第1話 魔界学園、天才児童の洗礼
魔界学園の校門をくぐると、空気がピリピリと静電気のように張り詰めていた。
「ふぅ……久しぶりやな、魔界学園……」
伝説の狂師・さっちゃん先生は杖を肩にかけ、校門をくぐる。
校長GODからの辞令を受け、「もう魔界に帰っていいよ」と許された瞬間、帰還の喜びと共に、さっちゃんは息を整える暇もなく、教室の光景に目を奪われた。
教室の中央で、物理のアインシュタインが光線計算の模型を浮かせ、赤いビームが飛び交っている。
「……あんた、今、光で世界を焼こうとしてるやろ!?」
その隣では、発明のマキュウリ夫人が怪しいギアと蒸気装置を組み立て、煙がモクモク。「爆発寸前やんか!」
さらに、美術のダーピンチが巨大な絵筆で天井に絵を描き、ペンキがバシャバシャ落ちる。
「何やってんの、この子たち!!頭いいだけで世界を滅ぼす気か!」
さっちゃんの声が教室に響く。
生徒たちは目を輝かせて挑発的にニヤリ。
アインシュタイン「この光線計算、地球の重力場とリンクしてます」
マキュウリ夫人「発明は芸術の一種ですわ」
ダーピンチ「美の追求に理屈は不要」
コンピューターのノイマン(暗い隅でPC操作中)「計算結果から言えば、先生は…100%ツッコミ対象です」
さっちゃん、頭を抱えながら杖を一振り。
「おい、アンタら……頭を使うのはいいけど、常識も使いなさいよ!!」
物理のアインシュタインが巨大な光線計算の模型を浮かせ、赤いビームが壁をかすめている。
「……ちょっと待て!あんた、今この光線で世界を焼こうとしてるやろ!?」
さっちゃんの叫びに、アインシュタインは涼しい顔で答える。
「違います、先生。これは地球の重力場と光速の干渉角度を計算しているだけです。失敗すれば当然、破滅的です」
「いや、十分危険や!!」さっちゃん、チョークを握りしめる。
その隣で、発明のマキュウリ夫人は怪しいギアを組み立て、蒸気がモクモク。
「先生、爆発の確率は0.0003%ですわ」
「0.0003%!? 十分や! 命の確率は100%使わせろ!!」
美術のダーピンチは巨大な絵筆で天井にペンキを描き、飛び散る色彩が教室中にバシャバシャ落ちる。
「芸術に理屈はいらないのよ!」
「いや、理屈なくして床は塗りたくない!!」さっちゃん、床を拭きながら叫ぶ。
暗い隅で、コンピューターのノイマンが冷静にPCを操作。
「計算によると、先生のツッコミ成功率は0.01%です」
「な、なんやそれ!!失礼な数値や!」
さっちゃんは息を吐き、杖を振る。
「もうええわ!!頭がいいからって、何してもええわけじゃないのよ!!」
黒板をガシャッと回転させると、巨大文字でこう書かれた。
「魔界学園・カオス授業開始!」
さっちゃんは生徒を見回す。
「わたくし、さっちゃん先生。伝説の狂師。頭の悪さと性格の悪さは直してきた。今日から貴様ら、覚悟しなさい!」
アインシュタインはニヤリと笑う。「覚悟…? 面白そうですね」
マキュウリ夫人は煙突の蒸気に顔を隠しながら、「発明家は自由ですわ、先生」
ダーピンチは絵筆を振り、「美の前にはルールも秩序も無意味です」
ノイマンは無表情で、「計算上、先生の勝利はほぼ不可能です」
さっちゃん、深呼吸して杖をガシャンと床に叩きつける。
「アンタら……頭はいいけど、やることなすこと破壊的すぎや!今日からお前らの脳みそ、ぜーんぶ使わせてもらうでぇ!!」
生徒たちは一斉に笑いながら挑発。
「やっぱり魔界学園、面白いじゃないか」
「先生、ここで生き残れるかしら?」
「ハハハ、挑戦受けて立つぞ!」
こうして、伝説の狂師・さっちゃんの魔界学園での最初の一撃は、生徒たちとの会話と化学反応でカオスに包まれた。
煙とペンキと光線が混ざる教室。
そこにさっちゃんの逆ツッコミが炸裂し、魔界学園の日常は今日も狂気と笑いに満ちるのであった。




