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二 月の目



 あの電話は最終的に、昼ご飯を奢ることで貸し借りは成立したようだった。

 あれから私たちは礼さんとともに私たちの通う大学に向かい、礼さんの所属する研究室を訪れた。

 そこでは一人の学生が私たちを待っていた。

「……何のことかと思えば」

 礼さんがルナさんと呼んだ人は、私たちと同じ大学の在学生だった。

 すらりと背の高い、男性――いや、女性だろう。その高身長からは男性にも見えてしまうが、声はアルトに近い。男性が出すには少々高い声をしている。例えて言うなら、宝塚の男役の似合いそうなひとだった。礼さんの彼女だろうかと一瞬だけ思ったが、彼らの交わす視線にそういった感情はないように見える。

 私の被ったフードとキャップのつばのせいで、ルナさんからは私の顔は見えていないだろう。彼女は私の手を引く礼さんを、呆れたように見た。

「……お前、手、早かったんだな。意外と」

「何の話だ」

 不機嫌そうに礼さんが言う。

 しかしルナさんは声の調子すら欠片も隠さずに、

「だってお前、なぁ――あんなことがあったばかりだっていうのに、女連れて私のところへ。立ち直ったなら何よりだが」

「馬鹿、誤解すんなよ」

 誤解ねぇ、と彼女はその言葉の裏に何らかの感情を込めて言う。

「じゃあどういうことだって言うんだ」

 ルナさんが尋ねると、礼さんは。

 よくぞ聞いてくれました、とばかりの声で。

「こういうことだよ」

 礼さんは私の腕を少し引いて、自分の正面に立たせた。それから私のフードを剥いで、キャップを取る。視界が明るくなった私が顔を上げると、そこにはルナさんのきょとんとした顔があった。

