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#20

目を覚ましたらいつもいる隊長がいない。何で?そう思いつつ居間に降りると母さんたちがいた。

そう言えばと母さん達が遊びに来ていた事を思い出して側に座る。明日の観光について話をしているらしく、町の地図が広げられている。なかなか大きい物になったな。

地図を見て感心しているとどうしたの?と聞かれた。

「いや、引きこもっている間に大きくなったな~ってね。私が、出歩いていた頃は、村ていどの大きさしかなかったんだけど」

「ああ。あの後、近隣の村と合併していって、街の規模になってるな」説明しつつお茶をくれた隊長。いつものように寄りかかりつつ面白い事ない?と聞いていると

「本当に無意識だよね」笑っている姉。

何が?そう聞くと。その体勢と言われた。

いつの間にか寄りかかっていた体勢が膝抱っこになっているだろう。そう言えばいつもこんな風に話していたなと認識すると途端に恥ずかしくなる。

真っ赤な顔をして隊長に睨むも、かわいいなと口づけが落ちてきた。

「だから、違う!!」そう抗議しても、何が違うんだ?と聞いてくる始末。怒って離れようとしてもギュッとして離してくれない。

暴れ疲れてぐったりしているとお母さんや姉が立ち上がりじゃあ明日~と帰っていってしまった

抱っこされたまま見送る

「帰っちゃった」

「明日、遊ぶんだろ。じゃ早く寝ないとな」

「さっき寝たから眠くない」

「大丈夫だ」と笑っているが嫌な感じが…

その後、ご飯を食べて、入浴。何事も無く寝に入りました。


翌朝。少しだけ早く起きて、街に出ることに。元神殿長の家を過ぎてから森では無く徐々に街になって来ました。賑やかな店。多くの人が行き交いなかなか活気のある街になったんだな~と感心しながら隊長に誘導されて待ち合わせの場所に。

広場見たいな所で、待っていると何やら人だかりが出来てきていた。

「なんか有るの?」

「特に聞いていないが、旅人が何かしているんだろう。行くか?」

「いや、面倒だから良いよ」

「そうか」

そんな話をしていると、家族が来た。兄ちゃん家族。姉ちゃん家族総勢10人。ちっちゃいのはヨチヨチ。おっきいのでも、6歳くらい

「ほら、初めましてでしょ?」と甥・姪に自己紹介したけど、芳しくない。仕方がないか。まあ、追々と言うか、こんな人も居るんだよ的な感じでいいや。と気を取り直して観光に

美味しいご飯を食べたり、母さん達の美容巡りに付き合ったりして楽しかったですが…

「ねえ。さっきから気になるんだけど、なんか変かな?」と露店のアクセサリーをみながら姉に聴く。

「変じゃないよ?」そういわれるも、半端ないくらい見られていますよ?助けを求めて側に居る隊長を見ると

「珍しいんだと思うぞ」との答えが。

「何で?別に獣耳の人は沢山いるじゃない」そう。街を歩いていてもちらほら見かける獣耳の人たち。いい腕の医師が多くいるため、治療とかで来ているのであろう。

「いや。そのローブがだな。正確に言えば」うん?ローブ?なんか変?

「そうよね。普通ローブに刺繍とかしてないしね」

「そうだっけ?」

このローブは、報酬として刺繍上手な人の縫って貰った物だ。

「変かな?」

「可愛いんじゃない」と姉から言われたので、そのまま買い物続行。夕食は、皆と食べた。帰り道、後ををつけられている模様。私がわかっているのに隊長がわかっていない事はない。

「観月。危ないから」フラフラし始めた私を抱っこしてくれだけど、撒くのに大変だからかな?それともただ単にフラフラしているからかな?どっちにしろ運んでくれるのは楽だから大人しくしておく。

「面倒さいな」呟いた隊長は、嫌な顔をしている。まだ、後ろにいるからだろう。用があるなら直接…無理か~。無理だわ。私が嫌だもの。でも、家に入ってきて貰いたくないし…

そろそろ住宅が疎らになってくる頃だし…

あ~そうだ。場を借りれば良いか。

「ねえ。寄り道しよ」そう声をかける。そうだなと1件の建物に入っていく。

ちょっと大きめで、看板が付いている。看板には“何でも商会”と。普通の店は閉まっているはずの時間帯なのに煌々とランプが灯っている。この店、周りの村・旅人たちから買い取り・転売しているところで、店主は久遠さんと鷹津さん。私のも売っているけど、メインじゃなく手広くやっている。雑貨は大抵ここに頼んでいたりする。

「お邪魔~。お久しぶりです」隊長の腕の中で挨拶する。知らない店員さんだけど多分奥にいるだろうから。2人とも近くに家を持っているからちょくちょく遊びに来てくれたりする。

「あ?」奥から顔を出してくれたのは、鷹津さん。私をと言うか隊長を見て珍しいなと言う顔をしている。隊長も私が外に出ない限り外にあまり行かない。行くときは私にお願いされてとかだから。

「どうした?まあ、此方に」そう手招きして奥に誘う。奥に行くときに私を目撃して驚いている。

「本当に珍しいな。どうしたんだ?」知らない所なので、フードをはずさないで筆談様に筆記用具をもらう。

“お久しぶりです。親が観光に来たので遊んでいたんですが”説明するために書き始めると店先がうるさくなる。

「面倒事か」

コクンと頷き前を向く。まどろんで居たいんだけどなと思いながら人と係わる事を意識する。後ろにいる隊長がギュッとして大丈夫と言ってくれる。振り向くと軽くキスをくれ落ち着かせようとしている。その様子を見ながら苦笑している鷹津さん。直ぐに煩いのが奥に近づいてくる。

行けません。止まって下さい。自治警らを呼びますよとの声を引き連れてドアを開けたのは、金髪のおっさんだ。年をとっても美形と言うやつだろう。老若男女惹き付ける物を感じる。ま、興味ないけど。

ドアが大きな音で開いたので、少し驚いた。びっくりした!!隊長に言うと。大丈夫か?早く寝た方がいいんじゃないか?と甘やかそうとしている。やだ~。今日は鷹津さんとお話するんだもん。と突然のお客さんを無視して会話(と言っても筆談なんですが)する。

「なんなんですか。あなたは」憤慨している鷹津さんを隊長に呼んでもらう。

視線をこちらに向けてくれた鷹津さんに頭を下げて用件を話す

「あ。結婚式?あぁ。まだだったな。式は。あげるのか?身内だけ?じゃあ。色々用意しないとな」と文を読んでくれた。買い物中も、隊長と式をあげなさいだの言われまして。別にこのままでもいい気がするが、一応けじめで上げることに。私の戸籍は、国にしかないので用意しないといけない手続きは簡単なはず。

「書類は明日にでも」と椅子に座り話を積めていっていると、無視された事がご立腹なのか切れた。

「無視するな。何様のつもりだ」と怒鳴られた

マナー違反は嫌いよ。眉間にシワを寄せているのん見た鷹津さん・隊長がダメだな。と頷き会い後は明日にでも。久遠さんも交えてなどと言いながら解散することになった。町である程度買ったので、あと足りない書類関係と誓いの品を用意しないといけない。色々な人の手を煩わるが、少しウレシイ。

抱っこし直されて帰ろうとすると待たれよと声が…

後を着けてきた奴だ。も~面倒!!眠くてイライラしていると鷹津さんが割って入ってくれた。

「その2人に用なら私が聞きますよ。私が、税理士けん後見人の1人なので。さ」と招き入れながら、早く帰りなさい。明日にでも説明しに行くからと


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