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セカンド・ワールドの魔王  作者: 魔闇直樹
④ 活動領域拡大編その1
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4-8 まずは武具屋に

 観光をしている3人は、まず武具屋へ入り武器や防具を見ている。


「おい、ブーメランがあるぞ! テレビのコロシアム中継で、ブーメランを大量に投げてめっちゃ攻撃しまくっているのをこの前みたぞ!」


 テレビで凄い戦法に使われていたのを見ていた勝利は、それと同じ種類の武器をみて、目を輝かせている。


「ブーメランは、元々帰還のスキルがあるやつかエンチャントで付与をしておかないと、現実のやつと同じで、どこ投げても絶対戻ってくる訳じゃねぇけど、ちゃんと武器スキルがあればかなり強ぇよ!」


 魔理守がブーメランについて彼に解説する。


 武器や防具はエンチャントという、能力を覚えさせる事で、それらが本来持っているスキルにプラスして追加スキルを覚えさせることができる。


「どうしようか……買おうかなぁ……? 俺も連続ブーメラン攻撃やってみたいんだよなぁ……」


「ボス猿を3匹も倒したんだから、マネカは、結構あるだろ? その後も、ボス呼びはしてなかったけど、モンスターを37体も倒してたし、買いてぇもんは買った方がいいぞ! 同じ種類の武器なら、元の武器に別のを食わせることができるし」


 ツインテールの右を指に巻いて回しながら悩んでる彼に、欲しいものは買った方が良いと魔理守は勧める。


「そう言う時は、ポニーテールにすると良いぞ!」


 やりとりをしている彼らにニヒッと歯を見せながらポニーは、親指を上に立てる。


「「する訳ねぇだろ」」


 いつもの唐突のポニーテール勧誘に2人は真顔でしないと返す。


 ポニーが「ポニーテールこそ男の至高である! 何故わからん!!」と両手で頭を押さえながら嘆いているのをスルーして、2人は会話を続ける。


「うーん……ウィンシティで買い物もしたいから、ここでマネカを使ってもいいか悩むんだよな……」


「それなら道中でまたモンスターを倒しまくればいいんじゃねぇ? 明日は10時からだから時間もたくさんあるし、ボス呼びしても大丈夫だし」


「そっか……んじゃ買うか! ありがと魔理守!」


 勝利は、12本くらいのブーメランを両手で抱えて、レジへ行った。


「そんじゃ俺も何か買うか! おぉ、太刀あんじゃん!とりあえず2つと……後、短刀を4つも買って置くか!」


 魔理守は、太刀2つに短剣4つを買う事にした。


 会計を済ました魔理守はポニーが[そういえば、こいつ武器をそこまで物色してなかったような]と思い彼に聞いてみることにした。


「そういえば、ポニーは何か買わねぇの?」


 すると、「ハァ……」とため息を溢しポニーは語る。


「ポニーテールの如く強靭な巨大剣がなかったからな……大剣ならあるんだが……」


「あぁ、お前そういえばこの前学校で『ポニーテールを想起させる素晴らしい巨大剣がSWのショッピングテレビでやってた』って言ってたか。その時13歳じゃなかったから、買えなくて落ち込んでたっけな……」


 ポニーが現実の世界でも放送しているSWでのおすすめのアイテムや武器などを紹介し、リアルでの世界共通の金であるマナリで購入して、SWで入手できる番組を見ていたら、一目惚れしたという武器を探していたらしく、無かったようだ。


「俺は、あの巨大剣しか認めない!!」


 彼はギリッと歯を食いしばる。


「そっか、その剣見つかるといいな! ポニーのポニーテール力? なら見つかると思うぜ!」


 落ち込んでいるポニーを彼がよく言っている変な単語で魔理守は励ます。


「……フンッ! あぁ、そうだな! 俺にはポニーテールがある! 絶対見つけて見せる!! 礼を言うぞ! ありがとう! 魔理守! 俺は諦めない!!」


「あぁ、頑張れよ! ポニー! お前なら出来るぜ!」


 よく分からない事を言いながら元気になったポニーに、魔理守は片目を瞑り歯をニィッとしながら笑みを浮かべて親指を立てる。


「この店では、買うものはないが、魔道具屋には、買いたいものがある。勝利の会計が終わり次第行きたいんだが……」


「おっけ! じゃあ勝利が戻り次第行こうか! ってか、勝利遅くね!?」


 次の予定を立て、なかなか戻ってこない勝利を待つ事にした2人だった。

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