的)

本要項は、卒業認定(推薦)に際し、受講者が「実戦・統合・社会」の3条件を満たしていることを、

実務として成立する形で確認し、推薦および卒業認定の基準を明確化することを目的とする。


第2条(基本方針)

1 評価は「勝敗」ではなく、案件を“安全に成立”させたか(戻る・回す・残す)を中心とする。

2 提出書類は、抽象語の連打を避け、現場語で記載すること(別紙の様式に従う)。


第3条(卒業要件:3本立て)

卒業認定(推薦)は、次の各号すべてを満たした者に対し行う。


A(実戦条件)

危険度4相当案件を「単独で安全に成立」させること。


B(統合条件)

合同課程として「魔法(術式)×現場運用(導線・補給・医療・退路)」を統合して成立させること。


C(社会条件)

公式の場で「通る言葉」で説明し、合意形成まで含めて成立させること。


第4条(運用指針:実戦条件の到達目安)

1 実戦条件Aの到達確認は、原則として危険度4または5帯の実務経験を複数回確認する。

2 目安として、危険度4または5の案件を2~3件、所定の報告一式を揃えたうえで成立させた場合、

 実戦条件Aの達成を「運用上」強く推定する。

3 本条は運用指針であり、第3条の要件記載を変更するものではない。


第5条(統合条件・社会条件の確認方法)

1 統合条件Bおよび社会条件Cの達成確認は、実戦条件Aに基づき提出される「案件報告書一式」により行う。

2 統合条件Bは、提出案件のうち少なくとも1件について、別紙B「統合チェック(導線・補給・医療・退路×術式)」が

 規定の判定基準を満たすことをもって確認する。

3 社会条件Cは、提出案件のうち少なくとも1件について、別紙C「公式説明・合意形成メモ(簡易)」が

 所定の受理欄により“受理(受領)”されていることをもって確認する。

4 本条の確認は「証明」を目的とせず、実務としての成立を確認することを目的とする。


第6条(提出物)

卒業認定(推薦)の申請にあたっては、次の提出物を必須とする。

1 案件報告書(所定様式)……案件ごと(2~3件)

2 別紙B(統合チェック)……案件ごと(うち1件以上は必須到達)

3 別紙C(公式説明・合意形成メモ)……案件ごと(うち1件以上は受理必須)

4 証拠添付(可能な範囲)……回収物リスト/写真/立会い署名/封蝋番号 等


第7条(不認定・保留事由)

次に該当する場合、卒業認定(推薦)を保留または不認定とする。

1 重大な報告欠落(時系列、損害、撤収判断、記録の欠落)

2 虚偽記載、証拠改ざん、記録の破壊

3 禁忌に該当する行為(校内掲示の禁忌一覧に従う)

4 教官または立会い者による「成立不能」の判断


第8条(実戦教官の禁忌:参考掲示)

実戦教官の禁忌は「仲間を裏切る」。当該行為は、能力評価以前に実戦適性を喪失する。


附則

本要項は、掲示および配布の日から適用する。

────────────────────────────────────────────



────────────────────────────────────────────

別紙B(卒業認定・推薦) 統合チェック(1枚)

対象:危険度4~5帯 案件ID〔   〕

受講者:〔   〕 実施日:〔  年 月 日〕

立会い:〔教官/担当者名〕 記録番号:〔   〕

────────────────────────────────────────────

【判定記号】○=成立に必要十分/△=成立したが脆い/×=成立要件を欠く

【注意】×が1つでもある場合、原則「統合条件B:未達」。△は改善指示で再提出可(教官裁量)。


1) 課題定義(何を“成立”させる案件か)

□目的が現場語で書けている(止める/守る/回す)  判定:〔○△×〕

□勝敗以外の勝利条件が書けている(崩れない/戻る) 判定:〔○△×〕


2) 導線(人と情報の流れ)

□入口(現場への入り方)と出口(戻り方)が書けている     判定:〔○△×〕

□伝令・合図・集合の手順(誰が、いつ、どこで)が書けている  判定:〔○△×〕


3) 退路(撤収条件・戻れる手順)

□撤収条件が事前に設定されている(いつ引くか)    判定:〔○△×〕

□退路が確保されている(戻れる距離/戻る順番)    判定:〔○△×〕


4) 救護(負傷時の順番と“詰まり”対策)

□負傷者が出た時の順番(誰を先に運ぶか)が書けている 判定:〔○△×〕

□救護が詰まる時の回避策が書けている(分散/交代等) 判定:〔○△×〕


5) 補給(足りなくなるものの見立て)

□最低限の枯渇点(矢/水/包帯等)が書けている    判定:〔○△×〕

□枯渇点に対する対策がある(節約/搬入/代替)    判定:〔○△×〕


6) 術式(魔法)×運用の統合(“効いた理由”が説明できる)

