第一部完結記念「イディモニ」座談会
とある日の音楽堂にて
ザワザワ
「え、え〜っと、そ、それでは、こ、これより…」
「…」
「む、無理です〜、わ、私には荷が重すぎます〜」
「ちっ、みつみにはやっぱり厳しかったか」
「そ、そもそも、由希子先輩がやれば、い、いいじゃないですか〜」
「イヤよ、めんどくさい!!笑」
「そ、そんな〜」
「はいはい、そこまでよ由希子。
木下ちゃんをいじめないの!笑」
「ま、まどかせんぱ〜い!!」
「…」
「まぁ、こうなるのよね。笑」
「はい、それでは不肖『北見まどか』が今回の司会進行を務めさせていただきます!!」
「「おぉ〜〜」」
パチパチパチパチ
「そこ!プリン食べてないで第一部振り返りトークよ!!笑」
「ング!」
「ご、ごめ〜ん。笑」
……
「さて、『遊びの音』を含め全53音。無事に第一部が終了したね♬笑」
「そもそも、さほど認知もされていない僕らの話にこのような『あとがき』が必要なのだろうか?」
「え〜っとねぇ」
『私の処女作にお付き合い頂いた読者の皆さんへ
本編では伝えきれていない事や、感謝を伝えたくて…』
『基本的には皆んなに任せるので、好きにおしゃべりしてくださいね!
ネタバレだけは、気をつけて!!』
「って、作者からメモを受け取ったよ!笑」
「まあ!あの作者の割には気の利いた事を考えるわね♡」
「へへ、あいつ粋な事考えやがるじゃねぇか!!」
カシャ、カシャ
「普段と違ってこんなスペシャルデーも良いものでーす♬」
「マリア〜、ウチとルー撮って!『特大鍋プリン』
食べてみた!!笑」
「茜、なんで俺を誘わない!!」
「だって、イッチン最近猫カフェばっかりで、付き合い悪いんだもん」
「はいはい、ちょっと落ち着きましょ!
はい、玉露よ♬」
「YA-MAN!!ジャパニーズグリーンティー…
侘び寂びだな!!笑」
「あたしはビールよ!!西田、500ml取って」
「君は、僕をいったいなんだと思っているんだ」
「あ、あわわ、か、カオスです…」
「ホラホラ、飲みながら、食べながらでいいから
始めていくよ!笑」
「「はーい」」
…
「構想し始めて約2ヶ月で書き終えた第一部なんだけど」
「私達の『イディアハルモニア』って…」
「どうなのかな?笑」
「…早い方ではないのか?」
「他の作者の方々がどのようなペースで構成、執筆されているかは存じあげないが…中々どうして良いペースな気がするぞ」
「ん?…え〜っと」
『構想だけは1ヶ月程かかったけど、書き始めたらみんな勝手にどんどん喋り始めて…
正直、倍くらいの会話があって少しでも読みやすくする為に削るのが大変だった…泣』
「だって!笑」
「カッカ!まぁ、それだけ俺たちにしっかりとした息を吹き込んだって事だな!!」
「そうね…アタシなんて『異質なモノ』がなければただのネタキャラでしかなかったもの♡笑」
カシュ
ゴクッゴクッ
ぷっはー
「…確かにねぇ」
「あたしも私も、その点については感謝してる♬」
「激しく同意でーす!!」
「作者さんは、私達をただのキャラクターにせず1人の人間として扱ってくれていますよね」
「かよかよ、分かる!!笑」
「あぁ…ナンカお恥ずかしい…ワラ」
「あら、アタシも似たようなモノよ♡笑」
「…木下贔屓」
「え!わ、私ですか!?」
「それ!ウチ、メインヒロインのはずなのに。
みつみっちばっかり番外編みたいなのあってズルい!!」
「わ、私に、そ、それを言われても…」
「はいはい…えっと『なんか、異様に書きやすい』
だって」
「そ、それだけ!!」
「いいじゃねぇか、Mano!
