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絵師兼配信者だが、いつの間にか身バレ=死になってた。  作者: 偽師
再生リストその2 デビューした
47/63

配信44枠目 痛い大人になってみた。


 ご無沙汰しております。この度、私は風邪を引きませんでした。なんでやねん。患えや風邪。あそこまでびしょ濡れになっておきながら、バキバキの健康体かよ。ちな、他意は無い。


「風邪を引かない=俺の身体は強い…!?」


「…噂程度に聞いた事だけど、この世には風邪を引かない人が居て、その人にはとある共通点が有るらしい」


「馬鹿にしてるよね?文字通り」


 実際、馬鹿は風邪引かないなんて嘘っぱちだからな。普通に風邪引く馬鹿は居る。まぁ、夏限定らしいけど。やっぱ馬鹿って事か…


 でも、考えても見て欲しいな。7月って夏ですよね?つまり風邪引いていないのは、俺が馬鹿じゃないっていう証明。成程なぁ…コレは勉強になる。


「嫌だなぁ…そんな馬鹿にする訳がないでしょ?それに、風邪引かないのは、馬鹿な人じゃなくてポジティブな人だよ。病は気から。ポジティブな人はストレスを感じ難い分、他の人よりも免疫機能が高いからね」


「知識で言い負かすのはダメだと思うの」


 科学的根拠で殴るのやめてくれ。普通に勝てる気がしないから。いや、マジで。別に勝ちにこだわってる訳じゃないけどね。でも、負けるのってアレじゃん?アレだよアレ。例のアレ。


「……はぁ…疲れた」


「えっ、何故」


「ん。人付き合い?」


 もしかして、俺に言ってる?めちゃくちゃウザがられてて草。弟に嫌われるとか草枯れるわ。笑えねぇよ。ブラコンにとって弟は必須アミノ酸みたいな物だからな?摂らなきゃ死ぬが?


「……急に落ち込んでどうしたの?」


「綺麗な薔薇にも棘はあるって本当だなぁって…ははっ…」


「…何かしらの勘違いが有るのはよく分かった」


 だと良いけどね…多分、そんな勘違いはソレこそ勘違いだと思うんだなぁ。はは。なんか面白い事言った気分………アレ?今、めっちゃ変な事言ったな俺。なんか疲れてないか?


「熱測ってくる」


「急にどうかした?もしかして風邪を疑ってる?」


「ソレは測ってから決める」


 そうして、体温計を取り出した訳だが、この体温計を脇に挟む時の、あの冷たい感触が好きなんだよね。まぁ、基本的に冬限定だから今回は分からなかったんだけども。


「測る時、脇に強く押し付けたら熱が上がると思って、脇が痛くなるくらい押し付けてた中学時代」


「上がっても0.1℃でしょ…」


「よく分かってるね。因みに、計測中に咳したら一回につき、0.1℃上がると思ってた」


「子供かな?」


「子供の頃の話してるんだけど?」


 ピピピ。この控えめな音が好き。ブザーとか警報音とか嫌いだから助かる。っと、身の丈話はこの辺りで。結果を見よう。俺が変な思考に走っているのは熱があるからなんだ。


「ん〜」


「何度?」


「何度に見える?」


「……39.2℃?」


「だよね〜。はぁ……寝るかぁ…」


———

——


 体調が悪い筈なのに、何故かとても眠れる体調では無いし、全然倦怠感とかが無いのだが?これでは、折角風邪を引けたというのに、弟からの看病イベントが発生しないじゃないか。


 どうにか、体調を悪く出来ないだろうか。どうにか、弟からの看病イベントを発生させられないだろうか。とりあえず、パソコン弄りながら考えるか。考えろ。考えろ…


 外が雨…濡れたから熱が出た…濡れると風邪を引く………せや!


『ちょっと外で水遊びしてくる!』


 って、言ったら間違い無く笑顔で刺されるな。やめとこ。さて、どうしたものか…とりあえず、エアコンの温度10度くらい下げとくか。後、扇風機も回しておこう。


「うわ…この部屋寒」


「マジで?10度上げた」


「上げ過ぎじゃない?」


 まさか、体調が悪く無くても看病イベントが発生するとはな…俺ちゃんよぉ…ハッキリ言っちゃって想定外だぜ…?盛り上がちゃって来ましたねぇ!夜は焼肉っしょ!アッハッハッハッハ!!!


