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セカンド・ワールドの魔王  作者: 魔闇直樹
④ 活動領域拡大編その1
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4-7 第1目的地ワイ村へ到着

「よぉし! ワイ村到着!」


 現時刻、18時52分。魔理守達のパーティは、1つ目の目的地である、ワイ村へと到着した。


「じゃあ、私は夕飯食べる為にリアルへ戻るね! バイバイみんな」


 あおりんは、そう言うとワイ村の宿屋の中へと入っていった。


 始まりの村の場合は、その場で現実に戻るとSWでの肉体を消えるようになっている為、安全にリアルへと帰還できるが、それ以外の場所だと、こちらに肉体が残ったままになる為、街や村の場合は、眠っている体に、悪いプレイヤーが何をするかわからない為、宿屋に泊まるのが常識である。


 SWには、RWの一定の年齢以上の人間全て入らなくてはいけない為、現実同様、善良な人のみならず悪い人間も存在する。


 SWは、もう1つの現実としての世界の為、RWで可能な事は、全て可能である。


「じゃあ、私もご飯食べたりお風呂入ったりしなきゃだからリアルの方に戻るね。じゃあねみんな」


 美樹も、宿屋へと入っていった。


「それじゃあ、俺たちはどうする?」


 魔理守は、残った2人に問う。


「俺は、魔理守んちみたいに、親がセカンド・ワールドに寛容だし、父ちゃん母ちゃんに魔理守とSWで冒険するって言ったら、夕飯食うのは、好きな時で良いって言ってたぞ!」


 勝利は、片目を閉じ右手でピースをする!


「グハハッ!! 俺もいつまでも問題ない! 父上も母上もお前達と過ごすのなら、食事や風呂もいつでも良いと言っていたからな!」


 ポニーは、相変わらずの悪人面で腕を組み、頷いた。


 彼らは、まだこちらに居られるようだ。


 勝利とポニーの両親は、色々あり真理守にとても好意的な為、彼に関する事での頼み事なら、可能な限り全てにおいて了承してくれている。


「草原から、ここにくる最中にウィンシティへ行くのは、明日の朝10時からってなっちまったからな……勝手に俺たちだけで行く訳にはいかねぇし……そんじゃ、村を観光しようぜ!」


 魔理守は、3人でこの村を見て周ることを彼らに提案する。


 優しい草原からワイ村へと向かっていた7分間の会話で、最終目的地への冒険は、明日の午前10時からということになった。


 ウィンシティへ向かう支度として、この村で色々アイテムなどを買って置く事を考えた時、夜ふかししてアイテムを買った時、明日寝坊した場合や、今夜は早く寝て、朝早くに準備するとした場合に、10時ならどちらを選んでも都合が良いと決まったのだ。


「俺は良いぜ! ポニーもいいよな?」


「あぁ、構わない」


 2人の了承を取ったので、魔理守達はワイ村を見て回る事にした。

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