 私と彼女の視線が合って――私が何を言ったらいいのか迷っていると。

「……なっ」

 ルナさんの体がよろめいた。

 体勢を立て直そうとテーブルにつこうとしたらしい彼女の手が行き着いた先は、しかし回転椅子の背もたれで、それに気づかぬまま彼女はそれに体重をかけてしまう。

 そうして椅子は滑り転び机に当たりと、あちらこちらで耳障りな音を立てて。

 それが収まったとき、彼女は表情は欠片も変えることのないままに――変える余裕すらないままに――、派手にその場で腰を打っていた。

「だよなぁ」

 礼さんはさもありなんと言った表情で頷いている。

 私は慌てて彼女に駆け寄った。

「だ、大丈夫ですか!?」

「いや……大丈夫だ。ありがとう。あなたは……」

「はじめまして、真柴亜由美といいます。礼さんの幼なじみで……」

「亜由美さん……なのか? 本当に?」

 目を見開いて、私の名を呼んだ。

「だが亜由美さんは――」

「そうだ。だから、お前のところに来た」

 ルナさんの言葉を遮って、礼さんが頷く。

 彼女は深く息を吐きながら、目を伏せて立ち上がった。

「まったく、いつもいつもこうだ。

 なんで私のところに厄介ごとを持ち込むんだ、お前らは」

「お前なら、何とかしてくれそうだからな」

「平穏な人生をくれよ、切実に」

 言うと、先ほど倒した椅子を立て直して座り、そして私たちに靴を脱いであがるように勧めた。研究室の中は土足厳禁のようで、カーペットが敷いてある。

 靴を脱いで上がると、彼女は私に近くの椅子をひとつ勧め、それから「状況整理をしようか」と言った。

「まずはあなたは、亜由美さん……真柴亜由美さんだな?」

「はい」

「はじめまして、と言っていたので一応確認するが……あなたは私の知り合いの、真柴亜由美さんだな?」

 確認のためにといった様子で、彼女は私に視線を送る。

 が、私の記憶に、彼女の名前は、顔は。

「……いえ」

 私は首を振った。

 彼女とは今日が初対面のはずだ。

「ん?」

「いえ、……私は今初めてルナさんにお会いしました」

 腕組みをしたまま首を傾げる。

 眉が少しだけ、寄った。

「おかしいな。私の記憶違いか」

「いや。亜由美が忘れてるんだろう」

「だよな。礼の幼なじみで彼女の――」

「――か、彼女!?」

 彼女の言葉を遮って、私は思わず叫んだ。

 ルナさんと礼さんを交互に見ながら、私は続ける。

「な、なんで私が礼さんの彼女なんですか!?」

 それに礼さんが目を見開いた。絶句、といった表情をする。

 ルナさんは、暢気な表情で礼さんを見た。

「違うのか? おい礼、いつの間に別れたんだ」

「違……うわけないだろっ!? 別れてもいない、おい何言ってんだよ亜由美――」

「だってそんなことあるわけないでしょ!? 礼さんこそ何言ってるの!」

「大体おかしいぞお前、車に轢かれたとか、そもそも俺のこと「礼さん」って他人行儀で、なんでお前はっ」

「おかしくないよだって礼さんは礼さんじゃん! 私の幼なじみの礼さん!」

「それは間違ってないけどそっから先がだな――」

「ふ、た、り、と、も」

 私と礼さんの声が荒らいで来た頃、ルナさんが低く低くそう言った。

 そしてきっぱりと、切れ味のある声で。

「静かにしろっ!」

 それは強制力の非常に強い言い方だった。逆らうことなど許されないようなそれに、私と礼さんはぴたりと言い合いをやめてルナさんを見る。

 彼女は呆れたように、長いため息をついた。

「……だんだん混乱してきたな。証言に食い違いが出てきた。

 取り敢えずひとつひとつ整理していこう。おい礼、そのホワイトボード引っ張って来い」

「あいよ」

 礼さんがそれを引きずってくる。タイヤがついているから移動は簡単そうだった。

 YだのC0だの基礎消費だの、ホワイトボードには何やらいくつかのことが書かれていたが、ルナさんはそれを躊躇いもなく白板消しで消してしまった。いいのだろうか?

「まずは私のことから書いていくぞ」

 ルナさんは文字が綺麗さっぱり無くなったホワイトボードの左端に、横書きで『上水流』と書いた。

 が、それに礼さんが渋い顔をする。

「『ルナ』にしてくれ。わかりにくい」

「友人の本名くらい覚えておけよ」

 毒づきながらもルナさんは、白板消しで文字を消し、『ルナ』という表記に直してくれる。

 そうしてまず、自分のことを書いた。


・上水流那槻、十九歳

・経済学科二年

・水梨礼の友人(研究室同じ)

・礼から亜由美を、自分の幼なじみで彼女だと紹介される


「それから――そうだな」

 少し迷ったあと、彼女はもうひとつ付け足した。

 事実はきちんと書いておくべきだ、と言って。


・真柴亜由美の死亡を確認


 流れるような文字がそこで止まった。

 彼女はペンにキャップをして、放り投げて取ることを何度か繰り返す。

「……私の、死亡を? あなたが?」

「そうだ」

 彼女はただ頷いて、それ以上の付加説明をしなかった。

 いろいろと聞きたかったけれど、状況整理をしている現状では質問は後にしたほうがよさそうだろう。

 そしてルナさんは、ホワイトボードの横に立っている礼さんにペンを投げて渡した。

「次はお前だ」

「……ああ」

 ホワイトボードに踊るペンは、私にとってもよく見慣れた筆跡を描く。

 癖のある、礼さんの文字。


・水梨礼、二十歳

・経済学科二年

・ルナと研究室が一緒


 そこまで書いて、礼さんの手が止まる。

 私をちらりと見たあと、視線を虚空に泳がせて、それからルナさんに助けを求めるように。

「……なんか馬鹿馬鹿しくなってきたんだけど。やめね?」

「駄目だ」

 しかし彼女はそれほど甘い人間ではなかった。

 あごでホワイトボードを指し、書け、と言う。

 彼は情けない顔をしたあと、観念したかのようにペンを動かした。


・亜由美の幼なじみで恋人 だった


 礼さんは先ほどのルナさんと同じように少し迷ってから、だった、と付け足した。

 過去形。

 私が何も言えずにそれを見ていると、礼さんは私にペンを差し出した。

「お前の番だろ」

「……あ……うん」


・真柴亜由美 十九歳

・英文学科二年

・礼さんの幼なじみ

・ルナさんとは初対面、のはず

・交通事故に遭う。死亡?


 最後の箇条にはクエスチョンをつけておく。一応。

 こんな感じでいいのだろうか。

 その確認の意味も込めてルナさんを見ると、彼女は顎に手を当てて唸っていた。

 ホワイトボードを睨みつけながら何ごとかをぶつぶつと言っている。その中で、交通事故、と呟いたのがわかった。

 そういえば電車の中で話をしていたとき、礼さんも、それに何らかの興味を示したようだった。ルナさんも礼さんも、私の巻き込まれた事故に何か気がかりな点でもあるのだろうか。

