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魔王転生〜転生した世界は魔族が滅ぼされた後の世界でした〜  作者: るる
プロローグ

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2章-48話 冬休みと天使の災難①

高評価等とても励みになります。


もし良ければ高評価等よろしくお願いします

シンテは偽名であり

4翼の天使、名をワイハと言う――は焦っていた

 

大天使ヴァルセリオ様より命令を授かりアルカ村にやって来た。

冬は冒険者が手薄になる為、冬の間にこの村を滅ぼしておけそして、未だ天使が人間に牙を剥いていると悟らせ無い様に目撃者は全て殺せと命令されていた。

 

しかし実際来てみれば冒険者は手薄になるどころか確実に増えてる……。

「一体どういう事かしら?……おや、リバーシ大会?」

 

中々面白そうな催しね?

少しだけ参加してみても良いわよね、敵上視察ってやつよね!

 

……中々面白いじゃない、リバーシも!

冒険者共め、こんな面白いお遊び……いえ、トレーニングを日々行っていたなんて。これはもっとリバーシを把握する必要があるわね。


くっ、敵上視察とはいえ大会でこの私が…負けた……の?

練習時間さえもっとあれば絶対優勝出来たのに!まさか私が戦略戦で負けるなんて!!悔しい…………!


「さて、大会も終わっちゃったけどどうしようかしら?冒険者も多いのよね」

 

しかし命令に逆らえば例え名持ちの天使であろうとも殺される。それがヴァルセリオという天使、我の強い上司を持つと大変なのよね〜。

「困ったわね……少し策を考えますか」

 

そうしてワイハは森の奥、天陽連峰の方角へと疲れた笑みを浮かべながら消えていくのだった。


——冒険者サイド——

そんな天使の悩みなど知ったことでは無いルク達は、今日も元気に雪合戦をしていた!


季節は冬真っ盛り。

 

いつもの冬だったら雪かきだけで1日が終わるほどの雪が積もるこの村も、大量の冒険者が留まってくれたお陰でサクッと雪かきが終わった。

 

すると、暇を持て余した冒険者達が雪合戦と言う名の模擬戦を始めたのだ。


森も山も完全に雪で覆われてしまい、暇で暇で仕方がなかったほぼ全ての冒険者達が参加した!


最も低いランクがCランクという(ルク達を除いて)、高ランクの冒険者達による雪合戦は苛烈を極める。

追尾機能つき雪玉や、スキルの乗った爆速雪玉の応酬はとても盛り上がった!

 

なんか途中、ドロップキックモンキーの群れが襲って来たが、雪玉でノックアウトしてやった!

 

……何故かゾンビ化していたが何かあったのか?まぁ魔石は獲れたしラッキーラッキー!


雪合戦に少し飽きると、その次はルク達が楽しそうに滑っているスノーボードに冒険者達は目をつけた!


そして形状を解析!動力は風魔法の代わりに風の魔道具を使用!

 

森の中を自由に動け回れる様になった冒険者達は森の中を疾走!!


そして、勝負大好きな冒険者達がそんな物を手にしたとなっては始まるしかないレース大会!

 

勿論ルク達も参加である。

完全にここのギルドの連中と仲良しになったのだ!

 

レース大会は圧倒的な風魔法の出力を誇るルクとサキと独壇場で終わった。

 

なんか途中、山から村を飲み込みそうな勢いの雪崩が発生したが、レースの邪魔だと合体魔法で吹き飛ばしてやった!


しかし、そんな冒険者達にもピンチが訪れる?

真夜中、誰しもが寝ている時間

森からマンティコアの群れが村に襲いかかってきたのだ。

 

………………しかし冒険者達は夜更かしが大好きだった!!

