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鶴見日向子の独り言(還暦過ぎてうつ病になった主婦の日記)  作者: 鶴見 日向子


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免許返納は難しい(目の話)

文字通り、眼科で耳にした話

私、実は目も悪いのです。


片目だけ白内障の手術を受けていて、現在はいわゆる「ガチャ目」状態。


手術した方は視力1.5、もう片方は0.3です。


普段は、視力が悪い方の目にコンタクトレンズを入れています。


白内障の手術を受ける前は、残った方の目は裸眼で1.2ありました。(老眼ではありましたが)


そのため、濁りがひどかった方の目を遠くが見えるように手術したのです。


多焦点レンズも検討しましたが、さすがにお値段が……。


ところが、その後、良かった方の目の視力がどんどん下がり、現在は0.3。


ただ、矯正すれば見えるため、手術は見送りになっています。


もちろん、定期的に眼科で診てもらっています。


パソコン作業用の専用メガネも作りました。


おかげで文章は打てるのですが、やはり長時間になると疲れます。


見えないよりはずっとマシですけどね。


(誤字が多いのは、そのせいということにしておいてください)


普段の生活は、結果的にモノビジョン状態になっていて、それなりに不自由なく暮らせています。


そんなわけで、眼科には定期的に通っているのですが、そこで耳にした話です。


いろいろな検査を受けていた時のこと。


別の場所からこんな会話が聞こえてきました。


「裸眼で0.4と0.6ですねー」


「運転して来たけど大丈夫だったよー」


私は思わず、


「えっ?」


となりました。


もちろん、法律上は両眼で一定の視力があれば問題ありません。


だから、その方が違反をしているわけではないのでしょう。


でも、0.3になっただけで不安になり、運転する時だけコンタクトを入れている私としては、かなり驚きました。


さらに別の方。


どうやら、もっと視力が低かったらしく、


「運転は控えられた方が……」


と検査をしていた方がやんわり言うと、


「いや、大丈夫だよー」


との返事。


いやいやいや。


大丈夫じゃないでしょう!


と、心の中で思わずツッコミを入れてしまいました。


運転しなければ生活できない地方の事情は、私もよく分かります。


買い物も病院も、車がなければ本当に困る。


だから簡単に


「免許を返納しましょう」


と言えないのも事実です。


でも、判断力だけではなく、視力そのものが落ちていることに気付けなくなっているとしたら……。


なんだか背筋がぞわっとしました。


将来、これは決して他人事ではありません。


私自身も、いつか免許返納を考えなければならない日が来るでしょう。


なるべく早めに返納したい気持ちはあります。


でも、それは同時に、誰かに送迎を頼んだり、別の負担をかけたりすることにもつながります。


そこが難しいところです。


地方では、お年寄りが普通に運転しています。


ご近所にも90歳近いのに運転している方がいます。


後ろを走ったことがありますが、正直かなりヒヤヒヤしました。


でも、「もう運転をやめてください」とは言えません。


その人にも生活がありますから。


だからこそ思うのです。


もし免許を返納した後も安心して暮らせる環境があるなら、私は公共交通機関の発達した場所に住みたいなあと。


そんなことを、眼科の待合室で考えていました。

都会に住んでいる人には全く理解してもらえない、地方の交通事情

本当に、車がないと生きていけません。



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