「おいルナ、何かわかるか?」

「ちょっと黙ってろ。今考えてる」

 彼女はしばらくそうして黙考した後、おもむろに椅子から立ち上がった。

 私に手を差し出してくる。

「え?」

「ペンを」

 言われて私は、慌ててホワイトボードのペンを差し出す。彼女は片手を上げることで私への礼に変えると、ペンのキャップを取り、空いた右端に私の名前を書いた。

 それから少し迷ったあと、その隣に筆記体で『origin』と付け足した。起源、原因。オリジナル。

 そして彼女は私のことを、そこに箇条書きで印しだす。

 しかしそれは、『私』ではなかった。


・真柴亜由美、享年十九歳

・英文学科二年

・水梨礼の幼なじみ、恋人

・死亡確認


 そこで手を止めた。少し迷ったあとに、彼女はペンを下ろす。

 それは。

 聞かなくてもわかった。

 彼女が今書いたものはきっと、もう既に眠りについた『私』の姿。

「おい、礼」

「何だよ」

「念のため聞いておく。真柴亜由美さんに、双子のきょうだいやよく似た従姉妹がいたという話は……」

「あったら言ってる」

「お前が知らないだけということは」

「物心つく前から一緒にいて、互いの家の間取りまで熟知してて、親とも知れた仲なのに?」

「……だよな」

 だとすれば、と呟いた。

「ルナ、何かわかったのか?」

「ただの仮定だ」

「仮定でもいいよ」

 けれど彼女は苦々しい表情を緩めない。認めたくない、とでも言いたいのか。

「言ってくれよ。それが現状の糸口になるなら」

「……いくら現実的でないと言ったところで、私の頭で考えつけるものがそれしかないのだから腹が立つ」

 ぽつりと言って、苦虫を噛んだような表情をした。

 そして彼女は、礼さんを睨むように見る。しかしそれは機嫌がよくないのではなく、ただ単に彼女の地なのだと言うことに、私はようやく気づき始めていた。

「おい礼、エヴェレットの多世界解釈を知っているか」

「さー……聞いたことないな。何それ。物理?」

 肩をすくめる。すると彼女は、あー、と少しだけ唸って、続けた。

「ジョン・タイターの予言……いや。

 ラインスターの『時の脇道』を読んだことは?」

「それ作家?」

「……ハインラインの『時の門』、グレッグ・イーガン『無限の暗殺者』、那須正幹『屋根裏の遠い旅』……まだどれも知らないか」

「もう一声!」

「キース・ロバーツ『パヴァーヌ』、小林弘利原作『星空の向こうの国』、新海誠『雲のむこう、約束の場所』、川上稔『終わりのクロニクル』、谷川流の『学校を出よう!』……あと他に何があったか……もうライトノベルまで足を踏み込んでいるぞ! 本当にわからないのか?」

「いやぁ、浅学なもので」

「まあ、いいだろう」

 咳払いをひとつした。

 そして私を見る。

「さて、亜由美さん」

「はい」

 私を呼ぶ彼女の物腰は、礼さんへの物言いより多少柔らかい。それは初対面の私に、多少の配慮をしているのかもしれない。

 そんな彼女が私に尋ねたことは、私自身のことではなかった。

「あなたは、第二次世界大戦を知っているか?」

 わーるどわーつー。

 私は思わず目を丸くした。

 そこに話のつながりがまったく見えなかったからだ。

「……ええ、まあ」

 多少混乱しながらも、私は頷いて見せた。

 第二次世界対戦を知らない人間など、この日本にいるわけがない。

「どこの国が勝った?」

「どこ……戦勝国はいくつもあると思いますが。少なくともアメリカは勝ちました。日本は負けたと思います」

「そうか。じゃあ、太平洋戦争で原子爆弾が落とされた場所は」

「広島・長崎です」

「現在の日本の憲法は」

「日本国憲法」

「主権は?」

「国民。……それが何か?」

 馬鹿にされているのだろうか。

 私が不機嫌そうに答えると彼女は、失礼、と言った。馬鹿にしたわけではない、と。

「気になったんだ。あなたの知る世界のかたちとの差異が」

「世界?」

 彼女の言葉を繰り返したのは、私ではなく礼さん。

 それに彼女は、そうだ、と言った。

「私たち――私と礼の知る私たちの関係と、あなたの知る私たちの関係には少々の差がある。あなたが私たちの知る、私たちとともに生きてきた亜由美さんであるなら、私たちの記憶と同じものを持つ亜由美さんでなければならない。

 けれどあなたはその記憶を有しない。しかしそれは、記憶障害というにはあまりに不思議な差異だ。

 まるで――そう」

 疲れたように目を伏せた。

 それからしばらくして、ぽつりと。

「まるで違う世界で違う歩み方をしてきたかのように」

 そんなものは認めたくないが、と彼女は呟いた。

 そして。

 彼女は私を見て。

「あなたの知る私たちと私たちの知るあなたはよく似ていて、しかし少しだけ違う。とはいえ世界のかたちはほぼ同じようだから、本当ならば鏡面世界、ミラー・ユニバースと呼んだほうがいいのかもしれないが、その辺りの知識は浅学なもので、並行世界と呼ばせてもらう。

