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Ep.01 オスド暗殺記録
かの者は言う。
この世の全ては偽りであると。
かの者は言う。
されど1つ、真実がある。
かの者は言う。
それは「生命」である。
それに対し、ある者は言う。
生命が真実であるならば、もう1つ真実があるではないか。
「死」である。と
その者は続けた。
既にこの世はかの神の怒りを買っている。
「生命」を冒涜した、この世界に。
ある《最も嘘に塗れた地球》……日本、どこかの森の中、一つの邸宅が炎に包まれている。
そこに一人、ナイフを持った女性が立っていた。その女性が付けているインカムからは、もう間もなく死ぬ人間の声が鳴っていた。
「チームα、死亡四名、重傷二名! 作戦継続は不可能です!」
「チームβからは返事がない……全滅したか……」
女性は炎の中、足にけがを負い座り込む少女にナイフの刃先を向けた。
「あなた、彼とどういう関係なの?」
しかし、少女は口を閉ざしたまま、ただ女性を見つめていた。
女性は少女を脅すように続ける。
「彼は”二度目の死”を迎えたわ。あなたも、同じところに送ってあげよっか?」
その瞬間、女性はぞっとした。その少女に、その顔に、その表情に。
少女は顔を上げ、狂気じみた笑みを見せたのだ。
「貴女にできるの?」




