エピローグ 卒業式&伝説へ ― 私の目の黒いうちは甘やかさない! ―
春。勇者学園の校庭に、桜(っぽい爆炎花)が咲いた。
爆発音とともに舞う花びら(燃えカス)が、
今年も旅立ちの日を告げていた。
講堂には、勇者クラス全員集合。
ルル、ゴル、ピピ、そしてライバルAKUMA組も一列に並ぶ。
壇上には、勇者学園副担任ボブと――
そして最恐教師・さっちゃんが立っていた。
さっちゃん「卒業おめでとう……で、終わるわけないでしょ!」
さっちゃん「はい、全員起立!深呼吸!泣く準備!笑う準備!筋肉の準備も!
……よし、卒業式、開始ッ!!」
ボブ「さっちゃん先生、テンションがもはや体育祭です!」
さっちゃん「卒業も戦いなのよ、ボブ!」
ルルへの言葉
さっちゃん「ルル。最初は怖がりで、火の玉も自分に当ててたけど、
今じゃ仲間を守る“勇気の炎”になったわね。
ただし、もう少し冷静に。
焦げた机、三十個。請求書、あとで渡すから。」
ルル「うう、ありがとうございます!……え、請求書!?」
ゴルへの言葉
さっちゃん「ゴル。君は“力こそパワー”しか言えなかったバカだったけど、
最後は仲間の盾として立派に守り切った。
あんたの背中、勇者の中でも一番かっこよかったわ。」
ゴル「先生ぇぇぇ!泣かせんなよぉぉぉ!!」
さっちゃん「泣くな、筋肉が錆びる!」
ピピへの言葉
さっちゃん「ピピ。わがままで、自己中で、カエルで、うるさかった。
でも、仲間を思って自分の得意を活かすようになった。
“逃げない勇気”を、ちゃんと見せたじゃない。」
ピピ「先生……ぼく、もう感電しても泣きません!」
さっちゃん「うん、泣く前に煙出てたけどね。」
マリア先生とAKUMA組へ
マリア「まさか…あなたの生徒に負けるとは思いませんでしたわ。」
さっちゃん「ふふ、教育は勝負じゃないのよ。“誰かのために笑えるようになる”それが勇者育成なの。」
ボブ「いい話なのに、涙の代わりに煙が立ち上ってますけど!?」
卒業証書授与
ボブ「それでは代表、ルル前へ!」
(壇上で証書を受け取ろうとした瞬間―)
ドカーン!!
ピピのスキル暴発、天井に穴。
桜(?)の花びらが降り注ぐ。
会場、大爆笑。
さっちゃん「最後までギャグで締めるなんて……あんたたちらしいわね。」
旅立ちの朝
勇者たちはそれぞれの街へ旅立つ。
ルルは新しい魔法学校の教師に。
ゴルは防衛団の教官に。
ピピは……電気耐性研究中。
さっちゃんは、彼らの背中を見送りながらつぶやいた。
「あいつら、きっとどこへ行っても笑って戦えるわ。
それが――うちの勇者クラスの伝説よ。」
ボブ「さっちゃん先生、泣いてるんですか?」
さっちゃん「バカね、目に汗が入っただけよ。」
ルル・ゴル・ピピたちは夕陽の中へ歩き出す。
勇者の詩 それぞれの旅立ち ― 勇者学園卒業ver.―
(静かな前奏、ルルの魔法光がホールを照らす)
いま 旅立ちの鐘が鳴る
涙こらえて笑っている
泥だらけの 日々の跡
それが勇気の勲章
(ゴル:うおおお!卒業パワー全開ッ!)
(ピピ:矢が勝手に飛んでるー!)
(ボブ:落ち着いて歌いましょう!?)
折れてもいい 何度でも飛ぶから
笑いと涙で 強くなれた
ここが 勇者のスタートライン
怖くて逃げた 夜もあった
燃える教室で叱られた日も
でもあの声が 胸で光る
「立ち向かえ、それが勇者よ!」
(さっちゃん:筋肉と根性に国境はない!)
(ボブ:名言っぽいけど台無しです先生!)
ひとりじゃ飛べない空もある
夢を掲げて 涙を超えて
今、旅立つ 勇者たちよ
(ラスサビ・全員合唱)
泣いて笑って 転んで立って
何度でも歩き出せばいい
ありがとう先生 叱ってくれて
この勇気、きっと未来へ
倒れても 空を見上げよう
希望を抱いて 心の剣を
明日に掲げて 勇者の詩を!
(間奏・ルルが光の魔法で夜空に「ありがとう さっちゃん」と描く)
(ゴルの大声とピピの矢で花火っぽいエフェクト)
さっちゃん(モノローグ風)
「泣くな、勇者たち。旅立ちは終わりじゃない。
ここからが本当の修行よ。」
(ラストコードが鳴り響く)
画面フェードアウト
『勇者学園〜卒業おめでとう!〜』




