プロローグ 辞令! 魔界へ帰還、伝説の教師
暗黒の魔界城、天井からは不気味な魔炎が揺らめく。
執務室の奥、豪華絢爛な椅子に座る 校長GOD が書類をカチャカチャ打つ音が響く。
「さっちゃん先生……ふむ、もう魔界へ帰っていいよ」
書類の束をドサッと机に置き、GODは微笑む。
その笑顔は、見えない火花を散らすような威圧感と共に。
「は? 帰れって? そりゃあ嬉しいけど……何すんのよ、魔界で?」
さっちゃんは腕組みしながらツッコミ全開。
「いい子たちが待ってるの? それともカオスな生徒が大暴れ中?」
GODは軽く肩をすくめる。
「そうだな……魔界学園、天才児童たちが暴れまくってるらしいぞ」
さっちゃん、目をギラリ。
「天才? 頭がいいだけで何してもいいわけじゃないでしょ! あんたたち覚悟しなさいよ!!」
書類を片手に杖を振り、魔界の空気を切るような勢いで立ち上がる。
「アンタたち! 今日から私が鬼指導するから、覚悟しなさい!」
GODは静かに頷く。
「ふふ……あのさっちゃんが戻るのか……魔界もまた、騒がしくなるな」
その瞬間、窓の外に雷鳴と共に魔界学園の校舎が見える。
煙突からは黒い炎と白い煙が噴き出し、何やら怪しい光が揺れている。
「うふふ……面白くなりそうじゃないの」
さっちゃん、目を輝かせ、杖を握りしめる。
「さあ、伝説の狂師、魔界に帰還だ!!」
窓の外で、雷が校舎を照らす、さっちゃんの新たな魔界ツッコミ修羅場が、今、幕を開ける。




