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巫女萌え

「境内の掃除終わりました〜」

「おー、お疲れ様。結構早かったって事は今日はサボらなかったみたいね」

「う〜、私だってちゃんと仕事をしてる時があるよ」

「普通なら毎日ちゃんと仕事をする物だ」

「あははっ」

 笑って誤魔化した後、優衣は美羽が今仕事をしている机の横、一応自分の机に腰をかけた。

「そういえば、大輝さんは?」

「あ〜、なんか今日新しい人が来るからって迎えに行ってる」

「バイトの人?」

「いや、ちゃんと巫女の資格を持ってる人みたいだよ」

「へぇ〜、珍しいね。今時巫女の資格を持ってるなんて」

「それは巫女のあんたが言う言葉か」

「それにしても、なんで巫女になんてなったんだろうねその人?」

「それも巫女のあんたが言う言葉か。それにあんたはどうなのよ、どうして巫女になってるわけ」

「私? 私は元々ここでバイト巫女をしてて、なんか就職活動するのも面倒なって思ってたら、いつの間にか正式な巫女になってた」

「まあ、確かに巫女には正式な資格は要らないけど、あんたの場合ここに居たほうが楽できると思ったからじゃないか」

「だよね〜。神社ってそんなに人が来ないし普段の日は結構暇だし、接客業としては最高だよ」

「いや、少しは否定しろよ」

「でも事実じゃん」

「その前に巫女として、いや、人間として否定しろ」

「う〜、そういう美羽はどうして巫女やってんのよ」

「私はちゃんと神道系の大学を出てから、この神社に赴任してきたのよ」

「美羽、大学出てるの! その前に神道系の大学って何?」

「あんたな、一応神社で働く巫女としてそれぐらい知っておけよ」

 それから美羽は大学のことや、神道のことを事細かく優衣に説明してやった。それこそ優衣が「もういいよ〜」というぐらいに。



 それから数十分後。

「ただいま」

「あっ、大輝さんおかえりなさい」

「おかえり〜」

 大輝が帰ってきた。大輝は二人の社務所の掲示板の前に呼ぶと、外で待っているのか、一度外に出て中に入るように促した。

「こんにちわー!」

 そして中に入ってきた新しい巫女さんは元気が良すぎるほどの挨拶をした後、二人の前に立つ。

七海皆穫ななみみなえ君だ。今日からこの神社で二人と同様に住み込みで働いてもらうことになった」

 大輝は簡単に皆穫を紹介すると皆穫は前に出て大きく頭を一回下げた。

「そんなワケでお二方ともよろしくお願いします」

「私は染野美羽そめのみうこちらこそよろしくね」

浅井優衣あさいゆいそんなわけでヨロー」

「あんたね、ちゃんと自己紹介しなさいよ」

「そういえば皆穫はどうして巫女になったの」

 無視かよ、しかも直球だよ、そしてもう呼び捨てかよ。突っ込みどころ満載で私には突っ込みきれん。

「私、ずっと憧れてたんですよ。巫女さんに」

「へぇ〜、珍しいね、巫女に憧れるなんて」

「一応あんたもその巫女だぞ。っで、憧れの巫女になった感想は?」

「はい、やっと念願の巫女のコスプレができて感激です」

「コスプレいうな! というか憧れてたってそっちかい」

「はい、メイドとどちらにしようかなと思ったんですけど、巫女のほうがコスプレしながら働ける先が多かったんで巫女になったんですよ」

「あんたは巫女服が着たくて巫女になったんかい」

「はい、だってコスプレしながら働けるなんて最高じゃないですか。まさに一石二鳥」

「だよね、こんな楽な仕事って他に無いから最高だよね」

「はい、そうですよ」

「うんうん、そうだよ」

 何だろう、この二人、何故か同じようなにおいがするんだけど。

「そうだ。優衣さん、ちょっとお願いがあるんですけど」

「んっ、なに、何でも言ってごらん」

 さっそく先輩ぶってるよ、こいつは。

「後で私の写真をとって欲しいんですよ」

「写真? なんで」

「はい、写真集にして今度のコミケで売るんですよ」

「コミケって、あんたオタクかい!」

「はい、そうですよ。私はコスプレオタクですよ」

 ……いや、もう、なんと突っ込んでいいやら。

「了解、そういうことなら協力するよ」

「やってもいいけど、仕事が終わってからにしろよ」

「う〜、分かってるよ。それで、どこまで脱ぐの」

「いきなりそっちかい!」

「やっぱり和服は半脱ぎが一番です」

「あんたもやる気かい!」

「ちっちっちっ、美羽は分かってないな」

「何がよ」

「男は狼、狼だよ。だから少しでもエロを入れれば売れること間違いなし!」

「いや、そうかもしれないけど。その発言は女としてどうかと」

「美羽さん、頭が古いですよ。今では女もそれぐらいやらないといけないんです」

「というか、あんたらのような奴が日本をダメにしていくんじゃないか」

「いいや違う。これは退化ではない、進化なのだよ美羽」

「そうです。優衣さんの言うとおりです」

『あ〜はっはっは』

 声を揃えて笑う二人を見て美羽は頭を抱えて溜息を付く。

 えっと、つまり、私の頭痛の種が増えたってこと…。

 ……合掌。

 するな!




 そんなワケでみこみこ第二話でした。

 まあ通じてる人はこの作品のモデルを分かってるかもしれないけど、あくまでも参考にしているだけで盗作ではないですよ。なのであまり深く考えずにみこみこをお楽しみください。

 そんなワケでここまで読んでくださりありがとうございました、そしてこれからもヨロー。

 以上、ついにネタがきれた(二話でかい)葵夢幻でした。

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