免許返納は難しい(目の話)
文字通り、眼科で耳にした話
私、実は目も悪いのです。
片目だけ白内障の手術を受けていて、現在はいわゆる「ガチャ目」状態。
手術した方は視力1.5、もう片方は0.3です。
普段は、視力が悪い方の目にコンタクトレンズを入れています。
白内障の手術を受ける前は、残った方の目は裸眼で1.2ありました。(老眼ではありましたが)
そのため、濁りがひどかった方の目を遠くが見えるように手術したのです。
多焦点レンズも検討しましたが、さすがにお値段が……。
ところが、その後、良かった方の目の視力がどんどん下がり、現在は0.3。
ただ、矯正すれば見えるため、手術は見送りになっています。
もちろん、定期的に眼科で診てもらっています。
パソコン作業用の専用メガネも作りました。
おかげで文章は打てるのですが、やはり長時間になると疲れます。
見えないよりはずっとマシですけどね。
(誤字が多いのは、そのせいということにしておいてください)
普段の生活は、結果的にモノビジョン状態になっていて、それなりに不自由なく暮らせています。
そんなわけで、眼科には定期的に通っているのですが、そこで耳にした話です。
いろいろな検査を受けていた時のこと。
別の場所からこんな会話が聞こえてきました。
「裸眼で0.4と0.6ですねー」
「運転して来たけど大丈夫だったよー」
私は思わず、
「えっ?」
となりました。
もちろん、法律上は両眼で一定の視力があれば問題ありません。
だから、その方が違反をしているわけではないのでしょう。
でも、0.3になっただけで不安になり、運転する時だけコンタクトを入れている私としては、かなり驚きました。
さらに別の方。
どうやら、もっと視力が低かったらしく、
「運転は控えられた方が……」
と検査をしていた方がやんわり言うと、
「いや、大丈夫だよー」
との返事。
いやいやいや。
大丈夫じゃないでしょう!
と、心の中で思わずツッコミを入れてしまいました。
運転しなければ生活できない地方の事情は、私もよく分かります。
買い物も病院も、車がなければ本当に困る。
だから簡単に
「免許を返納しましょう」
と言えないのも事実です。
でも、判断力だけではなく、視力そのものが落ちていることに気付けなくなっているとしたら……。
なんだか背筋がぞわっとしました。
将来、これは決して他人事ではありません。
私自身も、いつか免許返納を考えなければならない日が来るでしょう。
なるべく早めに返納したい気持ちはあります。
でも、それは同時に、誰かに送迎を頼んだり、別の負担をかけたりすることにもつながります。
そこが難しいところです。
地方では、お年寄りが普通に運転しています。
ご近所にも90歳近いのに運転している方がいます。
後ろを走ったことがありますが、正直かなりヒヤヒヤしました。
でも、「もう運転をやめてください」とは言えません。
その人にも生活がありますから。
だからこそ思うのです。
もし免許を返納した後も安心して暮らせる環境があるなら、私は公共交通機関の発達した場所に住みたいなあと。
そんなことを、眼科の待合室で考えていました。
都会に住んでいる人には全く理解してもらえない、地方の交通事情
本当に、車がないと生きていけません。




