用語解説
用語解説
・八音……特に儒教音楽で使われる八種類の楽器を表す語。古代中国では、楽器は金、石、糸、竹、匏、土、革、木(きん、せき、し、ちく、ほう、ど、かく、ぼく)の八種類の素材からつくられると考えられ、区分されていた。楽器の総称を表す「金石糸竹」という四字熟語はこれに由来する。
・磬……中国古代の体鳴楽器で、ヘの字形をした石製の板を吊りさげて、撥で叩いて音を出す。八音のひとつである「石」にあたる。
・瑟……大形の琴のような弦楽器。八音のひとつである「糸」にあたる。
・簫……竹製の縦笛。八音のひとつである「竹」にあたる。
・匏……瓢を主要部分とする楽器の一種。笙の類。
八音のひとつである「匏」にあたる。
・塤……土を焼いて作った陶製の楽器。八音のひとつである「土」にあたる。
・器……この物語における「器」は楽器を指す。
・酒肆……居酒屋。
・京師……都。
・雅楽郎……雅楽を司る官職。
・荊州牧……古代中国の地方官の役職名で、州の長官。
・神祇……神々。
・太楽……太楽令を長とする祭祀・儀式で音楽を演奏する官庁。
・軍謀祭酒……記録や文書を扱う官職。
・宮、商、角、徴、羽……音の高低によって並べると、五音音階ができる。西洋音楽の階名で、宮をドとすると、商はレ、角はミ、徴はソ、羽はラに相当する。
・文の舞……当時、儀礼用の舞は文舞・武舞に分かれていた。
・散郎……固定された省庁のない官職。
・胡楽……古代中国の北方民族の「胡」の国で行われていた音楽。酒宴などで演奏された俗楽。
・燕楽……宮廷で酒宴の席で演奏された音楽。
・胡人……古代中国において、異民族や外国人全般を指した言葉。
・社稷……「土地の神(社)」と「五穀の神(稷)」を祭る壇。
・礼記……儒教の最も基本的な経典である経書の一つ。
・周官……中国の礼に関する3種の古典、周礼、儀礼、礼記の総称。
・燕……燕楽。
・冊立……勅命によって皇后・皇太子などを立てること。
・協律都尉……音楽に関する業務を扱った官職。
・鄭声……野卑な音楽。