「なんか元気そうだね。風邪引かせた手前、看病くらいはしようと思ったけど、その体調ならお節介かな」


「な訳〜僕ちゃん嬉しくて泣いちゃいそうだぜ〜」


「訂正。思ったよりは体調悪そうだね。主に頭」


 なんか酷くね。何故そんな事を言われなければならんのか。コレが分からない。ついでに、人生の目標も分からない。もしかしてゴールが存在しない人生ゲームか?コレ。


「うっ…この感覚。二徹した時以来のアレだ」


「…どれ?」


「深淵がこちらを覗く時、こちらもまた深淵を覗いているのだ的なアレ」


「多分、逆じゃないかな」


「そして、そんなアレに意識がブラックホールしてる感じのアレ」


 そうそう。こんな感じで視野狭窄が起きて、手持ちのポ○モンが全滅して目の前が真っ暗にって言う…嗚呼、意識が飛んで行く。えっ、何処に!?飛んで行かれると困るんだが?とりあえず、ベッドには移動しておくか。


「ん?やっぱ何とかなりそう」


「…病院行く?」


「馬鹿にしてる?」


「してない」


「あっ、そう?そっか〜」


———

——


「…ん……ッ!?」


 今起きました。記憶が変な所で途切れてます。こう言う時、どんな顔したら良いか分からないの。とりあえず、笑っておくか。バリバリ苦笑いだけどな。


「起きた?」


「寝る気は無かった。起きていたかった。過去に行く方法を考え中」


「とりあえず、もう一回寝とく?」


 何故、笑顔で袖を捲った?もしかして俺が寝てたのは実力行使の結果か?俺は物理的要因で眠ってしまったのか?いやいや、考え過ぎだな。所詮は可能性の一端に過ぎないだろう。


「なんかさっきまで寝てたから全く眠くない」


 ついでに体調も全然悪くない。いや、眠る前までも全然悪くは無かったんだけどね。コレは本当に風邪なのか…?熱が出るだけの病気ってあったりしない?俺が知らないだけで。


「とは言われても、おでこ失礼。ホラ、熱はあるし」


 弟の手が異様に冷たいのだが、それが案外気持ちが良い。それにしても、コレは弟の手が冷た過ぎるのか、俺の額が熱過ぎるのか、さて、どっちでしょうか。うん。まぁ、間違いなく俺の額が熱過ぎるだけですね終わり。


「寝れば熱って下がるんだ?」


「えー…まぁ……寝てた方が苦しくないし…」


「別に今も苦しくは無いんだけど」


 寧ろ、看病イベに心躍らせてる。いつもより5割り増し健康体だわ。今なら50メートル9秒台出せる気がする。小学生ならモテモテだな。え?ソレは低学年?高学年は7秒台?ごめん。ちょっと何言ってるか分かんない。


「そう言えば、僕が入って来た時パソコンで何してたの?」


「えー。何と無く弄ってただけだよ。意味はないし、何もしてないと思う」


 嘘です。なんか変な気分になって、熱帯雨林でめちゃくちゃ買い物しちゃいました。まさか、今のキャッシュカードが、デビットカードとしても使えるタイプだったとはね。普通にV○SAのマークが着いてて草生えた。クレカなんて使う必要無かったんや。


「スマホが壊れたから色々と大変で。とりあえず、テキトーに呟いて、知り合いにも連絡は入れたから問題無いとは思うけど」


「いつ買うの?」


「今でしょ。って言いたいのは山々だけど、コレが治り次第?」


「1週間後ね…」


「インフルか」


 風邪にしては長引き過ぎだろ。何でそうなるんだよ。風邪なら3日で治るだろ。よっぽど悪化しない限りはだが。おっと、今のはフラグか?おぢさん、風邪悪化フラグ建てちゃったカナ!?


