!!ダンジョン攻略
「みんなどこ行ったんだよーうえーん」
〜ダンジョンの中〜
「お前、服変えたんだな」
「あっ……うう、気づいたんですのか」
エルウェンはキョドっていた。
「気づいてもらえるって良いじゃん…」
シリルはボソッと呟く。
〜モンスター倒した後〜
「え? ちょっと」
シリルが訝しげそうに手元に持っていた大きめのかごを指差す。
「あのモンスターにはあの専用のカゴを使うんじゃないの?」
「まあそっちの方がいいんだろうが」
「こっちのカゴでも代用ができるんだ……」
「しかもちょっと安い」
「前はそっちの方を使っていたんだが」
「だんだん高くなってきてしまって」
「今はこっちに変えたんだ」
「同じような失敗はしないってことだ」
俺はバッグから取り出したもう一つの方で後処理を済ませた。
「ふーんそうなんだ…ケチなのね」
「倹約家と言ってくれ」
「これを使っておけ」
「薬草だ」
「この先にモンスター様で回復しておけ」
「あ、ありがと」
仕方ないのでイルナを探しにダンジョンの奥へ行く。
「考えてみたらカルラと二人って初めてかもね」
「そうか?」
「いっつも彼女と二人でいることが多いし」
「そうかも」
「」
「イルナの声が聞こえる」
「おそらく向こうの方だな」
「行ってみましょう」
「大丈夫か」
「平気」
「ピンピンしてる」
「兄貴! 助けに来るのが遅いぜ」
「何やってんだよ」
「すまない」
「このダンジョンは抜け道がもう一つあって」
「そっちの方から来ていた」
「怪我はないか」
「こんな抜け道があったなんて」
「……よく知ってましたね」
「前来たことがあったからな……それより」
「と言うか」
「お前が迷子になるのが悪いんだろ」
「あれそうだったっけ」
「てーぺろ」
「……」




