生と死
僕は、ふと疑問に思った。
この世界は、人間や動植物だけなのだろうか?人間のかたちそっくりの生き物は、いない。と、されている。それは本当なのか?僕は、よく考えてしまう…。神や悪魔などを…。
僕は白峰丘市に住む、ごく普通の高校2年生の茶村結斗。そんな僕が、人間に似た生物いわゆる『擬人』などに興味を持ち始めたのは、中学2年生の時だ。映画とかで見た悪魔や神が出てくる話が好きで、それがでるようなアニメや漫画、神話を読んでいた。友達にそんな話をすると『子供かよ(笑)』って馬鹿にされる。僕は、悪魔はともかく神はいると思ってる。
また今日も馬鹿にされた。悔しい。気を紛らせるためにいつも行く古本屋に行く。いつもは見ない本棚があった。店主に聞いても『そんな本棚知らない』って言う。その本棚には一冊だけ本が置いてある。僕は手に取った。埃をかぶり、いかにもすごい古い本っていう雰囲気をだしてる。僕は、なぜかこの本にひかれた。その本の名前は“神の罪”。変な名前だ。しかし自分のものにしたいという欲求が芽生えてきた。自分でも疑問に思いながら、レジに持っていき買ってしまった。まさか、この後あんな事が起きるなんて想像もしてなかった。
僕はその本を読みながら自宅までの道を歩いていた。その本の内容は、大半が白紙。書いてるといえば『神は罪を犯したのだ。その罪状は』で終わってしまう。交差点にさしかかった。僕はよそ見しながら交差点を渡っていた。その時だ、僕は、曲がってきた車と正面衝突してしまった。薄れ行く意識とともに僕はふと思った『死ぬんだ』と。
Episode1 end




