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僕の絵本日記  作者: 高冨さご
12月

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12月2日 『自己分析』

 僕と言う人間を、一体何人の人が正しく理解しているだろうか。誰しも自分の内なる本性を隠している。人に見せていない一面があるのは当たり前のことだが、時に僕の本当の顔を知る人間は実に一握りだと思う。さらにいうと、僕でさえ本来の自分を見失うことだってある。自分とは一体何者なのか。自分の好きなこと。嫌いなこと。得意なことも苦手なことも、手に取るように理解しているはずなのに、僕という人間が分からないと言う。これが自分なのだと受け入れられていない。そういった方が正しいだろうか。なぜそう思うのか。これが自分であると自信を持っていて良いはずなのに、なぜ自分さえも僕自身を受け入れてあげられないのか。


 僕はかつてよりこの性格によって、たくさんの傷を負ってきた。特に人間関係においては。僕は常に一人だった。人間一人では生きてはいけない。孤独が必要な時もあるが、やはり共存していく生き物のため、何かしら関係性を築いていかなければいけない。団体行動の中僕は激しい疎外感を得て、自分自身のこの性格を偽ることによって自分を守ってきた。


 いつまでそうしているんだと、自分の心の中の自分が問いかける。自分らしく生きたい。でも、誰にも理解されなかったじゃないか。その恐怖がいまだにつきまとうのだが、いい加減僕と言う存在を全世界に発信してもいい頃だと思う。


 僕はいわゆる変人と言われる類であるが、僕はそんな変人と言われることがかねてより好きであった。自分らしくいること。それは人間社会においてはみ出しものになると言うことだ。それで良い。理解してくれる人間が一人いれば。もしその一人さえいなくなったとしたら僕は潰れてしまうかもしれないが、そうはならないだろうと仮定しておく。


 変人と呼ばれたその姿が、僕の求める人生像そのなのかもしれない。

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