 で、結論だが。

 ――あなたはこの世界の人間ではないな」

 出した結論はあまりにも突飛な、例えるならファンタジーの世界の論理だった。

 私はその仮定に、何も言えなくなる。礼さんを見ると、彼も同じように呆気に取られたような顔をしていた。

「発想が……吹っ飛びましたね」

「とは言うがな、亜由美さん。あなたは礼のことを知っており、礼はあなたのことを知っている。

 どちらかが嘘をついているという可能性もあるが、礼が嘘をついていないということは私が証明しよう。必要ならば亜由美さんの死亡証明書でも取り寄せるが。

 亜由美さんが嘘をついている、あなたが真柴亜由美ではないという可能性に関しては私は否定できないが、礼があなたを見間違うはずがない――とまで言わないが、あなたが亜由美さんではないというのなら、こいつがあなたに関して一切の違和感を覚えないのは不自然だ」

 そこまで早口で言って。

 それから重くゆっくりと、疲れたように続ける。

「……だいたい、現在、私の知るあなた以外のあなたがこの世界に生きて存在している、という前提が既に吹っ飛んでいるんだ。それを考えれば、今更どこまで飛躍しようと構うものか。

 非科学的なものはあまり信じない主義だが――」

 ちらりと私を見て、呆れたようにため息をついた。

「――目の前に証拠を突きつけられてしまっては、信じないわけにいかないだろう」

 確かにそれは、もっともだ。

「嘆き悲しむ礼の心が、他世界の亜由美さんを引き寄せた……そんな『愛』を基準にした仮定を考えるのは非常に気色が悪いし、それこそ非科学的なのでやめておく。

 ただ、理由なんかわからなくても、現にあなたはここに存在してしまっているわけだし、あなたの知る私たちのかたちと私たちの知るあなたのかたちが違うこともまた、事実だ」

 そう言ったルナさんの表情には、疲れのような感情も見えた。

 けれど礼さんはそんなことは気にしない。気にする余裕もないのかもしれない。先を急くようにして、礼さんはルナさんに詰め寄って尋ねた。

「で、この亜由美は、どうしたら元の世界に戻れるんだ?」

 が。

 ルナさんはあっさり肩を竦めた。

「さあ」

「さあ、って――無責任だな、オイ!」

 非難する。

 が、ルナさんは動じない。

「無責任なのは私じゃなく、亜由美さんを呼び寄せた何かだろう」

 きっぱりと言い切ったルナさんに、礼さんは、う、と小さく声を上げて黙った。

 そこにはオリジナルの亜由美さんも多少なりと関係していそうだが、と付け加える。

 だがそれはあくまでも推測に過ぎず、聞いたところでこの世界の私――ルナさんの言葉を借りるならオリジナル私は、答える術を持たないだろう。なぜなら彼女は、もう亡くなっているのだから。

 とはいえルナさんも、私をそのまま放置する気はなかったようで、腕組みをして首を傾げながら、こんなことを言った。

「通例によるなら、ミッションコンプリートで戻れるってところか」

「通例? って何だよ。

 お前、時空旅行した知り合いがそんなにたくさんいるのか?」

「いるわけないだろう。……ただ」

 彼女は顔を背けて、ばつが悪そうに、

「物語ならそういうものかと思っただけだ」

「まあ、確かにな」

 けれどその根拠のない案に、礼さんはあっさり納得した。

 ミッションコンプリート。任務遂行、か。

「だとしたら」

 口を開くと、二人の視線が私を向いた。

 私が抱いたのは、誰でも思い当たるであろう疑問。

 だとしたら。

「その『ミッション』って何なんでしょうね」

 異世界の私が私に与えた、その特殊任務とは。

 と。

 礼さんとルナさんは、顔を見合わせ、渋い表情を作った。その表情は非常によく似通っていた。

 ――私のその疑問に答えてくれたのは、他でもない、ルナさんだった。

「……心当たりが、ないわけじゃない」

「本当ですか!」

 思わず身を乗り出す私に、しかし彼らは少々困ったような顔をした。

 二人のその表情からすれば、私に与えられた課題は決して簡単なものではないのだろうが、もとある世界に帰るためにはそれをしなければならないのだろう。

 礼さんとルナさんが視線を交わし合う。それはまるでお互いにその任――私にそれを教えるという役目――を押し付けあっているようにも見えた、が。

 ふと、何かに思い当たったように、ルナさんは礼さんから視線を外して虚空を見る。

 それから彼女が言ったのは、非常に日常じみていて、非常に端的な一言だった。

「腹が減ったな」

 ……そして。

 そのルナさんの一言で、私たちは空腹を思い出した。



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