帰って来たぞ!
いらっしゃいませ~今日も二本行っちゃう?
なんやかんや。キャンプをしながら、我が町アヌヴィアトに到着だ。
途中ゴブリンやら、デカい猪、鹿を狩った。熊も…当分持つと思う…たぶん。食いそうなの(カイ、ライ)が、加わったもんなぁ。飢えさせないように父ちゃん頑張るぞ!
と、言う訳で、早速ギルドへ向かう。帰還報告をしないとね。あと、養子縁組…ぶん投げないと♡
「旦那!久しぶりだな!」
スルガ隊長発見!ホント懐かしい。
「ええ、お久しぶりです。やっと帰ってこれましたよ…早く我が家へ帰りたいですよ…」
「ご苦労様…で後ろのは?」
「この子たち?です。道中 「ちげえよ!なんだその凶悪なバトルホースか?それに神獣様…なにした?旦那?」 …山で拾った。…じゃ、信じないよね?」
「…ああ。無理だな。」
ですよねー
「盗賊が乗ってたものをいただいた。この子たちが丹念に世話したら進化?したんだ。ホントに。」
「ほほぅ」
「で、後ろの軍馬はこいつらを狙ってきた馬泥棒を返り討ちにしてから頂いた。エキドレアのテクス様が知っている。聞いてもらえば。」
「テクス?「南門の楔」?」
「そそ。知り合えたんですよ。」
「わかった…その馬泥棒の件も?」
「ええ、ご存知ですよ」
「立派な馬だなまるで… 「それ以上は知らない方がよいかと」 …」
「で、この子たちが新しい家族です!仮証ですが。」
「…アヴェルさん??なんで?」
「私、商業ギルド所属ですよ。ギルマスくらい会いますよ?」
濁しておく。やっぱ有名人じゃん、親分。
「へぇ。スルガさん、アヴェルさんて有名なの?」
好奇心旺盛勇者様。そりゃ知りたくもなるわなぁ。個性的な方だし。
「双剣使いの”閃のアヴェル”ってな。稼業で商業ギルドにいるけど、この国でも5指に入る武人だ。」
なんと!雹に教えてもらえばよかった…ってか…ドスの二刀流じゃないだろうな?
「通っても?」
「…ああ。馬の従魔登録は…普通冒険者ギルドを通す…旦那仲悪いもんな。こっちで直に役所にやっとくよ。そっちの馬も登録しておくな。馬の方は出入りに税金がかかる場合があるからギルドで確認してくれ。今回は登録費に含まれる。諸経費は6頭分と従魔登録代行ギルドに 「金貨10枚あれば足ります?」 5もあればいけると思うぞ?」
金貨8枚を渡す。
「余ればですが酒代に。お手数おかけします。」
「悪いな、みんなで楽しませてもらうよ。登録後じゃないと入れないのでこっちの厩へ。」
「変なの来ると面倒だから…トワ君ギルドに納品任せていい?」
「ああ。いってくるよ。マシューさんとこだね」
トワ君出発!厩のわきの広場を借りてくつろぐ。
子供たちには燻製やジュースをだす。”がきぃ””ばっきぃ”今日も絶好調だね…
「それにしてもドス2本呑んでるのか。親分は。」
「どす?のむ?」
「こっちの話。でも親分双剣使いだったんだなぁ。今度教えてもらおうな」
「うん。どんな技使うんだろ」
「閃というくらいだ。スピードタイプじゃね?」
「ああ、一撃なのに3撃入るとか?剣舞も素晴らしいと聞くよ。」
「お、隊長終わったの?」
「まだだよ…さっき行ったばかりだろうに。しかし、すげぇ音してっけど大丈夫か?嬢ちゃんまで…」
「隊長もつまんでみます?火鳥の燻製。噛めれば極上の味!とか。」
「…は?火鳥?…あれかぁ…やめておく。歯が砕けちまうわ。」
「ええ、おすすめはしませんよ~噛めるのは肉食系の獣人とドワーフだけみたいで。」
「…それにしても、いい馬だなぁ。」
「今ならお安くしますよ旦那ぁ」
へへへ…っと、営業スマァ~イル!
「買えるか!こんなの!衛兵隊長の安月給じゃ、借金奴隷行きだ。」
「そんなにするの?馬って?」
「…そうか、鹵獲だったな、これだけの軍馬なら金貨200はいく。」
「はぁ?」
2000万…リアル、フェ〇ーリか!
