#2 だるい授業
長い授業だるいものだよ放棄したいでも己にはとてもできない
<歌の意味>
長時間にわたっての授業とはだるいものだ。放棄したいほど。でもそんなこと自分には出来ない
<歌に関する体験>
僕が小学校から中学校に進学し、授業時間が45分から50分となりました。初めのうちは5分でこんなに変わるものなのかとは驚きました。特に、数学は、あまりわからなくてノートを書く気もしないほど面白くありませんでした。さらに言うと、学校生活にも授業時間にも慣れたころ、この教科はいつも面白くありませんでした。そして、中学校生活初めての進級をすると、僕は覚醒(少し大げさかも...)しました。先生が良かったのでしょうか。なんと、授業は今までが嘘のように楽しくなり毎週3回ある数学の授業を待ち望むこともよくありました。おかげで、テストの点は大幅(であろう)に上昇しました。60点代から80点代に変わったのです。
<工夫>
初めの5・7・5授業はだるいから放棄したいという気持ちを強調するため5・7と5の間に倒置を使い、特に最後の5音はわざと6音の字余りにし、授業のだるさを目立たせました。また、最後の7・7では自分を「己」という言葉で表し、文語詩のようなまとまりを一時的に生み出せるよう工夫しました。