「あっ、そう言えば七夕の夜は晴れるらしいよ」


「え?唐突にどうした?」


「いや、何と無く?昔よく見てた記憶があるから」


 え〜?どうだったかなぁ…確かに子供の頃は、毎年の様に天の川を見に行ってた記憶は有るが、アレは弟とだったかなぁ?普通にぼっちで市民公園に行って見た記憶なのだが。


「…別に、明日の未来が見える訳じゃ無いけど、晴れるは少し無茶では?」


 窓の外を見ろ。雨だぞ。ハッキリ言って無理だろ。別に対して強くは無いけど雨だぞ。ソレこそ何日か連続の。止む気配ゼロ。大人しく家でねんねしなって感じの雨だ。


「明日になってみないと分かんないでしょ?」


 そりゃそうだが…


———

——


「ほら見ろ。雨だぞ」


「雨だね」


 昨日よりかは雨足強め。まだ夕方ではあるが、夜までに止むとは思えない強さではある。私も専門家では無いので、ハッキリとした事は言えないんですけどねぇ…コレは夜も雨だろ。


 ピンポーン。


 おっと、本日何回目だ?昨日、わざわざお高めの速達にした甲斐があったな。え?は?何してんの俺。やっぱ熱あるだろ。無意味な浪費はやめてくれ。


「次は何が来たのさ…」


「色々買ったから覚えてない」


 でも、特段高価な物ではない筈だぞ。何せ、俺はクレカ天井に懲りて、買い物には慎重になっているからな。今のところ届いているのはどれも100均で買えるものだし。


「コレ何?衣料品って書いてるけど…コート?」


「嗚呼、コレねコレ。日焼け防止、サムホール、フード付きロングカーディガン。カラーブラック。お値段以上の3千円ポッキリ」


 因みに、チャックも付いており、上まで上げると目元まで来ると言う親切設計。日焼け対策も身バレ対策もコレだけでバッチリな優れ物だ。


「……着てみてよ」


「あっ?気になったね。気になったでしょ?」


 刮目せよ。コレが最強の日焼け対策だ。


「不審者」


「デスヨネ〜」


 鏡見なくても分かる。チャックが目元越えてフードに接触しちゃってるもん。膝下まで丈がある所為で、肌と言う肌が見えない。全くもって不審者感。夜道で遭遇したら躊躇無く叫ぶレベル。


「でもホラ。チャック開けてたら不審者感は無いでしょ?ついでにフードも脱げば完璧。しかも、通気性抜群素材で夏でも着れると言う、隙なし、敵なし、日焼けなしの最強パーフェクトスーパー服だぞ」


「…まぁ、確かに」


「因みに、フードに付いてる穴からポニテを出せる超絶親切設計。髪の毛が長いと満足にフードを被れないと言う難点もカバー。負ける気がしない」


「でも、不審者…」


 ソレは言わないお約束だろ。見た目が不審者の時点で負けてるのは百も承知の上だが、ソレさえ無ければ最強も最強のハイパームテキなんだぞ。例の光るそ○マンも見た目がアレなだけで性能は最強だろ?


「ん」


「どした?」


「いや、通知が」


 何故、ポケットの中、それも消音モードで気付くのか。その小さ過ぎるバイブレーションでよく気付けるな。お兄ちゃんは怖いよ。あまりに敏感が過ぎると思うぞ弟よ。


「へー。なんか楽しそう」


「何が?」


「性格診断ゲームみたいな奴。部長さんから送られて来た」


 確かに楽しそうだな。とても、部員が病み続行中とは思えない。そんな能天気で大丈夫なのか?いや、まぁ、間違い無く大丈夫ないと思うが。え?大丈夫ないって何?


「どうせだから、やってみようか?1番目。貴方はとても内気な人間です。そして、貴方には夢や目標有ります。どうやって達成しますか」


 ソレどんな問題や。え?性格診断ゲームなのに性格は固定なんですか?まぁ、そう言うのもアリっちゃアリなのか。最近の性格診断ってよく分からんな。小学校の図書室の奴とかは、めちゃくちゃ分かりやすかったのに。


「えーっと、気を伺う?」


「要は行動に移さないと。じゃあ、3番ね」


 まさかのフローチャート系。結構時間掛かるタイプのアレじゃん。でも、こう言うのって案外楽しいよね。出来る限り考えて答えを出すけど、案外直感でやった方が正確だったりする奴。


「貴方の夢や目標は悠長な事では達成出来ません。そんな時、貴方が取る行動は?」


「強硬手段?」


 ソレが1番早いでしょ。ん、アレ?あっ、もしかして最初の「貴方は内気な人間です」が続いてたりする?曖昧なタイプの問題はやめちくり〜考え過ぎて頭痛くなっちゃうよ。


「なりふり構わない…10番ね。強硬手段に出ようと思ったが、何かしらの犯罪に成りかねない。そんな時貴方はどうする?」


「別の道を探す?犯罪はちょっと…」


 え?犯罪犯さない時点で、全然、強硬手段じゃないだろって?ははーん。さては君、マジレスマンだな?かかってこい。3分間もあれば、君を返り血塗れに出来るがどうする?