1人の斥候冒険者が空いた酒の樽に湯を詰め露天風呂を楽しんでいるとその気配に気づく

 

「…………敵襲だァァー稼ぎどきだぜお前らァァ」

『ウオオオーーー』

 

高ランク冒険者達による攻撃と、うるさいなと起きて来たルク達による魔法での援護によってマンティコアの群れはただのニクという食材に変わった…………。

 

そうして楽しかった冬休みが終わり春になった頃。


朝、ルク達が一軒家タイプの宿で目覚め朝ご飯のためにキッチンに向かうと………………。

そこには白目を剥いて倒れている金髪の美少女の姿があった。


 

——ワイハサイド——

私は名持ちの天使、名前をワイハと言うの。

 

名持ちって天使族では結構凄いことなのよ?しかも私は最年少記憶更新らしいわ?

 

まっ、私の戦略は大天使ヴァルセリオ様もお認めになった程だし?当然よね。

 

今回の任務は冒険者がいなくなった村をサクッと滅ぼす任務のはずだったけど計画が狂ったわ?

 

でも大丈夫、私の戦略なら冒険者如き敵じゃないわ。


「行きなさい?ゾンビドロップキックモンキー達よ、まずは敵の戦力の解析とあわよくばその腐敗属性を撒き散らして来なさい?」


「……………………えっ?」

まさか近づく事すら出来ず全滅するなんて、中々やるじゃない?

 

と言うかなによ?あの雪玉は

何で素早いドロップキックモンキーにそんなにポンポン当たるの?追尾性能でも付いてるのかしら?

 

というか雪玉に遅延術式組み込んで着弾と同時に爆発させてるの誰よ!!?

 

死人出るわよ!そんな事したら?

仲間じゃないの??


ふぅ、まぁいいわこれは小手調べのつもりだったし。

そもそも下級の魔物で高ランクの冒険者を何とかできる筈も無いものね。

 

で・も!

次は無理ね

人では雪崩に勝てない、どんな猛者でも自然の脅威には勝てないの。

 

「はぁぁぁーー??」

 ……おっと、美少女にあるまじき奇声をあげてしまったわ?失敬失敬。

 

でも、何よあれ?

黒い風が集まって来たと思ったら超巨大な黒いハリケーンが突如発生、しかも中心部はありえないほど高密度の魔力回転してるし……。

 

雪崩すら飲み込んで吹き飛ばすだなんてね。

すこしはやる…………え?

なんかこっち来てない??

 

まってまってまってー!!

 【スペルマジック!ホーリーバリア全力展開】

「負けるかぁァァァ!!!!」


「………………1ヶ月ほど再起不能になったわ。よく生きてたわね私」


「フフフッどうやら完全に私を怒らせたみたいね?いいわ、なら私も容赦しない」


こうなったらマンティコアよ

 

※マンティコアとは天使の血肉を取り入れた獣やウルフなどの低ランクの魔物が、その血に適応し進化した存在。

獣なら下級マンティコアに低ランクの魔物なら上級マンティコアへと変貌する。

 

「フフフッ、スノーウルフの群れ30体を上級マンティコアに変えてやったわ…………」

 

少し血を使いすぎたかしら?フラフラするわね

でもコレでおしまい!深夜の誰もが寝静まった時間に知性のあるマンティコアの集団。

 

え?なぁに?

それはちょっとって?

ふふふっ

 

これがセ・ン・リャ・ク・ってやつよ?

勉強になったでしょ?

さぁいきなさい!マンティコア共あの村を滅ぼすのよ!

 

 

「何ですってーー????」

なんで普通に皆起きてるのよ!今が何時だと思ってるの??寝なさいよ!

 

しかも、前衛の冒険者は大したのと無いのに後衛がバカみたいな魔法連発してくるの何なのよ!

 

くっ、でも未だ何とかなるわ!前衛が弱いならそこを崩せば……

 

 

「はぁぁぁぁーーー????」

なっ、何よあの5メートルサイズの巨大なゴーレムは!?何でゴーレムなのにあんなに素早く槍が使えるの??

 

しかもよく見えないけど、マンティコアの集団のヘイト集めて集団リンチくらってる筈なのに、全ての攻撃をパーフェクトパリィしてる化け物までいるし…………。

 

上級マンティコアって結構強い筈よね??あれー??

