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32.作者が考える中性子の特性

 中性子とは何か。以前ちょっとだけご説明したかと思います。

 存在Xと存在Yの空間力があることで、中性子は、ある種の電子的な振る舞いをするという話でした。そのことからも中性子の特性は、ある程度予測ができるかと思います。

 中性子は陽子の存在によって引き寄せられるもの。

 そのことからも、この考えをもう少し発展させて、考察していきたいと思います。


 中性子は、陽子が一部崩壊してできるものである。

 そのため、陽子と体積的には似ている物質になるのです。

 ただし、S極側にN極の特性を持つ性質があるため、一種の反重力物質的な扱いになるかと思います。中性子は少し質量があると云われているので、おそらくその本質は、質量0と考えられているのでしょう。そして、絶対零度の世界においては、浮力を伴うと思われます。逆に、熱が発生する励振世界においては、質量が生まれるのだと、作者は考えています。


 さて、他にも、中性子があることで磁気的に陽子を増やすことができる余力が生まれることは、先の話で説明した通りです。

 陽子はN極側だとすると、陽子同士は引きつけ合うことがありません。ですが、陽子と中性子は、極性が逆になります。そのため、中性子が存在することで、陽子を増やすことができるのです。

 水の説明で語ったと思いますが、中性子があるということは、陽子の磁気的エネルギーを弱めているという説明をしたかと思います。当然ですよね? 陽子に対し、逆の極性になる中性子があるということは、陽子の磁力線を考えるうえでも、線の数を少なくすることが予想できます。

 そのため、原子間の存在密度が高まることが予想できます。存在密度が高いということは、同じ空間内に原子が沢山あるという意味になるのです。

 気体においては、単純に、中性子が多い物質が密度を増やし、そして、分子の体積が大きく、その分だけ空間中にある存在数を減らすことになるのです。その比が結局のところ、どの気体でも同じ量になるので、気体中の分子の存在数は、元素が違っていても、一律に一対一になるのです。


 ですが、個体ではどうでしょうか?

 気体とは違い、結合している状態になります。このときの中性子の量は、気体と同じ意味になることが考えられます。分子を形成するうえで、密度は重さに影響を与えることになることでしょう。

 中性子の多い金属は、元素を重くすることが予想されます。陽子に対し、どれだけの量があるのかを考えると、さらに明確になって来るかと思います。

 つまり、重い金属を作るには、中性子を多くすればいいのです。

 逆に、軽い金属を作るためには、中性子の量を減らせばいいのです。その関係を合金で捉えるとするならば、なんとなく合金設計に影響する考え方になるのではないでしょうか?


 そしてここで、中性子とは、陽子を繋げる者であり、加えて、電子を不安定にするものでもあるのです。

 また、陽子に引き付けられる物は、中性子だけではありません。電子もまた、陽子によって存在しているのです。

 その関係は常に一対一。陽子一個に対し、電子は必ず一つと定められているのです。

 しかし、このときの中性子が多くなると、どうなるのでしょうか? 電子は存在できなくなり、ある一定の条件が整うと、外へと飛び出していくことになるのです。

 これが、ベータ崩壊になるのです。

 放射線でも有名ですよね? 中性子が何らかの形で増えたためにできた、原子の崩壊現象です。

 そう考えると、中性子は元素の原子を不安定にする存在だと云えるでしょう。

 放射線現象とは、中性子の不安定な力場によって生まれた現象である。そう作者は考えています。

 つまり、中性子とは、条件次第で数を増やせる物であり、増えた分だけ原子を崩壊させることができる力を持っているのです。

 その他にも、放射線のエネルギーが外に飛び出た場合、中性子は、そのエネルギーを弱める力を持っているのです。

 例えば、ガンマ線ですね。もしも空間中に中性子が存在しなかった場合、その飛距離は永遠になるのではないでしょうか? 中性子があるからこそ、ある一定の距離で消滅するように吸収されていくのです。

 つまり、中性子とは、いろいろな素粒子のバネ的な役割も果たしているのです。


 ここで、まとめさせていただきます。

 作者が考える中性子とは。

 中性子の数が増えると、空間に存在できる元素の存在密度を高める可能性が高い。

 中性子の数が増えると、原子の重量を上げる。

 中性子の数が増えると、電子と陽子との距離が遠くなる。

 中性子の数が極端に増えると、原子の崩壊現象を引き起こしやすくする。

 中性子の数が増えると、密度が変わるので、物質としての見た目が変わり、色や質感が変わる可能性がある。

 中性子は、放射線のエネルギーを吸収する物質である。

 中性子は、熱や光などのエネルギーに対し、他の粒子の乱れを沈めるダンパー的存在になることが考えられる。つまり、熱が冷めるのは、中性子の役割が大きいのかもしれないという予測が立つと、作者は考えています。

 どうでしょうかね。


 さて、魔法世界を考えるうえで、中性子とどう向き合えばいいのでしょうか。

 火を起こし、雷を放つ魔法使いさんたち。

 果たして、中性子を生み出すほどのエネルギーを作り得るのでしょうか?

 また、鍛冶師や錬金術士などが、放射性物質を生み出すことが考えられないでしょうか?

 起こりえる状態を連想すると、作品にオリジナル感を付加させることができるかもしれませんね。

 魔素で中性子を増やし、新しい物質を作る。

 あるいは、放射性物質を作り、戦争で使って、敵の軍団を抹殺する。

 そういった戦法も取れるようになるかもしれませんよね?


 いかがでしょうか?

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