#2
今日は畑仕事だ!!ってことで、田んぼの整備。
一人分の田んぼを耕し稲の準備と水張り。桜が咲くまでに準備をしておく。
他にも野菜達を作らないといけないので、意外と忙しいが、気の向くままに作業をする。だって、困るの自分だけだし。
午前中に田んぼの整理を済ませて昼を取りに自宅へ。
家につくと、母さんが今で寛いでいた。
「なにかあった?」
「何かって。今日誕生日でしょ」
「だっけ?毎年、姫のパーティーで忘れ去られてたから。忘れてた」と笑うと寂しい顔をしている。
「ほらプレゼント」と言いテーブルの上に乗っている重箱を押してきた。
重箱の中には卵焼き・おこわなど好物が並んでいた。
「ありがとう。一緒に食べよう」と昼食を取る
話題は特にないが、とりとめない話をしていると1時間たっていた。
「そろそろだね。また今度ね」と母は帰っていった。
時々、末っ子の姫の世話に疲れてると家に遊びに来る。
末っ子と私は双子だが、容姿・性格ともに真逆。
美人で有力者の妻に望まれている姫。
平凡な自分。昔は無い物ねだりや嫉妬?等していたが疲れたため止めた。
距離を置き。母や姉たちの愚痴に付き合いながら、拾った石や畑仕事で生計をたてていた方が性に合う。
たまに姫関係で面倒事になるが、それこそ後見人の久遠さんの出番なので、根回し・相談して回避することとしている。
午後からの畑仕事をするために外に行くと知らない人が訪ねてきた。
一見旅人だが、動きが洗練されていると言うか綺麗。つまりは有力者。
面倒臭いことに巻き込まれる前に回避するのが大切。
「すみません。飛翔さんのお宅ですか?」
「違います」と書き畑へ。
飛翔とは、石を出すときの名前だ。本名だと面倒臭い事が多いため偽名にした。
飛翔=私ということを知っているのは、後見人・税理士・近所の専門店だけ。
しかも、後見人の所で交渉しているため家は知らないはず…
畑に行かず、後見人のところへ相談にいかなくてはいけない。家がばれている可能性がでてきた。
私が業者に頼んでいることは、大きなものは神殿経由で市場に出すこと・小さなものは出来るだけ平民に。できない場合は、装飾かけて有力者に高く売ること。
この二点だ。
これが嫌な有力者が直接買い付けなどしようとするが、拒絶。見つかりそうになり次第、雲隠れしている。
今度はどこにいこうかなと考えていると事務所についた。
「こんにちは、久遠さんいますか?」と受付に伝える
今日は筆談の気分なので、母意外とは筆談である。
「今、来客中で」と伝えてくれるため待っていると久遠さんが出てきた。
身なりの確りしているが、使用人みたいな人と一緒にいる。
久遠さんが私に気付き近寄ってくる。膝の上の筆談セットをみて、どうしました?と書いてくれる
知らない人が家に来た。何か言っていたけど断っただけど…
書いていると何やら話しているみたいだ。多分説明かな?
書いたのを見せると、自警団に巡回してもらいましょう。春のお見合い時期なので、有力者が動き出したんでしょう。
あぁ、なんとかって言う石を屋さん探してるんだ。迷惑だ
そういわずに。明日これますか?税理士が来ます。
解った。明日10時位に来る。領収書持ってくれば良いんだよね?
そうです。あと商業協会から去年、収穫祭でだした石鹸。商品化の誘いが来てるよ。
面倒臭い!!でも、条件しだいで良いよ。
じゃあ、その詰めも明日。
じゃ自警団の方。お願いします。と書いておじぎして帰る。
後ろでやにやら話しているも聞こえないから知らないし知りたくない。
畑にて肥料を入れて種まきの順番。
今年は始めに人参とかの根菜。次に葉野菜。最後に越冬用の野菜達を作る予定。植える野菜は定番化しているけど、植える場所を変えてたり肥料を入れたりしている。
野菜は頑張れば沢山出来るから好き~とやっていると何やら危険な雰囲気がするために帰ることにした。




