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48話 仲直り

 うん、皆さんお気に入りの商品を手に入れてまったりした雰囲気になってるね。


 そして、皆さん何もない空間にしまっている。


 クリスさんとルイスさんも何もなしではかわいそうなので、純米大吟醸を一本と特上寿司、イクラの載った太巻き、タコからとレモンの入った袋を渡す。


 純米大吟醸は一緒に袋に入れるとバランスが悪かったので単独で袋に入れておいた。


 クリスさんが、私がルイスさんに袋を渡す際に近づいたとき殺気だっていたけど、特に問題はなく渡せた。


 うーん。


 ここでのエリクサーの作り方は教えてもらえそうにないな。


 残念。


 明日森の中に行ってこようかな。


「由紀ちゃんに謝りなさいよ。本当に迷惑だったんだから」


 おお、女神様が怒ってらっしゃる。


 周りの神々もルイスさんに厳しい目を向けているね。


「由紀に危害は加えない」


 約束してもらえたのかな?


「本当に?」


 おお、いいぞ、女神様。


「本当だ」


 約束されたね。


 なんといっても、私の魔力を辿って嫌がらせをされたら私は何もできない。


 なぜなら私はモブだから。


 神を相手に重力魔法が通用するとは思えない。


 ルイスさんが私を潰しに来たら、モブは逃げ惑うか、逃げ遅れるか、運がよくてたすかるなんてことはないのですよ。


「お詫びにエリクサーの作り方と、マナポーションの作り方も教えるし、それぞれに必要な薬草も渡そう」


 おおっ、ものすごくいい条件がでてきましたよ。


 女神様がサムズアップ。


 他の神々も頷いている。


 わーい。


 エリクサーとマナポーションの作り方教えてもらえるんだ。


 女神様が手招きしている。


 ルイスさんが手を差し出してますね。


 ルイスさんに恐る恐る近づき、握手をする。


「よろしくお願いします」

「任せておけ」


 後ろで女神様が「これで大量の……うふふ」と呟いている。


 遠くで鐘の音がする。


 お昼だ。


 どうしようかな、お昼になった。


 午後に作り方を教えてもらうことになった。


 お昼はどうしよう。


「由紀ちゃん、座れるところは出すから、食べれるものいいかな?」


 食べれるもの?


 いくらでも出せますが?


「じゃあ、お願いね」


 女神様が庭に大きなテーブルと椅子を出す。


 椅子は13脚。


 さて、何を出そうか。

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