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薬剤師の四方山話  作者: 座久間 真眼
10/13

味見

なかなかネタを思い出せません。

 塗り薬はともかく、口から入れる以上、薬も味を考える必要があります。

 ただまあ、大抵の薬は、苦い。

 たまに塩味とかもありますが、基本、苦いとか不味いとか。


 そこで最初に登場したのが糖衣錠。

 つるっとして飲み込みやすく、糖衣錠と言うだけあって甘い。

 ただまあ、そのままキャンディー代わりに口に含んだままだと、中身が溶け出してきた時には、甘いのと苦いのとが混ざって、とても不味いです。


 甘いと言えば液状のシロップ剤。

 咳止めとか痰切りのシロップはともかく、抗生物質のシロップを薄める時に使うものを間違えると、場合によっては成分本来の味が出てきて、子供が飲むのを拒否してしまう不味い味になってしまいます。

 とあるメーカー共催の研修会会場で、そのシロップの問題ない薄め方と、不味くなる薄め方の味見をさせるコーナーが作られていたので、試しに味見。

 不味い方は、甘苦いと言うより苦甘いという感じで不味くて飲みにくかったです。


 離島の病院にいたときに先輩が精神科の粉薬を味で確認していました。

 で、1度自分でも試してみたのですが・・・。

 細粒剤・・・、最初は微妙に甘いのですが、苦みが出てきた後、口の中が麻痺してきました。

 ちなみに、普通の粉の場合は、麻痺し始めるのが早かったような記憶があります。

 アレを味見できていた先輩って、ある意味すごい。


 肝性脳症の経腸栄養剤A、ものすごく不味かったです。

 粉末を溶かして飲む代物。

 専用の味付け剤(フレーバー)もあるのですが、フレーバー1つじゃ全く足りません。

 最初の離島の病院ではフレーバーを2つずつ使うようにしていましたけど、それでもあの味は・・・。


 小児科でよく使われていたE。

 これも粉末を水で溶かす代物。

 フレーバーを入れない状態で試してみたら、最初の一口目は、まあ微妙に甘くて何とか飲み込めました。

 が、二口目三口目と進んだ所でギブアップ。

 フレーバーを入れたらどうにか飲むことが出来ました。


 2液混合型の経腸栄養剤T。

 水溶性の液と脂溶性の液を混ぜてから飲むのものの新発売のときにサンプルを味見。

 まずは水溶性の分を試しに飲むと・・・、美味しい。

 脂溶性・・・、不味い。

 混ぜると・・・、ものすごく不味くて、吐き出してしまいました。

 たぶんフレーバーもある・・・ハズ。


 液状で缶入りのEとアルミパウチのLは、どちらも美味しくて、味付けも豊富。

 ただまあ期限が短くて、使わなくなったらあっという間に期限切れ。

 その分を味見してみました。


 おまけで、点滴のボトルのソルビトール添加乳酸リンゲル液。

 も・・・、海水に砂糖を混ぜた味、と言うのが1番適切。

 血管に直接入れるからいいようなものの、あれを500ml飲めと言われたら、拒否します。


次のネタを思い出せれば。

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