俺なんて弘と、一まとめだったぜ!!笑」
「俺は弘と一緒で嬉しかったけどな♬」
「…ルー、近い」
「…でも、弘くんは『設楽弘の場合』で単独回がありましたよね?」
「…!!」
「そ、それは…」
「…」
「…と、ところで」
「…作者メモ、なんでまどか先輩?」
「あはは…」
『木下は多分テンパって無理だと思うし、斗真は一応主人公で、キーパーとかリーダーとか、まとめ役だったクセに、思い込みや、直情的すぎて心配だから、まどか頼んだ!!』
「…って。笑」
「…納得」
「わ、私もですか…」
「…」
「酷いな!!」
「俺、今回やっと喋れたし!!」
「おかしくないか?」
「確かに、主人公らしい事特にやってない気はするけど…」
「サッカーでの挫折とか、回想シーンはあるけど
3行だぞ!」
左脛の開放骨折。
1年半リハビリして、
今も左脚は完全には伸びきらない。
「だけ!!」
『なんか、重い話とかいらないかなって』
「だって。笑」
「み、みんなは!?
みんなには重い話もあっただろ!!」
『え〜、同情はするけど怪我じゃん?
大変だと思うけど…ねぇ?笑』
「だって。笑」
「ん?」
『第2部の執筆で忙しいから、後は任せた!斗真、まどかを見習え!!」
「だって…笑」
「…」
「あのヤロ〜」
……
「そういえば、みんなはどんな流れで『イディモニ』に来る事になったの?」
「何人かは触れられていたけど?」
「俺と佳代は坂下さんのおかげだな♬」
「えぇ、本当に感謝してもしきれないです…」
「ウチは街でせんせーとバッタリ!ナンパかと思った!!笑」
「俺は教授にソウルを感じたからだな」
「…半分無理矢理」
「私はなんか楽しそうだったし、チェロ弾きたかったので覗いてたら、教授においでって誘われまーした!!」
「一歩間違えれば、犯罪チックな内容ね…」
「まぁ、いいわ。アタシは由希子ね♡」
「私は、渚さんね。
暇つぶしにヴィオラ弾いてたら勧誘されたわ」
「その後、ヒロミに出会って誘ったのよねー」
「情熱的だったわ…はっ、あんたまさかアタシの事が…」
「また脳にウジでも沸いたのかしら、この色欲ゴリラ!!」
「何よ!万年発情期!!」
…
…
「西田くんと木下ちゃんは?」
「あぁ、実は僕らは同時に吹奏楽部から移籍した形になるんだ」
「は、はい…なんか楽しくなくて…」
「楽譜通りに演奏する事はとても大切な事なのだが、個性を感じられなくてな」
「わ、私チューバである事に誇りを持ってやってます」
「…だけど、機械的に感じちゃって…」
「なるほどねぇ…」
「そういう、まどかはどうなのよ?」
「私!?」
「…」
「…失礼します、こちらのオケに参加したいのですが…だったな!?笑」
「き、教授!!」
「…」
「うっわ、普通!!笑」
「チョット、茜チャン!普通ってドウイウコトかな?ワラ」
「ま、まどか、あんた出てるわよ!『闇まどか』が!!」
「みんな〜お疲れ様〜、差し入れよ〜♬」
「いよ!待ってました!!」
「…」
「ねぇ、俺は…?」
…
…
「一息ついた所で、みんなの思い出の回なんか教えて欲しいな!笑」
「ま、アタシとまどかは第26音『成長』よね♡」
「…うん、そうだね!笑」
「アタシ達は多分あの回で本当の登場人物になれたんだと思う」
「…うん。私達が『私達』になれた回だよね」
「…」
「あたしは…第39音『百花斉放』かな」
「自分の回の『女優』はもちろん大事な回なんだけど…何よりすごい楽しかった♬」
カシャ、カシャ
「これは…売れまーす!!」
「あんた、すぐ人の写真で商売するわね。
ちゃんとマージンよこしなさいよ!笑」
「もちろんでーす!!私明朗会計がモットーでーす」
「そんな、マリアは?」
「私は…第44音の『ハーフタイム』でーす!!」
