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知識って本当に必要で大切なものでした!


 

 ・・・おはようございます。如月きさらぎ ゆうです。


昨日突然気がついたら森の中にいて動き回ってたまたま見つけた民家にお邪魔してますが正直未だに夢オチかもしれないから起きたら自宅に戻ってることをかなり期待していたのに見事に裏切られて未だに民家にいます。



さて朝食を食べて今日も1日掃除とか掃除とか掃除とかしてから人が居ないか森に探索とか行きますか!



・・・えっ?なに?殆ど掃除しかしてない?仕方ない!今求められる重要な事は健康維持です!真っ白い埃まみれにはなりたくはない!!肌が白いとかではなく頭から足元まで真っ白の埃臭い体なんてお断りだ!黒猫が白猫になれるくらいの白さの部屋に住めますか?え?そもそも俺の家ではない?・・・そうとも言いますね・・・まぁ気にしてはいけない!!ここは大まかにいこう!!




ただ問題発生中!!昨日やることなくて早めに寝たらものすごく目覚めがよくて起きちゃったが・・・まだ部屋は暗い。スマホで時間を確認したらAM4時だった。まだ日が上ってないのか辺りは真っ暗。活動することもできやしない。



何気なく生活してたけど電気とかの明かりってとても重要でありがたいものだったとしみじみと思いました。はやくお日様起きて欲しいです。






朝あれから二度寝とかせずに行動できる範囲で動き、日が登り明るくなったら直ぐに食糧集めと周辺を調べて他に民家や人が居ないかを探索していくがそう簡単には見つからない。森の中では昨日の梨モドキや見た目で食べられそうなキノコを採って家に戻って家の掃除を必要な場所だけを終わらせながらある物を探していた。



「照明とか松明とか明かりになるものないかな・・・って壺の事もあるし普通の物ではないかもなぁ~」



照明を探してながら何か面白いものがないかと片付けしながら実は散らかしていくという現象をおこしながら色々な部屋で同じことを繰り返してやって来たのは書斎の部屋。珍しい道具やたくさんの書物などの机の上に置いてあり開かれたままの本に書かれていた物が目にはいった。いや正確には描かれていると言った方が正しいかもしれない。



「何だ?これ?って読めないな・・・この絵はあの壺だよな・・・この絵の物はもしかして・・・ランプか?」



絵を見ると周りが黒く塗られていてその道具の回りだけ明るくなっている絵が書かれていた。形はランタンのような形だったが何か色々と説明文が書いてあるようだか読めないし理解出来ないが壺があったのだからランプもどこかに仕舞ってあるだろうと探していてふと書斎の机の引き出しが気になり開けようとしたのだが鍵がかかっていた。



「気になるなぁ~何か大事な物が仕舞ってあるんだろうけど鍵がしてあるなら人の家だし勝手にあさるのはなぁ~」



勝手に好き勝手やってきて今更な事を真剣に唸って言っているが説得力は全くないし、本当に思ってるのか?と問いつめたくなる悠だが実は本気で言っているからかなりタチが悪い。



引き出しは諦め気になる本がたくさんある本棚を調べはじめると1冊だけもの凄く分厚く背表紙や表紙は何も書かれていない明らかに不自然な本を見つけた。開いて見ると中に鍵が入っていた。さっきまで人の家だしとか言っていたのにその鍵で机の引き出しを開ける。結局開けるのかよ!と言いたくなるし舌の根も乾かぬうちに即行動に移るあたり呆れるとともに正直過ぎる本能のままの行動には感心してしまう。



「何が入ってるかな?」



嬉しそうに開けた引き出しには小さな手帳が入っていたが他には何も入っていなかった。



「なんだこれだけか?」



手帳を取り出し中を見たが何も書かれていない。勝手に人の手帳を開くのもどうかと思うが誰も咎められる者も止められる者も居ないので仕方ないと言うしかない。しかも勝手に開けたのに期待ハズレで残念がるのも失礼すぎる行動だろう。引き出しに手帳を戻そうとした時に異変がおきた。




 ーーーズキッ・・・ズキズキ・・・ドックンーーー




急に頭痛がしたと思ったら心臓が1回強く脈打ち目の前が真っ白になり意識が途切れた。



「ハッ・・・クション」



くしゃみで目が覚めると少し肌寒くなっており慌てて起き上がるが、手には手帳を握ったままだった。いつの間にか時間が経っていて不思議だったが頭痛がしてから記憶がない。痛みで気を失ったのか?



