第32音 「プリンエレジー」
アイツら最近ゼンゼンコナイネ。
セッカク何種類かプリンツクッタノに
アカネアイツナニヤッテる!!
……
ピロリピロリ
「イラッシャマセ!!」
コンナ暑い日は店内ニ限るネ
「イラッシャイ、マイド」
「オオ、ヒトミか」
「ベントウヤスミか?」
「うん、今日はお休み。しかし外暑いよ」
「コンナ時は店ナイがイチバンヨ」
「分かるなぁ〜♬」
「ヒトミプリン食うカ?」
「えぇ、いいの?」
「コレタナツクッタ、気にしない!!」
「やった、じゃあ頂くね!!」
「オゥ、ソコでクエ!」
「え、店内で」
「キャク、暑いカラコナイネ」
「じゃ、じゃあ、お言葉に甘えて」
「ナンコ食う、色々アルヨ」
「そ、そんなには食べれないよ」
「2個はクエ、イケンがイル!!」
「な、なんか真剣だね。よっし、3個はいきます!!」
「オオ、ヒトミイイヤツ!アカネサイテイね」
「あかね、あぁ、由希子の友達の」
「アイツら全然、コナイネ!!」
…
「今、合宿に行ってるよ」
「合宿?ナニカ、ソレ?」
「え〜と、泊まりで練習かな?」
「タナ、聞いてナイよ!!」
「アカネ、ワタシの国のプリンタベタイ言った。
だからタナたくさんツクッタヨ」
「あぁ、そうだったんだ」
「確か今日あたり帰ってくるって言ってたけど」
「ソウカ、トモカクヒトミクエ!!」
「はい、はい、頂きますね♬」
◇
ピロリピロリ
「イラッシャマセ〜、ナンダ、ワンか」
「お前客商売舐めてるネ、私客よ!!」
「ワカッタワカッタ、何カウ?また、タバコカ?」
「悪いか?23番2つネ」
「それと、そのカタコトやめるよ!
もっと日本語喋れるの知ってるよ」
……
「コッチの方がウケイイね」
……
「ま、まぁ、ソレは分かるよ…」
「私もなんか慣れちゃって、こんな喋り方」
「逆に普通に喋る方が、難しいネ」
……
「日本人、カタコトスキネ」
「そうネ、まぁ、程々よ」
「オオ、ワン、プリン食うか?」
「私に勝負挑むとは命知らずネ」
「作リスギタヨ、食べキレないヨ」
「冷凍すると良い!意外と美味しいネ」
…
「ソンナ手がアッタノカ!!」
「木の棒刺しておくと食べやすいネ」
「ソレと私糖分注意、医者から言われてるよ」
◇
ピロリピロリ
「イラッシャマセ〜!」
「なぁ、最近学内で由希子さん見たか?」
「そういや見ないよな?」
「うちの大学のミスを2週間近くも誰も見かけてないなんて!!」
「2、2週間!!そんなにか…」
「なぁ、捜索願いってどう出すんだ?」
「ま、まさか!!」
「落ち着け、息をしろ!!」
「ひ、ひとまずコレを見ろ!」
「はぁ、はぁ。こ、コレは?」
「俺がとある筋から購入した由希子さんの写真だ」
「す、凄い!なんて豊かな表情だ!!」
「だ、誰から購入を?」
「イタリア人だって言ってたな」
◇
ピロリピロリ
「イラッシャマセ〜」
「ねぇ、お母さん。
最近マリアサッカー来ないんだけどなんか知らない?」
「マリアちゃん?あぁ、マリアちゃん?
そりゃ、あの子も大学生なんだから
忙しいのよ」
「えぇ、マリアと遊びたい〜!!」
「わがまま言うと、アイス買わないわよ」
ピタッ
「そうだ、この間マリアちゃんに美味しいパスタソースのレシピ教えてもらったんだわ。
今度お礼しないとね」
◇
ピロリピロリ
「ラッシャイマセー」
「いやぁ、ママありがと大学見学付き合ってもらって」
「お兄のいない時で良かった、良かった♬」
「結構良さげだったわねぇ〜」
「あの子全然連絡してこないんだから…」
「後、学食!あそこは美味しかったわぁ」
「なんか、テレビにも出てたんだよ!!」
「あの味なら納得ね」
「あんたも受かったらあそこにお世話になるわけだ」
「そうだね、楽しみ!!」
「中入れなかったけど、綺麗な音楽堂だったなぁ」
「来年あそこで演奏できるんだなぁ」
「受かればでしょ?」
「もう、ソレを言わないでよ!!」
「お兄の、指揮でってのがウケるけどね」
「確かにね!!笑」
「あの子が、指揮ねぇ…」
「ちょ、ちょっと何、泣いてんの!!」
「怪我から立ち直ったと思ったら、
ピアノよ、指揮よ!嬉しくて」
「分かったから泣くなら車の中で…」
◇
ピロリピロリ
「イラッシャせ」
「ねぇねぇ、この間さ、なんと
ヒロミ様とお話ししちゃったの〜♡」
「ウッソ〜、ズルイよ〜!!」
「この間ね、自転車のチェーンが外れちゃって困ってたの。
そしたら颯爽と現れて〜♡」
「好き♡」
「でも、ヒロミ様…女性なのよねぇ」
「そんなヒロミ様だから素敵なんだけど…」
「あたし、大丈夫。
ヒロミ様という存在だけで生きれる」
「分かりみ!!」
「それな!!」
「そんで、チェーン直してくれてる時こっそり撮っちゃった♬」
「あんた、それも立派な盗撮よ?
見せて…はぁ、コレは撮るわぁ、撮らない理由がないわぁ…」
「そうだ!!今度、この写真を勝手に撮ってごめんなさいって謝りにいこ〜♬」
「ち、ちょっとズルイわよ、お願い、連れてって!!」
◇
ピロリピロリ
「ラッシャせ」
「タナ君お疲れ様」
「オゥ、高木ママ、お疲れサマデース」
「はい、差し入れ!」
「学食の残りだけど、晩御飯に食べて」
「イツモありがとうございます!!」
「イイのよ〜♬」
「ママ、タナカラもプレゼントね」
「タナ、プリン作った。ママニ食べてホシクテ」
「あら、タナ君が作ったの!?」
「タナの国のプリン、マンゴーとココナッツね」
「なんだか、ごめんなさいね」
「イツモのお礼、食べテね」
「うん、ありがとう。頂くわね」
◇
ピロリピロリ
「シャッセ」
「いやぁ、やっと帰ってきたねぇ。ウチ疲れちゃった!!」
「お前、
船も飛行機も電車も全部寝てたじゃねぇか!!」
「ね、寝疲れってやつ?笑」
「ねぇ、ヒロミ、あんたもビール飲む?」
「あたし、
今糖質制限してんのよ。だからハイボール♡」
「まどかわぁ〜?」
「私、ストロングで!!」
「ル、ルー君、あ、ありがと。チューバ持ってくれて」
「YA-MAN!OK OK、気にしちゃダメだぜ!
霊には及ばない」
「…ルー、ソレを言うなら礼には及ばない」
「ん、一心はどこへ行った?」
「外で野良猫と遊んでマース」
ヤット帰ってキタね
「ヤッホ、タナ久しぶり!!タナプリンある?」
……
「…ないヨ」
「そこの市販品でもタベルとイイね」
「ねぇ、トーマっち。タナが冷たぁい…泣」
……
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次回 第33音
「新たに」




