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ベビーサタンさっちゃん 七変化 【さっちゃんのミラクル人生!】  作者: 虫松
3年ONI組 さっちゃん先生5 魔界へ帰ってきた伝説の狂師

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第3話 恋する乙女たち、さっちゃんに相談する(なぜか)

なぜ“鬼教師”に恋愛相談が殺到するのか、本人にも謎である。

乙女たちが、禁断の扉を叩く


放課後。

学園の片隅にあるさっちゃん先生の臨時指導室。


看板には大きくこう書いてある。


【恋愛相談:100%後悔します】

にもかかわらず、なぜか女子が行列していた。


さっちゃん

「……なんで乙女どもがワシの部屋の前で整列しとんじゃ。」


ひまり

「……あの、さっちゃん先生。タケルくんのことで……」


るか

「私も。ナオヤのことで……」


かのん

「風間くんが速すぎて……恋愛以前の問題が……」


はづき

「レオン先輩の熱意が文字通り火力高くて……」


さっちゃん

「なるほど、まとめて来たわけね。

しゃーない、魔界随一の仲人としてアドバイスしたる。」


女子全員

「「お願いします!!」」


さっちゃん

「ただし覚悟しろ。ワシの指導は“青春に優しくない”」


恋の悩み①:タケルがひまりを見ると“バットを折る”


ひまり

「……タケルくん、私を見ると毎回バットを折るんです……。

あれって、嫌われてるんでしょうか?」


さっちゃん

「違うわい。恋のパワー過剰だ。

筋力(恋)=破壊。」


ひまり

「破壊……?」


さっちゃん

「ええか、ひまり。

タケルはお前のことが好きすぎて握力がバグってるだけじゃ。」


ひまり

「えぇぇ……!?///」


さっちゃん

「改善策は簡単だ。

「タケルくん、そのままの力でいいよ」って言え。」


ひまり

「そ、そんな恥ずかしい……!」


さっちゃん

「言え。男子は褒めたら育つ。筋肉も恋心もな。」


ひまり

「(顔真っ赤)……が、がんばります!」


※なお、このアドバイスのせいで後日、タケルはバットだけでなくベンチも折る。


恋の悩み②:ナオヤが“告白”の話題になると逃げる


るか

「ナオヤが……その……“恋愛の話題”になると、

5秒で逃げてどっか行っちゃうんです。

体育館から校舎までワープ級で……!」


さっちゃん

「ふむ……そいつは高度な照れ逃げじゃ。

陸上部のリョウより逃げ足速いのはヤバいな。」


るか

「どうしたらいいでしょう……?」


さっちゃん

「決まっとる。

逃げるなら――追え。捕まえろ。」


るか

「物理で行くんですか!?」


さっちゃん

「恋の基本は“当たって砕けろ”。

砕けたらまた走れ。青春は体力勝負よ。」


るか

「そ、そんな……!(でもちょっとワクワク)」


※後にるかはナオヤの逃走動線を完全把握し、廊下で捕獲に成功する。


恋の悩み③:リョウの速度が速すぎて会話できない


かのん

「風間くん……速すぎて……全然話しかけられなくて。

今日なんて“じゃあね”って言った0.1秒後には消えてました……」


さっちゃん

「それは恋のせいで音速突破しておるな。」


かのん

「会話する方法はありますか……?」


さっちゃん

「ある。

メガホンで話せ。」


かのん

「えぇぇぇっ!?恋愛ってもっと…こう…乙女な……!」


さっちゃん

「彼の速度に合わせて声量を上げるんじゃ。

恋は声量。愛は響きじゃ。」


かのん

「め、めがほん……買います……!」


※その後、かのんの声が校舎全域に反響して噂になる。


恋の悩み④:レオンの熱が“物理炎”になって怖い


はづき

「レオン先輩の……気持ちは嬉しいんですが……

シュートが毎回炎をまとってて……物理的に熱いんです……!」


さっちゃん

「それは恋が燃え過ぎとる。素晴らしいことよ。」


はづき

「素晴らしい……んですか……?」


さっちゃん

「レオンには一言こう言え。

“あなたの炎、嫌いじゃないよ”とな。」


はづき

「い、言えるかなぁ……!」


さっちゃん

「乙女よ、燃える男には燃える女で応えよ。

青春は炎上上等じゃ。」


はづき

「が、がんばります……!」


※この後レオンは浮かれて炎上率がさらに上がる。


そして乙女たち、恋のフラグを立てまくる

全員が帰った後の指導室。


さっちゃん

「ふふ……青春って、やっぱり良いじゃないか。

面倒だけど……相談されるの、嫌じゃないな。」


その頃


ひまり「タケルくん、全力でいいよ!」

→タケル、壁を破壊。


るか「絶対逃がさないから!」

→ナオヤ、捕獲される。


かのん「風間くーん!!(メガホン)」

→リョウ、音速で赤面。


はづき「あなたの炎……嫌いじゃないです!」

→レオン、燃え上がる。


学園中、恋とカオスの嵐が吹き荒れた。


さっちゃん

「よし、フラグ乱立成功。

後は全部勝手に進め。ワシは知らん。」


しかし

裏山の桜は静かに揺れ、次の青春イベントを待っていた。


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