「…高っか!もっと貰ってくればよかった…」
「旦那…」
「じゃぁ、こいつらは?」
試しに深紅のスレイブニールを指さす。
「値段なんかつくか!帝国の皇帝が頭下げて爵位もってくるわ。」…
うん?
「タダじゃん」
「…まぁ名誉じゃ、腹は膨れんが…帝国の伯爵なら、ここらの小国の王より上だぞ。それに神獣様は白なら聖王国がよこせって言ってくるな。」
「面倒な。あの国は大嫌いだから即お断りだな。来たら斬っちゃうかも。」
「おいおい。短慮は困るぞ?まぁそれだけ高価ってわけだ。旦那は神敵みたいなもんだからなぁ」
「へ?」
「獣人養子にしてるし。あと孤児院。ちょっと良くなっただろ。」
「ああ。でも、まだまだだよ?」
「だな。だけど自分たちの方が良くなきゃいけない!って僻んでんだよ。隣のが。」
「はぁ?」
「まだ旦那に行きついてないが…探してんだろな。寄付を”たかる”ために。」
「はぁ?屑だなぁ。」
「ああ、やつら公金の半分は懐に入れてる。」
「…」
「で、援助を増やせ!増やせ!ってな。聖王国から敵認定されたくなかったら、ってな感じだ。その影響でほかの孤児院に金が回らない。他が貧しいのだからこれ以上は無理ってのがお上の方針だ」
「生贄じゃないか…」
「ああ。だが、面倒な相手だ。なにせ、国教様だ。」
いろいろ、隊長から昨今の情報を仕入れる。証書をもった衛兵が来て懇談は終わり、街に入る。
馬が邪魔なので家に行くか…睨むなよ…「疾風」…邪魔言ってごめんなさい。…お願い。蹴らないでね…
「おおおーーーーまいーーーーすいーとはうすぅ!この子たちも中へ。馬も」
到着!門が開き中に入る。
「「「「父ちゃーーん」」」
おおう!キティs抱きとめて撫でくりまわす。
「おうおう。お!セツナっち?じゃなかった、セツナさん留守番ご苦労様…」
「…」
ゆらり…と立つセツナ嬢…
目がおいらの後方に…。ワンコsにロックオン!だから怖いって。
「セツナさん? 「セツナっちでいいわ。長かったわね?おかえりなさい。トワは?」 …ちゃんと目を見て話しま 「説明!」 …は!はいぃ」
だからぁ!怖いって!ほれ、鼻血がちらり…
「この子たちは新しい家族です。おいらの子だよ。はい。いろいろありすぎて説明は後程…みんな、このおねーちゃんは今日からみんなのおねーちゃんだ。トワ兄の姉さんだから安心して。で、この子はライ。で、カイね。狼人族の双子だ。」
セツナっち、鼻血、鼻血…ちょろり…
「「父ちゃん…あのねーちゃん鼻血でてんぞ」」
”ぶっはぁ”
噴出…片膝ついてる…シンクロ率にやられたな…勇者にダメージを与えるとは!
「大丈夫。あれで正常運転だ。で、この子…」
ガバッと顔を上げるセツナっち。拭けよ鼻血…
「この子は狐人族のファムだ」
「おねーちゃんわたちファムよおちく」
”ぶっふぉ”再び…死んじゃうぞ出血多量で…
プルプルと震えながら右の拳を胸元まで上げるセツナっち?ファイティングポーズ?反対なのか!あれだけ悶絶してたのに!…
ぴこ!っと親指がたつ。”いいね!”をもらえたようだ…
そのあとみんな集めて自己紹介。子供だから適当に馴染むだろう。燻製とジュースを出してお子ちゃま懇親会とした。
…セツナっち、普通に一緒に火鳥の燻製食ってるんだが…間違ったか?でも”がききぃ!””ごきいいいぃ”合ってるな…
「じゃ、ちょくらギルドいってくるわ。雹はどうする?わちゃっててもいいぞ?」
「…俺も行く」
「「おれも!」」
「お子ちゃまは留守番。おねーちゃんと探検しな。おもろいぞ」
「’ちょこ’、馬たち頼むな。地下が出来てたらそっちへ。」
「是…おまかせを」
雹を伴ってギルドへ。トワ君、帰ってこんなぁ。こき使われてんのか?
もう一本行こうと思います。よろしければお付き合いください。