「みんなの顔に、『楽しむ』という事が戻った回でーす♬」
「うむ、間違っていなかったとはいえ、もう一度『音楽』を『楽しむ』事を思い出した回だな」
「ニシーダはどの回でーすか?」
「僕か?やはり第13音『寄り道』だな」
「僕という人間を知ってもらえた初の機会だ、ここは譲れないな」
「あはは、確かにあの回で西田くんキャラが固まったよね。笑」
「む、北見。何か引っかかるんだが?」
「いやいや!笑…ルーカスくんは?」
「YA-MAN!!」
「そりゃもちろん…
第28音『思い出とはとかくも儚いもの』だぜ!」
「…」
「…」
「サイテーね…」
「アンタ、終わったわよ…」
「ち、違うって!そりゃ、あの件は反省してるさ!!」
「それよりも、黒服のManoに出会えた合宿編自体が思い出深いって事だな♬」
「…確かに」
「…僕も、合宿編全編かな…」
「一つに絞れる程、薄い内容ではなかった…」
「…何より、自分に『音楽』も『遊び』も楽しむ心があった事が…嬉しかった」
「さっすが、弘!やっぱり最高のManoだぜ!!」
…
「佳代ちゃんは?」
「私は…やはり第14音『心』ですね♬」
「私の思いと家族の思いをお伝え出来た事が嬉しいです!」
「一心!猫と遊んでないで、アンタはどうだった?」
「ん〜…やっぱり…第11音の『オケ』だな!!」
「キラキラ星、めちゃくちゃ楽しかったぜ!!笑」
「あっ、分かる〜♬
でも、ごめんね勝手に変更しちゃって!笑」
「ウチ思うんだけど…あのキラキラ星が『イディアモニ』の原点だよね♬」
「演奏は酷かったがな…笑」
「確かにな!!笑」
「特にお前がな。笑」
「んだと、陰険メガネ!!」
「あはは!笑」
…
「…」
「どしたの、木下ちゃん?」
「わ、私は…自分の回で申し訳ないのですが」
「いいじゃん!!」
「第42音『木下光海の場合2』です」
「わ、私にあんなに応援してくれる、ひ、人がいた事が嬉しくて♬」
「…だいぶと巻き込まれていたけどな」
「も、もう一心先輩!笑」
「それでも、わ、私、す、少しは成長出来たのかなって…」
「何言ってやがんでい!」
「立派なもんじゃねぇか!!笑」
「上手く喋れないとか、そんな事じゃねぇ。
ちゃんと、木下の心を木下自身を見てくれてるって事だろ?」
「胸を張れ!お前は俺達の誇りだ!!」
「一心先輩…」
「…」
「な、なんだよ?」
「いや、
珍しく随分まともなことを言ったなぁって…」
「ゆ、由希子…そりゃ、酷くないか…」
「アタシ…今晩なら空いてるわよ♡」
「や、やめてくれーーー!!」
…
「後は…茜ちゃんかな?」
「…」
「ん〜、一つに決めるのは難しいなぁ…」
「…」
「やっぱり、第5音『茜色』かな」
「自分の回だけど…あの回で
『イディアハルモニア』に出会えたから…♡」
ゴソゴソ
「?…作者メモ」
『あの時の茜と私は全く同じ気持ちです。
こんなお話を作りたいなと考えていた時に
イディアとハルモニアと言う言葉に
出会いこのお話は
色を、世界を持ち始めました!!』
「だそうです!!」
「うん、『イディモニ』って言葉が生まれて…
ウチらは本当の意味で動き出せたって思うよ♬」
「だね…」
「皆さんにも大事な『自分の音』、『イディアハルモニア』があると思います。」
「それは、
人それぞれで同じものは一つもなくて…」
「…だけど、違っていて良いものだと思います!」
「皆さんの『イディアハルモニア』を大切にしてくださいね!!笑」
「「おぉーーーーー!!」」
「ヤバ、まどか上手くない!!笑」
「作者、ナイスよ♬」
カシャ、カシャ
「…まどか先輩…ヤバいっす」
「YA-MAN!!!」
…
…
「…」
「俺、いるよ…」
「ねぇ、わざとだよね…」
