表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
僕の絵本日記  作者: 高冨さご
10月

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

67/194

10月27日 『無駄な時間』

 何もしたくない。何も。


 うそ。本当は、やりたいこと、いっぱいある。いっぱいあるのに上手くいかなくて、全部投げやりになっているだけ。


 ほんとはね、もっともっと沢山生きたいの。この小さな星では、たった数十年しか生きられなくて、そのわずかな時間を、かけがえのない時間を。


 いままで何かに焦っていて、早くしないと時間がなくなると思っていたんだけど。気がつくと毎日無駄な時間だったなって思って。でもね、でもね、私気がついたの。無駄なことなんて一つもないよ。だってただ家で蹲るだけだったあなたも、息をしていたのだから。その間、その心臓は動いていたのだから。生きていたのだから。


 ちゃんと味わったその苦い思い出を、無駄なんて言わないで。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