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51 ままならぬことはある
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何という事だ!!リンダにティアラやサークレットを贈っていなかった!!この国でも、魔界でも王冠類は権威の象徴。普通は結婚時に特注品を贈るものだ。
だが、リンダが前世素敵だと言っていたウエディングドレス一式を使ったため、ティアラはステンレスと人造石で作ったおもちゃのようなものだった。
私の計画ではリンダをしっかり愛して、全てを与えているのに、レアの事も過剰に大切にすることで、嫉妬してもらう予定だったのに、これでは本当に蔑ろにした事になるではないか!
私はすぐに宝石商に最高のティアラとリンダに贈る宝石の候補を持って来させるよう命じた。もちろん後でリンダと話し合って特注品も贈ろう。彼女の嫉妬が嬉しくてたまらない反面、宝石が無いなどと彼女に言わせた自分が情けない。今日のレアとの食事はやめだ。すぐにリンダに宝石を贈ろう。そして、たっぷり新妻にお礼をもらうのだ。
うっ、本当に使いにくい身体だ。なぜここでスライム化するんだ。いっそ、死んで体を変えようか?リンダに相談してみよう。