 まぁ、それはそれとして、コレ。思った以上にちゃんとした性格診断の様だ。俺の性格の何を診断するんだろうな。貴方の秘めた性格とか?コレはかなり結果が楽しみになってくる奴。


「OK。27番。しかし夢や目標が諦め切れない。そんな貴方はどんな行動に出た?」


 うへぇ、面倒臭いタイプの問題来たな。直感で答えるべきか、考えて結論を出すべきか。いや?でも、前提条件は内気な人間だったよな?うーん?


「そうだなぁ…どうしようもないのでー……やっぱ質問良い?」


「答えられるかは分からないけど良いよ」


「その、諦め切れない夢や目標って言うのはどれくらいの物?無理なら自害レベル?それとも、犯罪を犯すレベル?」


「それは回答者次第じゃない?」


 うーん。まぁ、それはそうだよなぁ…その夢をどれくらいのレベルに決めるのかも、性格診断における、診断に必要な要素って事だろうし…そこは俺が決めなきゃいけないところなのかね。


 結局、最初の内気な人間設定は生きているのだろうか。それによっても答えが変わって来そうなのだが、コレも多分、回答者次第って返されてお終いなんだろうな…


「じゃあ、仕方ないので犯罪を犯す、が」


「が?」


「あまり人に迷惑が掛からない上で、夢や目標を達成出来る犯罪に留める」


 回答者次第なのであれば、俺は内気な人設定を維持する事にしよう。どうも変に凝ってるタイプの性格診断だろうから、コレも何かしらの意味が有ると推測。


「そ、れ、は…うん。選択肢に無いから困るね。そもそも、人に迷惑が掛からない犯罪って何?」


「あまりって言ってるでしょ」


「あまり…ね。例えば?」


 えー。何か話が脱線して行ってないか?いつになったら診断が終わるんだよ。って言うか、こんな変な体調の時に診断したって、正確な答え出ないだろ。今気付いたわ。コレ無意味だ。


「暴行?」


「……何故?」


「例えば、軽く見られる『万引き』って、どんなに少なくとも店全体と、その商品の生産者に迷惑が掛かる訳よ」


 いや、生産者が迷惑が掛かるはちょっと無茶か?まぁ、少しくらい誇張した方が伝わり易いだろ。知らんけど。


「でも『暴行』って言うのは、まぁ、それは程度にもよるけどね?最小は被害者のたった1人でしょ。『暴行』と『万引き』の犯罪の重さは違っても、迷惑が掛かる量に少し差が出る訳よ。だから『暴行』?いや、何の話よコレ」


 覚えてるのは、人に迷惑が掛かる量が少ない犯罪の話。多分、暴行が1番少ない。まぁ、俺が思い付く限りの話でしか無いけども。多分、軽犯罪の部類まで探せば、殆どに迷惑が掛からない犯罪もある筈。道路での立ちションとか。


「…成程ね。でもソレって理論値の話でしょ?」


「…そりゃそうだろ。被害者の家族に迷惑を掛ける場合もあるし、暴行により被害者が何かしらのイベントとかに出られないとか起きる可能性もある訳だし」


「……じゃあ、万引きとかの方が、案外迷惑は掛からないんじゃない?」


「多分ね。でも、案外、理論値ってのは起こせるものよ?例えば、不良の学生を被害者に選ぶとか。そうすれば、そこら辺の人に暴行するよりかは、相手側の家族に迷惑が掛かる可能性が大いに減るでしょ。何かとんでもないクズ発言をした様な気はするけど」


 いや、だから何の話をしているんだ俺。少しどころか、とんでもなく無意味にも程がある。夢や目標を達成する上で、暴行しなきゃいけないってそれ一体何なんだよ。それは流石に諦めるべき夢じゃないか?


