#19
いやいや。叱られてもね?物騒ってなんのこと?神殿関係以外で何か有った?と聞きながら居間に落ち着く。
あとから来る組は、下の村?に宿を取っているとの話なので、久しぶりに遊びに行く!!と言うことになりました。渋々といった感じの元神殿長。何があるのかな?
まぁ、それはそうと。家族と積もる話をしながらも情報収集。
「ね~。新しい孫とか生まれたの?」と聞くと嬉々として孫の姿絵を見せてくれるお母さん。姉たちやその旦那にそっくりな甥っ子・姪っ子が引きこもっている間にできてました。
「皆連れてきてるから。上から6才。5才。3才だよ」と教えてくれるため、渡しそびれていた?プレゼントを用意しないとね~と言うと
「「「いらんよ」」」と声を揃えて拒否されました。何で(泣)
「あんたを嫌いとかじゃなくて、子供には過ぎた物をくれそうなんだもん。成人したら本人が欲しいもの作ってあげて。明日は、お菓子だけで良いよ」とのお達しが…
「そうなの?友達(狼族・竜族等々)の子供には、誕生祝いで“お守り”あげてたんだけど。要らない?」
「“お守り”?」
「あぁ。あれか。誘拐防止と健康祈願。あとは暴走抑制がついたやつ」と会話に入って来る隊長。
「それ。なかなか人気で、確か委託したんだっけ?」
「技術提供したんだろ?ドワーフとか職人達が泊まり込みで取得していっただろう?」と忘れたのか?と聞いてくる。そー言えば、そんなことも有ったよね。と言いながらマッタリ過ごしているとお昼を過ぎていた。
「あ。ご飯。どうする?なんか食べたいものある?」と全員に聞く「簡単なもので良い」との返事があったので、台所に行き何が出来るかな?と言いながら準備をしていく。
ご飯が余っていたから炒飯だ!!作るものが決定したら材料を出していく。エプロンを付けた隊長に野菜を渡して卵を準備。卵を炒めながら切った野菜を受け取りフライパンに投入。最後にご飯を混ぜて出来上がり。余った野菜はスープにしてテーブルに持っていくと呆れている姉がいた。
「なに?何か有った」
「いや、当たり前の用に料理しているからさ。ラブラブじゃないの。同棲もしているし、籍を入れたら?」と言われる。
ラブラブ?
「う?生活を共にしているんだから家事を分担して何が悪いの?籍を入れたらって、私の戸籍なんか会ったっけ?」
「有ったっけ?って、無いの戸籍?」とお母さんに確認している。「出したわよ。生まれた時に」
「いや。ちょっとゴタゴタしていて、一時戸籍を抹消したんですよ」と説明している。元神殿長。
「確かに。そのあと復活させたとか聞いて無いのよ」
「あー。そんなことした記憶ないです。一応、国には税を納めているから国にはあるんじゃないですか?」と言っている
国・神殿共に戸籍を作っている。神殿は独立機関だったりする。どちらも生活をしていくうえで必要だから(医師等々医療は神殿管理。学校・生活インフラは国が管理している)なのだが、最近は国にしか出してない人も居るみたいだ。
「婚姻って国管理?」
「両方だった筈よ。出した記憶があるもの」と主婦達。じゃあ私の場合は…
「片方しか戸籍が無いから無理だね。残念(笑)」と隊長や姉達に言う。
ちょっと嬉しそうな姉達とちょっと残念そうな隊長。
「まあ、事実婚でも良いな」とニヤリとわらって爆弾を落としている。
イヤイヤ。事実婚って…
ハイ。身に覚えがないとは言いませんが…時間帯を考えてください。多分赤い顔になっているだろうけどね。そんなにからかわないでください。
「もう。良い」とふてくされながら自室に避難する。
「もう。からかい過ぎよ」
「だってね~。6年間も合わせてくれなかった癖にいきなり招待って」
「すみませんね。こっちもゴタゴタしていましたから。丁度落ち着いたら、そちらもゴタゴタし始めたので控えさせてもらいました。観月は煩わしい事いやがりますから」そう笑う隊長と苦笑いの姉・お母さん
「やっと落ち着いたんですよ。最初は、我々しか合わない程だったんですから」
「どれだけ人を嫌いになったのよ。本当に」
「色々有ったんでしょ。まぁ、落ち着いてあの表情になっているなら大丈夫でしょ」
そういいながら、過保護団体が頷き合っている事を私は知らなかった。




