みんなで○○!!(★750) 勉強したくない……。
私は本棚から一冊の本を取り出した。
じゃなくて……」
字が読めない。
埃かぶってるのでよく見えない。
私が払いのけようとすると。
「ハンニバルって言うんだ」
「古代文字だろうな」
「そうなんだ…ありがと」
「なんで埃被ってたのに字が読めたんだろ?」
彼の素直な好意への感謝。
と共に変な疑問が浮かんだ。
「あのエクスカリバーには秘密があるっ」
ビシッ。
「天に掴まれたままの状態で遠く離れた場所に」
「あの距離から結界魔法を放てるものなのだろうか」
「……」
「ご飯ができましたよ」
「外でカルラ君が取ってきてくれたんですよ」
「何でも小さな穴を掘ってモンスターの片足を骨折させるとか」
「原始的だな」
「あほ」
「放っておいて弱ったのを狙うってか」
「全く」
「相変わらず卑怯だなあ兄貴は」
「いいだろ別に」
「そんなことよりうまそうだな」
ジュー。
「調理は私が担当したから安心しろ」
「このエクスカリバーで捌いてやったぞ」
ジャキーン。
「ここが分からないんです……」
おずおずとノートを開いていく。
それを見る俺とイルナ。
「あーもー!」
「勉強ばっかでつまんねーよー」
カキカキ……。
空空空空空
「何書いてんだよ」
「」
「そういうな」
「ブーブー」
「私は兄貴から教えてほしいだけなのに」
唇を尖らせている。
「ごめんなさいイルナさん」
「はあ!?」
「な、なんでもねーよ///」
「プンプン」
「ごめんください」
「?」
「少々伺いたいことがあるのですが」
白髪の少女が表れた。
凛とした顔立ちである。
「どちら様ですか」
「ああ、遅れました」
「帝国騎士団団長エルウェンと申します」
「騎士団長様が……」
「ようこそいらっしゃいました」
「背の高い男と金髪の子供はおられますかな」




