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鶴見日向子の独り言(還暦過ぎてうつ病になった主婦の日記)  作者: 鶴見 日向子


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夫のやらかし 具体例

私が、夫に「頼りたくない」と思っている理由。


今回は、その具体例をネタにしてみました。

「夫がやらかしてきたこと」


書いたらキリがありませんが、今回は、私がうつ病で寝込むようになってからの具体例を書きたいと思います。


「寝込んでいる」

と言いつつも、起き上がれる時には家事をしていました。


ある日、夕飯を作っていると、章君(障害がある息子のこと)が私の横に来て、必死な様子で叫びました。


「お父さん、お酒、飲む!」


ものすごく慌てています。


「いつも飲んでるじゃん……」


そう言いながら、ふと横を見ると――


電子レンジの中で回っている、金属製のカップ。


目が点になりました。


「止めて! やめて!」


とっさに私も叫びます。


「金属製の物をレンジに入れたらいけないって、『常識』だよ!」


夫は素直に電子レンジを止めて言いました。


「何がいけないの?」


重度の知的障害がある章君ですら知っていたことを、夫は知りませんでした。


「金属はスパークするんだよ! 下手したら火事になるからね! 二度としないでください」


なぜそうなるのかまで説明する余裕は、その時の私にはありませんでした。


夫は不満そうでしたが、章君のほっとした顔を見て、それ以上は何も言いませんでした。


そして、夫は再びやらかします。


電子レンジで餅を柔らかくするための、プラスチック製の道具。


「レンジモチアミ」などの商品名で売られている物です。


便利なので、しょっちゅう使っていました。


餅好きな夫。


それを――


オーブントースターで使いやがりました。


餅と一緒に溶け、ヒーターにまで垂れ落ちたプラスチックの残骸。


私は絶句しました。


そして、その場で号泣しました。


「なんで、こんなに物を知らないんだ! バ〇なのか?」


もう、情けなさすぎました。


ところが夫は、私が号泣している理由を、


「自分がオーブントースターの片づけをしなければならないから」


だと思ったようです。


「いや、自分で洗うからいいよ」


違う~~~~~!!!


「やり方教えて」


「私、気分悪くなった。自分で考えてください!」


そう言って、私は寝込みました。


しばらくして、寝ている私のところへ夫が来ました。


「落ちないや。処分して。新しいの買っていいよ」


どこまでも上から目線。


私は唇を噛みました。


大事に使ってきたオーブントースター。


いつもきれいに掃除してきました。


それが、一瞬でゴミです。


しかも、


「悪かった」


の一言もありません。


「知らなかったんだから、仕方ないだろ?」


それが我が夫です。


「今の私の状態で、どうやって次を買えっていうんですか?」


その頃の私は、パソコンの画面を見ることすらつらい状態でした。


機種ごとの違いや説明を読んでも、内容を理解することができません。


すると夫は、


「俺じゃあ、わからない」


でしょうね。


同じ物は結構なお値段がします。


それを数年で使えなくしてくれました。


さらに――


「あれ? これ、どうやって捨てたらいい? 捨て方がわからないんだけど」


そうやって、結局は「自分がやる風」で私に投げてきます。


「燃やせないゴミの袋に入れて」


私はベッドの中から答えました。


「どの袋?」


「不燃物用の袋だよ! あるでしょ?」


「何色?」


「はあああ?????」


「不燃物用だよ!」


「何色?」と聞かれている意味が、私にはわかりませんでした。


袋は全部透明だよ!


後になって、袋に書いてある「文字の色」を聞いていたのだとわかりました。


でも、それなら袋に書いてある文字を読めばわかるのでは?


と思うのですが……。


「何色の袋だって聞いてるんだよ!」


夫は怒ります。


「後で、起き上がった時にやるから、置いておいてよ!」


「ああ。じゃあ、あと頼むな」


そうして結局、


私が不燃物の袋に入れ、


カレンダーに「不燃物を出す日」と書き、


姉に相談して、


新しいオーブントースターを注文したのでした。


本人はたぶん、


「自分が全部やった」


と思っております。


追記

やった事自体は、悪気はないし、たいした事ではないのかもしれません。

問題なのは後の態度です

そういうのが「毎回」だったのです。


塵も積もれば山となる・・・です

こんなの、まだかわいい方ですから。


弁護士を巻き込んだこともあります。

(それはさすがに、詳細は書けませんけど)


これを読んだ方は思うでしょう。


「よく夫婦やっているね」


一番やめたいと思っているのは、私自身です。


でも、今さら過去を変えることはできません。


だったら、こうやってネタにして、少しずつ昇華させていただきます。

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