悪役令嬢とか意味が分からないので獣人と暮らすことにした
高熱を出して寝込んだら、夢の中に私の守護精霊が現れた。
「このまま死なれたら困る。君の人生予定表では、王子の婚約者に指名されたもののいろいろあって断罪されて婚約なんてなかったことになって、別の女が王子と結婚するのだから」
そんなの冗談ではないので、私、シュテフィ=ルルツは学校をやめて家を出て運命に抗おうと決意する。
守護精霊はごちゃごちゃと文句を言うけれど聞いていられない。
けれど公爵家の娘である私のひとり暮らしなんて両親がそう簡単に許すはずもなく、口の悪い従者エミール=アルベルティがついてくることになってしまう。
下宿先を見つけた帰り道、私は初めて奴隷が売られているのを目撃した。売られていたのは獣人の男の子だった。私は言葉がわからずおびえた目をしたその子を買い取り、一緒に暮らすことにした。
悪役令嬢とか意味が分からない。私はこの獣人の子供といっしょに生きていくんだから
※獣人は人の姿に獣の耳や尻尾が生えています
※不定期
※アルファポリスにも掲載
※1話のあとがきに、シュテフィのイラスト載せています
※イラストはツイッターで高田怜様@takada1189に描いていただきました
「このまま死なれたら困る。君の人生予定表では、王子の婚約者に指名されたもののいろいろあって断罪されて婚約なんてなかったことになって、別の女が王子と結婚するのだから」
そんなの冗談ではないので、私、シュテフィ=ルルツは学校をやめて家を出て運命に抗おうと決意する。
守護精霊はごちゃごちゃと文句を言うけれど聞いていられない。
けれど公爵家の娘である私のひとり暮らしなんて両親がそう簡単に許すはずもなく、口の悪い従者エミール=アルベルティがついてくることになってしまう。
下宿先を見つけた帰り道、私は初めて奴隷が売られているのを目撃した。売られていたのは獣人の男の子だった。私は言葉がわからずおびえた目をしたその子を買い取り、一緒に暮らすことにした。
悪役令嬢とか意味が分からない。私はこの獣人の子供といっしょに生きていくんだから
※獣人は人の姿に獣の耳や尻尾が生えています
※不定期
※アルファポリスにも掲載
※1話のあとがきに、シュテフィのイラスト載せています
※イラストはツイッターで高田怜様@takada1189に描いていただきました
1久しぶりに登校した
2020/01/29 00:33
(改)
2守護精霊の言い分
2020/01/29 00:35
(改)
3口の悪い従者
2020/01/29 02:00
4家を見にいく
2020/01/29 13:40
5奴隷
2020/02/05 22:46
6名前を知りたい
2020/02/11 22:47
7準備は整った
2020/02/18 23:19
8最初の朝が来た
2020/02/23 22:22
9それは突然やってくる
2020/02/25 23:57
(改)
10うっとうしいのが帰った
2020/02/26 11:56
11しつこい王子様
2020/03/03 22:11
(改)
12企んでいることがわからない
2020/03/08 00:02
(改)
13仕立て
2020/04/12 23:27
14エミールは何かを隠してる
2020/05/16 23:43
15わからないなら調べるまで
2020/05/21 22:47
(改)
16相手は王子様
2020/10/14 22:56
17話は突然核心に
2020/10/19 22:50
18世界を変える覚悟
2022/02/06 23:49
19婚約は受ける、けれど
2022/02/21 22:46
20大切な従者なんだから
2022/02/23 22:00
21買い物に行こう
2022/03/13 22:38
(改)
22君と踊る
2022/11/19 16:04