#901 初の宇宙探検とイクスの狙撃銃
事前に予告しましたが明日は休みでそこから一日休みを空けて更新していく形となります。
聖域の島で生産活動をして、またゴフェルの木をゲット。これで他のみんなにも作れるな。しかしそれは後回しにして、マザーシップに向かう。
「どこで採掘する予定ですか? マスター」
「あぁ…具体的な場所を決めていなかったな。それじゃあ、この辺」
いや、この星の周辺だと下手したら、バレるか。それは避けたいな。
「いや、エクスマキナの母星の周辺から探っていこう。エクスマキナの機能が停止している時間は結構あったはずだからな」
「了解です。では、マスター。号令をお願いします」
「言わないとダメか?」
「「「「ダメです」」」」
全員から言われた。それじゃあ、仕方ない。
「マザーシップ、発進!」
「イエス、マスター。星間跳躍、行きます!」
こうして俺たちはエクスマキナの母星周辺の宇宙空間に転移した。そこから宇宙探検を始めたのだが、問題発生。
「何もないな」
「宇宙ですから簡単に星や小惑星は見つけられません」
こんなところまで似せているとは思ってなかった。一見宇宙にはたくさん星があると思われがちだけど、地球から見た星の位置と実際の距離とはとんでもない差がある。
では宇宙には何があるのか。ほとんど何もないというのが答えだ。水素やヘリウムなどの気体が僅かにあり、後は小惑星、彗星などの星が稀にあるだけ。それが宇宙という世界だ。
その後、イクスとミアたちが交互に俺の膝の上に乗るなどしているとレーダーを見ていたテセリスが報告をしてくれる。
「超遠距離索敵レーダーに反応あり。ガスが検知されていないので小惑星だと思われます」
マザーシップのレーダーの性能に絶句だ。ガスのあるなしまでわかるとは凄いな。因みに彗星と小惑星の違いは何か物質を放出しているかで決まる。放出していたら彗星で、していないなら小惑星だ。もっと簡単に言うと光の尾があるのが彗星でないのが小惑星となる。
この定理のせいで彗星や小惑星はころころ変わったりしている。何せガスを放出しているということはいつか無くなることを意味しているからガスが無くなると彗星は小惑星になるわけだ。
俺たちの目的はガスではなく、メテオライトなので全く問題はない。ということで目標に向けて星間跳躍する。敵はおらず、俺は初めての宇宙空間に出る。
まぁ、装備のおかげで宇宙服いらずだ。ロコモコとみんなには本当に感謝しないとな。
『採掘ポイントは…結構あるな』
『小惑星ですから』
では、初めての小惑星採掘行ってみよう!
『採掘に失敗しました』
はい。俺では出来ませんよね。分かっていたよ!こん畜生!
ということで黒鉄先生!お願いします!黒鉄はブースターと電磁操作を器用に使って、小隕石に着地するとあっさり採掘してくれた。
『まさか黒鉄は宇宙に行ったことがあるんだろうか?』
『それはありえません。マスター』
イクスの冷静なツッコミを受けてしまった。ゲット出来たのがこちら。
小惑星の欠片:レア度10 素材 品質S
小惑星から採掘できる鉱物。ほとんどの成分がメテオライトで出来ている。
ここからメテオライトを作らないといけないのか。あ、でもこれなら聖域の島で増やせるはずだ。たくさん採掘しよう。ゲット出来たのは全部で二十五個。
「この小惑星にリープリングの旗を立てたいな」
「ワープポイントではいけないのですか?」
的確なアドバイスをありがとう。でも未開の地に国旗を立てるのは所有権の証拠になるから大切なことだと思う。後は旗がちゃんと揺れるのか実験したい。
アポロ11号が月面着陸に成功した時の映像で旗が揺れているなどの不可解な映像があったのだ。空気がない宇宙空間で旗が揺れるのは変だとされていたが実際は旗に伝わる衝撃と風の抵抗が宇宙空間には存在しないことで地球より宇宙空間のほうが旗が揺れやすいと科学的実験で判明している。
このゲームでは旗を揺らせるのか試したい。旗はないがブランに渡しているから近衛の鞘と服で実験。結果は揺れやがった。ちくしょう!文句が言えない!
こんなバカなことをした後に俺たちはエクスマキナの星に戻ると素材の交換を行う。そして聖域の島に帰る。さて、ヘーパイストスにメテオライトを作ってもらおう。結果は二つ消費で一つ作れた。島で生産しなければならないな。歩き出した俺の服を誰かが掴んだ。
「…この手とその視線はなんだね? ユウェル君、パンドラ君」
「「食べたい」」
「そうか…また今度な」
「「今、食べたい!」」
なんとか死守した。ヘーパイストスも苦笑いを浮かべてないで助けてほしい。聖域の島に戻った俺はマザーシップで新たな武器を作る。作るのはスナイパーエネルギーライフルとホーミングレーザー。
すぐに完成するわけだけど、出来上がったスナイパーエネルギーライフルをさっき交換した素材を使い、更にデウススナイパーエネルギーライフルに改造した。
名前 イクス デウスエクスマキナLv2
生命力 296
魔力 296
筋力 296
防御力 296
俊敏性 296
器用値 296
スキル
高飛翔Lv33 多重兵装Lv38 神感覚Lv8 神瞳Lv30 千里眼Lv36
狙撃Lv43→遠距離狙撃Lv43 必中Lv35 透過Lv1 詳細解析Lv19 量子演算Lv38
指揮Lv19 多照準Lv29 行動予知Lv35 遠距離索敵Lv37 魔力感知Lv20
反射Lv15 神装甲Lv15 魔力超回復Lv28 連射Lv19 加速Lv17
神バリアLv18 空間把握Lv18 瞬間換装Lv12 神リンクLv35 支援要請Lv15
超連携Lv16 遠隔魔力充電Lv24 追尾光線Lv1 神波動Lv3 光化Lv3
リミッター解除Lv4 DEMバーストLv6 神威解放Lv1 神の加護Lv4
イクスが構える。やはりイクスにはスナイパーエネルギーライフルが似合うな。そしてテストするとデウススナイパーエネルギーライフルの驚異の能力が判明した。
デウススナイパーライフルで放たれたレーザーは跳弾は当然として、イクスの判断で擦り抜けることが可能であることが判明した。
これで何が出来るかというとまず建物や壁にいても撃たれるのは当然として、建物を擦り抜けた後に跳弾させることが可能であることがわかった。この透過の自在能力はかなりえげつない。狙われた側はいつ透過してくるのが分からないからまず普通のガードはしない方がいい。
恐らく最適解は同じ光線系の技で撃ち落とすこと。銃弾では擦り抜けられる可能性があるからおすすめは出来ないかな。
次にホーミングレーザー。既に見ているけど、追尾してくるレーザーで命中すると爆発する。ミサイルのように弾が必要ないから非常に経済効率がいい。その代わりに魔力を消費するから撃ちまくりには注意が必要。
これでイクスの装備更新は終わり。時間を確認すると結構時間を使ってしまった。あの宇宙での時間が無駄だったな。いや、小惑星を見つけることが出来たことは大きな一歩だから必要な時間だったんだけどね。
俺は時間を計算して、魔導書とみんなの魔法訓練をすることにした。