くっ、マンティコア作戦も失敗……。

 

こうなっては仕方ない、あまり好きじゃないけれど毒を使うしかないわね。

 

まずはあのパーフェクトパリィの化け物と爆発魔法の使い手……あの2人は絶対何とかしないと今後何をしても無駄でしょう。

 

「フフフッここがあの冒険者達が泊まっている宿ね?」

おやおや?おあつらえ向きに鍋で肉を煮込んでいるじゃない。

 

ここに毒をもれば終わりね?

………………それにしても紫色の出汁を使ってるのね?

 

一体どんな味がするのかしら?

しかも高級食材のグリフィンの肉ですか……柔らかくて美味しいんですよね

 

ゴクリッ

す、少しだけならいいわよね?

 

パクリ。

「美味しィィィー!この柔らかいお肉の食感に何かは分からないけどピリ辛な出汁のアクセント!」


「………あれ?何だか体が痺れて来て…………た、立ってられない……え?」

 

あれ?あの机の下にあるのって……

まさか猛毒の紫月花?も、もしかして紫色の出汁って……。

 

「————!!!…………ま、まさか……毒です……って!?まさか私の行動がバレて…………ウッ」

 

ワイハは丸1週間紫月花の毒に当てられ生死を彷徨ったという。


「ルク 14歳ステータス」

 体力90魔力112力58守90速60技79運20特別ポイント5

 使用可能魔法orスキル:闇魔法、毒魔法、土魔法、火魔法、氷魔法、水魔法、風魔法、爆発魔法、海魔法、無属性魔法)(探知スキル、身体能力系統スキル、隠密スキル、夜目スキル、死の波動、爪攻撃、衝撃波スキル、共鳴スキル、武術スキル、錬金術スキル、潜水スキル)(ユニークスキル:星喰い、星渡り)

 [称号:魔を極めし物、魔王(元)、魔眷属を作りし物、爪使い、武術家、武道の心得、負けず嫌い、聖騎士の知識、暗黒騎士の知識、魔の真理者を生み出し者]

 

「サキ 16歳ステータス」

 体力61魔力99力45守50速49技57運10特別ポイント5

使用可能魔法orスキル:(火魔法、爆発魔法、土魔法、水・氷魔法、風魔法、無属性魔法、海魔法、闇魔法)(探知スキル、身体能力系統スキル、隠密スキル、死の波動、杖攻撃、鞭攻撃、共鳴スキル、印術スキル、潜水スキル)

 [称号 ルク[元魔王]の魔眷属、魔の真理者、術使い、鞭使い、杖使い、武道の心得、負けず嫌い]

 

「リリ 14歳ステータス」

 体力95魔力54力60守71速56技82運10霊3特別ポイント5

 使用可能魔法orスキル(光魔法、闇魔法、混沌魔法の目覚め、風魔法、聖魔法、海魔法、無属性魔法)(探知スキル、身体能力系統スキル、隠密スキル、死の波動、剣攻撃、盾防御、共鳴スキル、闘術・武術スキル、潜水スキル、薬学スキル)(ユニークスキル:漆黒の守心)

 [称号 ルク[元魔王]の魔眷属、大精霊と契約し者、聖騎士、暗黒騎士、剣士、闘術・武術使い、薬学の知識、負けず嫌い]


「レンカ 15歳ステータス」

 体力75魔力60力57守56速61技65運10獣3特別ポイント2

使用可能魔法orスキル(土魔法、風魔法、無属性魔法、海魔法、闇魔法)

 (探知スキル、身体能力系統スキル、隠密スキル、死の波動、槍攻撃、共鳴スキル、遠投スキル、夜目スキル、幻術スキル、一部獣化(タイムリミット30s)、潜水スキル、)(低空飛行)

 [称号 ルク[元魔王]の魔眷属、属性纏装(風、土、闇)、槍使い、遠投の心得、不意打ちの心得、負けず嫌い]

リバーシ大会はまたいつかやろうと思っています。

普通の大会の方がいいという声もあるかもしれません。

ですがもう一回はリバーシ大会をどこかでやります。

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