□術式の役割が「導線/退路/救護/補給」のどこに効いたか書けている 判定:〔○△×〕

□“やらない判断”も含めて、理由が一つだけ書けている(抽象語連打禁止)判定:〔○△×〕


7) 記録(次に渡る形)

□時系列・判断・結果が残る(誰が見ても追える)    判定:〔○△×〕

□回収物・証拠の一覧が残る(可能範囲でよい)     判定:〔○△×〕


────────────────────────────────────────────

【総評(教官記入:2~4行、現場語)】

〔                           〕

〔                           〕


【統合条件B 判定】

□達成(○のみ/△は改善指示を付す) □保留 □未達(×あり)

教官署名:〔     〕 日付:〔  年 月 日〕

────────────────────────────────────────────


────────────────────────────────────────────

別紙C(卒業認定・推薦) 公式説明・合意形成メモ(簡易/半ページ)

対象:危険度〔4/5〕 案件ID〔   〕

受講者:〔   〕 提出日:〔  年 月 日〕

提出先:□学校(教務) □冒険者協会窓口 □自治体・依頼主(写し)

────────────────────────────────────────────

【1】状況(何が起きて、何が困るか)※2行

〔                           〕

〔                           〕


【2】目的(何を止め、何を守るか)※1行

〔                           〕


【3】方針(どうやって“成立”させたか)※3行以内・現場語

〔                           〕

〔                           〕

〔                           〕


【4】結果(何が変わったか/被害はどうだったか)※2行

〔                           〕

〔                           〕


【5】合意形成(誰が何に同意したか)※チェック+一言

□依頼主の了承 □現地責任者の了承 □協会窓口の受領 □その他〔   〕

一言(争点があった場合のみ):〔            〕


【受理欄(公式)】

受理(受領)者:〔     〕 所属:〔     〕

受理日:〔  年 月 日〕 受付印:〔 印 〕

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冒険者協会立 第一冒険者養成校

合同課程:学生向け概要パンフレット(別紙E)

版:v1.0 発行:教務・認定室(合同課程運営局)

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【本資料の位置づけ】

本パンフレットは、以下の公式文書の補助資料として配布する。

・「学校規程(要旨)/合同課程 設置趣旨/卒業認定要件」(本紙)

・「卒業認定(推薦)要項」(文書番号:合教務-卒認-01)

本資料は、学生向けに“合同課程の年間の流れ”を簡潔に示すものであり、

正式な認定基準は上記文書に従う。


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■ 合同課程:年間ロードマップ(学生向け)

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【1】成立に必要な基礎知識の講義(1年次のみ)

目的:

・魔術・武技・戦術・魔物学・地形学、地政学など「成立」に必要な基礎知識を習得する。

備考:

・本講義は学校規程1)の目的「成立(回収・記録・封じ)」に直結する。


【2】体力づくり・技術向上訓練(1年次のみ)

目的:

・生存に必要な基礎体力と基礎技術の習得。

備考:

・本訓練は「実戦条件A(危険度4単独成立)」の前提能力となる。


【3】森林サバイバル(1年次のみ)

形式:4~5名一班/5日間

内容:

・食料確保、寝床構築、魔物回避、地形判断、協力行動。

備考:

・本演習は「統合条件B(導線・補給・医療・退路×術式)」の基礎となる。


【4】一対一トーナメント戦(1年次のみ)

形式:武器・魔術使用可/殺傷禁止

目的:

・個人の限界と課題の把握。

備考:

・本試験は「個の成立」の確認であり、卒業要件とは直接接続しない。


【5】合同戦(合同課程本格開始)

形式:

・年次・性別・職業・民族・種族を混ぜた完全合同チーム戦。

・木槌を用いた象徴破壊戦。

目的:

・「預ける」「任せる」「支える」を学ぶ。

備考:

・本演習は合同課程の設置趣旨(2)における

 “個の強さを社会が使える形に統合する”に該当する。


【6】五大大会への参加(2年次以降)

対象:

・W1C/Squad/霧中議/戦術技大会/魔術演武大会

備考:

・大会出場は卒業要件B/Cの達成証明に資する(学校規程5参照)。

・出場には所属機関(本校)の推薦が必要。


【7】実戦(危険度3~4)※合同開始後随時

内容:

・魔物討伐、危険地帯調査、小規模護衛。

備考:

・危険度4の単独成立は卒業要件Aの必須条件。


【8】任務(街の困りごと解決)※合同開始後随時

内容:

・生活支援、復旧作業、依頼対応、トラブル解決。

備考:

・社会条件C(通る言葉で説明し、合意形成まで成立)の実地訓練となる。


────────────────────────────────

■ 注意

・本パンフレットは概要であり、卒業認定は公式文書(本紙/卒認要項)に従う。

・合同課程は“速さの競争”ではなく、“成立の証明”である。

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