4話
「まぁ、モンスターとか出して収拾がつかなくなるようなことだけはやめてね」
と、叶野が言ったところで大体小説の方向性会議は終了した。
「結局明日は何をしたらいいんだ・・・」
「明日になればわかるでしょ」
「だといいんだけどなぁ」
叶野が提案するエンディングはどれも私には迎えられそうに無いため、ここで考えていても仕方が無いだろう。そう思い私はベッドに・・・
「ほらほら、二人用だから狭くないよ」
叶野が既に二人用ベッドに横たわり布団をぱたぱたさせていた。こんなベタな展開…私は望んでいない、断じて
なので私はポケットから紙を取り出して【ベッド】と書いた。
「えー、その選択肢は好感度下がるよー」
叶野がぶつぶつ言っているが気にしない。店主よ、どうして個人ベッドふたつの部屋ではないのだ。あぁ、いや、部屋取りは叶野に任せたからそういうことなのかなぁ
「じゃあまた明日」
「また明日ー」
叶野におやすみの代わりにまた明日と声をかけて寝る。これは小説の世界に入ってしまう前の時からの癖だ。私が寝ている間の叶野の行動は全く書けないから、明日戻ってきて書こうって自分に言い聞かせるようにそう書いてから寝るようにしていた。でも、こうなってみると私が寝ている間も叶野は何か行動をできるのだろうか、私が叶野の行動を1から書き表さずとも叶野は自分で行動しているように見える。
すると、本当にこの小説の作者は私なのか?これは夢なんじゃないだろうか。いや、そうだ、小説を終わらせるには夢落ちとか打ち切りでも構わないはずじゃないか。明日起きたらきっと現実だ、この小説の作者は私なのだからそうなるに違いない…
****************************
朝になり目を開ける、するとそこは、宿屋の部屋ではなく自分の部屋だった。
「そうだ、全部夢だったんだ…」
私は思わず呟いた。なんだか長い夜だったような気がする。まぁ、それでも小説での行動時間と寝ている時間は大体一致していた。
「あぁ、忘れてた」
いつもどおりに小説を開いて文字を書き込む
(叶野、おはよう)
「おはよう、作者さん。」
(叶野はこれからも私の話し相手になってくれるよな?)
「もちろんよ、作者さんが書いてくれる限りはあなたの話し相手よ」
今回も私の小説は終わらない
なんか知らんが勝手に終わりやがりました、私のせいじゃないんです、キャラが勝手に動いたんです本当です。
小説書こう→ぐだる→小説終わらない
そういう小説でした。
そしてこれが私の初の終わる小説です。
もっと引き伸ばしてもよかったのですけどぐだぐだ感溢れていたのでここで終了です。あぁ、なんか悲しいな
ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます!感想は必ず返しますので是非感想を…、書くこと無ければ誤字訂正などでもいいので是非是非…