「…成程……」


「なんか気になる事でも?」


 さっきからどうも歯切りが悪い。なんだか、色々と考えながら話している感じがする。正直、先程までの話にそう深く考える様な事は無かったと思うんだが…


「……喧嘩を…嗚呼。話は変わるんだけど」


「うん」


「喧嘩をする人ってどんな人だと思う?」


「えっとー?それはどう言う喧嘩?友達同士の口論的な?」


「いや、殴り合いとかの喧嘩」


 ふーむ?どう言う意図の質問か全く分からないが、余程気になるようだな。それに、俺の意見で何が変わると言うのか。


 それに、とある知り合いが喧嘩ばっかりで、それに巻き込まれたりとかしてた身としては、日常茶飯事と言うか…何と言うべきか…


「まぁ?正直言って、馬鹿っぽいし、野蛮だし、無駄だとは思うけど、俺の知り合いにとっては『漢を極めるモノ』らしいよ。さて、どうだか」


 なんて、知り合いだの何だの、色々と濁しに濁したが、コレは脳筋プロテインの話だ。ああ見えて、と言うか、見た目通りか?


 まぁ、兎に角、アイツは高校時代は喧嘩ばっかりだからな。普通、成績悪いくらいではあの高校で留年は出来ません。


「それは……()()()()と言う事で良いのかな?」


「一般的にはそうなんじゃない?殴り合いの喧嘩なんて、男くらいしかしたがらないでしょ」


 あっ、これネットで言ったら燃えそう(確信)いやー、最近は性別云々が面倒だからなぁ。少しでもジェンダーバイアス的な事呟くと直ぐ足元が燃えちゃう。SNSって怖いね。


「…この辺りの不良の溜まり場って何処?」


「え?」


 そんな事聞いて何になるんですか?え?もしかして今から喧嘩に乗り込もうとしてる?怖い怖い。お兄ちゃん泣いちゃいそう。喧嘩とかもう数年やってないよ?いや、流石に喧嘩目的では無いと思うけどさ。


「いいから早く」


 待て待て睨むな睨むな。怖い怖い。眼力が小動物をストレスで殺すレベル。え?俺また何かやっちゃいました?とかふざけてる場合じゃ無い。マジで怖いよ。ちびっちゃうよ?貴方のお兄ちゃんちびっちゃうけど良いのかな!?


「えーとえーっと、徒歩30分圏内には俺の母校が有ります。その周りの廃墟とかには一定数屯っているかと…」


 少なくとも、数年前時点では居た。此処に引っ越してからは、関係を完全に断ち切りたくて一度も行ってないが、まぁ、今も居るだろう。別に居なくなっても構わないけども。寧ろ、居ない方が治安的に…ね?


「…ちょっと出掛けてくる」


 えー………嗚呼、成程。そう言う事ね。


———

——


 玄関にて靴を履く弟。その肩を手で掴む。普段ならサラリと避けられてしまうが、今回だけは肩を掴む事に成功した。俺だけでなく、弟すらも驚いた様にして、こちらを振り向く。


「一応聞くね。何処へ?」


「急いでる」


 帰ってくるのは鋭く冷たい視線。どうしてもたじろいでしまいそうな視線がもう恐ろしい。どうにも、手が付けられなさそうだ。まぁ、今し方俺は肩に手を付けてる訳だが。


「奇遇だね。俺も急いでる」


 と、こんな事言っておきながら、冷ややかな眼光にとんでもなくビビり散らかしてる俺ing。その言葉に諦めが来てしまったのか、弟は目を晒して溜め息を1つと零す。


「風邪引いても知らない」


「残念。既に引いてる」


 まぁ、この上なく悪化はするかも知れないけど笑。因みに、着替える時間は無かったので、ハイパームテキ服続行中です。不審者?チャック上げなければいい話でしょう。はい。


「じゃあ、1番不良が居そうな場所に案内して」


 この歳になってカチコミとかマジかよぉ…嫌だぁ…歳食ってる痛いだけの大人にだけはなりたくねぇなぁ…いや、今でも十分痛いのは自覚してますよ。これ以上痛くなりたく無いだけでね…


「はいはい。仰せのままに…」



 最近、投稿ペースがめちゃくちゃ悪いなと思い、流石に危機感感じてるので、投稿ペースを上げようとした訳ですが…まぁ、はい。この様です。


 流石にこれ以上は不味いと思っていますが、投稿ペースが更に下がる可能性も有ります。なので、暫く投稿が止まったとしても、気長にお待ち頂けると幸いです。


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