29話 妾は虫の魔王
魔王編は好き嫌いが分かれると思います。
ですが、後々の話に絡んで来ますので読んで頂きたい...
《 カタストロフィが魔王ベルゼビュートに進化します。
条件を満たしました、損失していた記憶が一部復元されます。
神名『八百万の貌を持つ者』を獲得。
種族特性により
アルティメットスキル『暴食』を獲得しました。
エクストラスキル『万能召喚』を獲得しました。
ユニークスキル『使役Lv.1』を獲得しました。
ユニークスキル『眷属招来Lv.1』を獲得しました。
称号『魔王』を獲得しました。『理に反する者』を獲得しました。『帰還者』を獲得しました。
スキルポイントを3000獲得しました。 》
「妾!復っ活!」
さてさて妾を倒したのだ、この世は平穏となったのだろ?
まあ、確認は後だな。
それにしても...
「あー恐ろしかった!!!!」
あんな世界に飛ばされるなんてね。しかも妾は意識が僅かにあるだけで何も出来ないし。
魔力も何も無く停滞した世界、あのままではいずれは滅びる未来しかない惑星、ほぼ進化を止めたアノ者達。
管理者は何をしているの?
それとも今後アノ者達が革新的な発明でもするのかな?
まあさんざん言っといてアレなんだけど、あの世界それも私の住んでた日本、サブカルチャーがヤバイね!
あの方の見たモノしか見れてないけど、それでも面白過ぎる!
コッチの世界であんなの見たこと無いわよ?
アレだけが心残り、もう一度行ってみたい気持ちもあるわね。
何だろ明らかにコッチの世界っぽい事について書いてる本もあるし...輪廻の際にキチンと記憶の消去をし切れて無い?
だとするとあの世界は...
「ダメよ、無駄な事を考えてる時間は今の妾には無いのよ。」
はあー、とりあえず落ち着きましょう。
そうそう今の妾の現状を把握しなくてはね。
「って良く見たら身体が幼女じゃないの!」
え?これ肉体年齢6歳くらいよね?
恐らく妾は最初虫だったんだろうけど虫の肉体年齢で6歳ってヤバイわよ?そんな短期間でここまでの進化したのあの方?
やばいわー。
改めて見た目を確認してみよー。
「『万能召喚』鏡!」
さて久しぶりの妾の身体、どんな感じかなー?
髪はクワガタムシの様にツヤツヤの漆黒...いや違う違う、乙女として髪をクワガタに例えるのは無い。
えーと、鴉の濡れ羽のような艶やかな漆黒、その漆黒の髪がちょっと長めのボブカット。
そして頭頂部と前髪の間らへんから触角?みたいな感じに長い髪が二房みょーんって後ろに向かって生えてるわね。
肌はアブラゼミの羽のような...もう!えーと、小麦色の滑らかな肌!
んで目の色が何ていうんだっけ?そう玉虫色ね。
......あー、なんか虫要素多くない?
全然、名前を言われない例の「あの方」は用事が終われば復活なされます。
ちなみにあの方の復活には、別に賢者の石も、針ーポタージュの血も、手下の芋虫尻尾(和訳)、の腕も要りません。勝手に復活します。