……
「教授!教授はどの回が良かったですか?」
「ん〜、俺かぁ??」
「うわ、何本空けてるのよ!?」
「ホラ、おじさん。水」
「すまん…笑」
「せっかくだから、私から♬」
「是非是非、渚さんはいかがでしたか?」
「私はメインメンバーじゃないから、そんなにお話は多くないんだけど…」
「やっぱり、第24音「大木の陰」ね♬」
「私と教授の関係を知ってもらえた回だから」
「ふぅーー、スッキリしたぜ!」
「あ、おかえりなさい教授!」
「聞こえてたぜ…なんか…恥ずかしいな!笑」
「…」
「この場だから、お聞きします…」
「奥さんのこと…」
「…あぁ」
「あまり、深くは話せないが…」
「アイツが、陽向がいたから音楽をやってこれた」
「アイツが死んでしまったから、音楽から逃げ出した」
「逃げ出したから、渚やお前らに出会えた…」
「今でも、アイツに会いたいと思う」
「一言でいい…」
「…」
「声が聞きてぇ…」
「…」
「だけど、過去なんだ」
「それを否定したら、今現在を否定する事になっちまう」
「…」
「俺は…渚やお前らとバカやってる現在も嫌いじゃねぇんだよ!!笑」
「…」
グスッ
「あ、こら茜!ってヒロミまで!!」
「や、やめろ!泣くなって!!」
「…」
「あーもう、渚行くぞ!
坂下さんとこに差し入れ持っていく」
「ちょ、ちょっと待って下さいよ〜」
…
「…照れ隠しね、あのゴリラ」
「そうだね…逃げたね。笑」
……
「さて、長々とお話してきました
第一部完結記念「イディモニ」座談会
ですが」
「そろそろ、お時間となります」
「ひょっとしたら、作者がもう一回とか言い出すかも知れませんが。笑」
「…」
ゴソゴソ
「作者メモ…」
「…」
「最後はこの方にしめていただきましょう!!」
「我らが主人公、岬斗真くんです!!笑」
(みんな、盛り上げて!!)
いよ、我らが主人公!!
待ってましたーーー!!
イェーーーイ!!
「…みんな」
「…」
「全53音とこの座談会にお付き合い頂き、
誠にありがとうございます!!」
「「ありがとうございます」」
「まどかも言ってたけど、作者の気まぐれで
またこんな機会があるかもしれません」
「俺としては、本編と関係ない所で皆さんのお目にかかれると嬉しく思います」
「硬いよ、トーマ!!」
「らしくねぇぞ、兄弟!!」
「う、うるさいな!」
「まともに喋るの初なんだよ!!」
「…えーと、作者はめっちゃ頑張って第2部書いてるみたいなんで」
「もうすぐ、
少しは成長した俺達にまた会えると思う…」
「多分」
ゴソゴソ
「メモ?」
「え〜、こちらの第一部の方にも『遊びの音』なんかの更新も予定しているみたいなんで、楽しんでもらえたら嬉しいです!!」
「後、第2部ではもう少し音楽も頑張るそうです…笑」
「あ、それと俺はやっぱり第19音…」
「せ、せんぱい、もう時間が!!」
「嘘!!」
「え、えーと、何はともあれ
『イディアハルモニア』第一部お付き合い本当にありがとな♬」
「第2部も楽しみに待っていてくれると嬉しいぜ!!」
「それじゃ、また会おうな♬」
…
……
「アンタ、もう少し気の利いた言い方出来なかったの?」
「…先輩…ダサイっす」
「YA-MAN!ガッカリだぜ」
カシャ…
「ハァ…」
「いいのよ、アタシの胸で泣きなさい♡」
「ま、まぁ、良かったんじゃないかな?笑」
「そ、そうだぜ!兄弟らしかったぜ」
「せ、せんぱい!ご、ご立派でした!!」
「うむ、無難だったな」
「無難と言う言葉は決して悪い意味ではないのですよ」
「…」
「ブフッ!」
「トーマ…ダサっ♬笑」
「…」
「お、お前らなぁ〜!!」
…
……
………
ーーーー
第2部か座談会2か遊びの音へ続く!!笑




