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シリルと (☆ 300)
〜森の中〜
「道に迷ってません」
「……」
「はい」
「けど」
「……?」
「そんなでっかい看板立てなくても」
指摘してみる。
シリルは看板見つめる。
「……!」
シリルは気付いた様子だった。
「……(._.)」
「だな」
「やめとこ」
「うるせーな…//」
「助けてくれよー」
「イルナが呼んでるから」
「行こう」
「うん」
シリルは思い出す。
〜〜〜〜〜
「大丈夫か」
そう言うと兵士は手を差し出してきた。
「えっとその……」
「握手ってやつだ」
「ああ! 東洋風のご挨拶」
「ですね」
「え、ええ」
「ごめんなさい忘れてました」
「行くぞ」
「……」
「どうしたんだ……動けないのか」
「私がこんな所で生きてても」
「もうどうしようもないから」
「」
その少女はいつも俯いて曇りがかった瞳。
「ほら……行くぞ」
「ちょ、ちょっと……」
「兄貴はちょっと強引なところあるからな」
「そうかもしれません」
「ふふ」
「うるさい」
「生きてるかー」
イルナがひょっこり顔を出しながら尋ねる。
「ふふ」




