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10月5日 『僕という人 ②』
【自分勝手な完璧主義者】
僕は全てがきっちり揃ったノートが好きだ。途中文字がずり上がっていたり、シャープペンシルの先がちびて筆圧が変わると全てをやり直したくなる。というかやり直す。極限の二度手間だと感じながらも、性懲りも無く繰り返している。
家具の位置にもこだわりがある。一ミリでもズレていたら何度も見直して丁寧に配置する。他人が動かした後はすべて元に戻す。しかし僕が使った場合、元には戻さずそこらへんに投げている。気が向いたら直す。直さないこともある。
文字の綴りが気になる。先ほどの表現は漢字だったかカタカナだったか、空白はあったか、鉤括弧だったか。全てを同じに揃えなければ僕の作品とは呼べない。また一話から見直し作業が始まる。
完璧主義であることが悪いのではない。完璧でない自分を責めることが悪いのだ。僕が生み出すものを完璧かどうかを決めるのは僕なので、他人に足りないと言われる筋合いはない。僕は僕が求める完璧を求めて完璧を創り上げているので、それがヒットしなくても僕は僕の作品を心の底から愛している。