「ランプはここにはなさそうだな」



引き出しに手帳を戻し部屋を出る時に頭の中でランプは物置に仕舞ってあるとフッとよぎった。不思議な感覚で自分が仕舞ったのを思い出したかのような感じだった。物置には大きな箱の中に確かにランプが入っていた。箱ごと運びランプをテーブルに置くと知っていたかのようにランプの蓋を開けて赤い石を嵌め込んだ。するとランプに入れた赤い石が点滅すると直ぐに灯りで家の中全てが明るくなった。



「凄いな・・・普通に電気とかと同じくらいに明るいし、しかも家の全体が明るい」



感心しながら食事用に木の実を準備をしていたが重大なことを思い出したのだ。



「やっべ。昨日買った惣菜ってまだ食えるか?」



昨日は多少テンパっていたのとバタバタしていてすっかり忘れていたがやっと落ち着いてきたので急に思い出した。慌てて車に向かいラゲッジボックスに入っていた荷物からお惣菜などが入ったバックを出して家の中に戻り確認すると食べられそうなので今日の夕飯はお惣菜にした。つい癖で【いただきます】と口ずさみ合掌してから食べ始めが1人だと食事は寂しいです。



「森に来てエビチリってスゴイな。しかもエビチリのチリソース殆んど残ってないし」



1人で呟きながら冷めたエビチリを割り箸で食べ進め、食べ終えた後は昨日からお風呂に入ってないなとバックからタオルを出して軽く濡らしてから体を拭いて体の汚れを取ったが濡らしたタオルが思いの外冷たくて口から女の子ような【きゃう】と少し高い声がでてしまったのは誰にも見られたくない出来事でこの時は1人で良かったと心底思った。もの凄く恥ずかしかった。



気絶してから数時間しか経ってなかったのかお昼を食べてから予定通り必要な所は掃除し、使う予定のない部屋はあと回しにしたことでなんとか15時頃には終わり森の中で何かないかを探していたが特にこれといってなく人を見つけることは出来なかった。



家の地下室に置いてあった見慣れないものを物色しつつとても綺麗な銀の食器や台車、トレイなどを見つけいくつかを運び汚れを落とし棚へとしまっていきながら銀の器にいくつかの果物を乗せてテーブルに置きいつでも食べれるようにしておいた。もう夕日が沈み暗くなった森の奥の方からは昨日は聞こえなかった虫の声や鳥の声が響いてきたが・・・。




 <ほーぅ・ほーぅ・ほぅほぅほぅほー・ナゥ~?>




 というイメージ的にはフクロウのような鳴き声が聞こえ木霊していたが最後のナゥ~?ってなんだ?今?って聞かれてるのか?聞いたことのない鳴き声の中にはもう1つこっちは不穏な鳴き声の奴がいた。




 <かっ、かっ、かっ、いっ、しょう、こーどくどく>




高笑いの声で一生孤独って今の現状は洒落にならないし、最後は独りの独を繰り返したのが気になる。被害妄想なのか?



結局今日を振り返ってみると人は見当たらなくて、本の文字がよく分からない形で書かれていて読むことも出来ないし、サバイバル知識とかもないから危なくて遠くには行けないし、食べられるものとかの判断も出来ないしって考えるとちょっとした知識でもなんかしらの役には立つ日がくるから知識はあっても邪魔にはならないとか昔の人とか言ってたけど本当なんだね。



ただ・・・今の現状で役立つ知識ってなんなのかは疑問だけどさ。あぁ~でもキノコとかの毒性や体調が悪くなったときの応急措置とかは知っておきたかったかもなぁ~。まぁ・・・今さらだけどね。



ランプを手に寝室に向かい今日は寝る事にした。ランプの灯りを消すと家全体の灯りが消えた・・・不思議だ。



・・・・・・あれ?俺ここに来て掃除と森の散策という名の散歩しかしてないような・・・?・・・うん!気のせいだな!




暗くなった部屋でごちゃごちゃと無駄なことを考えてる間にウトウトと眠気に誘われるままに眠りについた。



その日の夜は夢を見た・・・どんな夢だったか正確には覚えていないがただ真っ白い世界に子供と小鳥が居たような気がする。



子供はこっちに向かって何かを言っていたがよく分からず言葉が外国語なのか聞き慣れない言葉だったのはうっすらと覚えている。



何もない空間の真っ白い世界でたった1人でいる幼い子。あれは一体誰だったのか?そしてどうしてあんな場所にいたのか?誰にも分からない・・・・・・



いつか悠は知ることになり深く関わるようになるが・・・それはまだ先の話・・・(多分ね?)








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