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竿斬りの舞  作者: 凪子
第二夜
22/146

22.

川村は恐怖と混乱に呆然としながら、うわ言のように呟いた。


「警察だ。警察に通報」


けれども、何で訴えるというのだろう。


不法侵入?痴女?猥褻物陳列罪?


ともかく竿を下着の中にしまおうとして、違和感に気づいた。


ない。


竿が、己の竿が、すっぽりと消失している。


何ともいえず気味の悪い感覚と空虚くうきょな見た目と奇妙な風通しのよさに、一瞬で血の気が引いた。


川村はトイレの床にしゃがみこみ、あちこちを探し回った。


扉の裏、便器の奥、自分のポケットの中さえも。


だが、竿は股間から消えたまま、どこにも見当たらなかった。


川村は青ざめた顔で乾いた笑いをもらし、そして、


「うわあああああああああああああああああああああ!!!!」





発狂した。


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