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10月27日 『無駄な時間』
何もしたくない。何も。
うそ。本当は、やりたいこと、いっぱいある。いっぱいあるのに上手くいかなくて、全部投げやりになっているだけ。
ほんとはね、もっともっと沢山生きたいの。この小さな星では、たった数十年しか生きられなくて、そのわずかな時間を、かけがえのない時間を。
いままで何かに焦っていて、早くしないと時間がなくなると思っていたんだけど。気がつくと毎日無駄な時間だったなって思って。でもね、でもね、私気がついたの。無駄なことなんて一つもないよ。だってただ家で蹲るだけだったあなたも、息をしていたのだから。その間、その心臓は動いていたのだから。生きていたのだから。
ちゃんと味わったその苦い思い出を、無駄なんて言わないで。




