8 美人侍女が肯定感爆上げしてくれるんやが
美人侍女さん「昼食も終わりましたので始めましょうか」
『よろしくお願いします!』
いやぁ、色々詰め込まれるんだろうなぁ
美人侍女さん「まずは読み書きからですね」
そこからですよね
美人侍女さん「サナ様のお名前はソルヤ王国ではこの様に書きます」
自分の名前からとか興味引かれるやつ!
『ふむふむ』
美人侍女さん「この文字で《サナ》と読みます」
『これで《サナ》』
美人侍女さん「はい、私が書いてみますね」
めっちゃ字綺麗
『私も書いてみます』
なんか、片仮名と平仮名の中間みたいな字
覚えやすいかも
『出来た!』
美人侍女さん「それではルーク様、サヒル様、カタル様、国王のお名前も順にご用意しますので書いてみましょう」
知ってる物から読み書きするのって覚えやすいから元の世界の学校もそっからやればよくね((
ほむほむ、面白いなぁ
あれだ、戦国時代とか江戸時代の文とかさテレビでよく出てるじゃん?そんな感じかも。繋いではないんだけどね
『覚えられそうです!』
美人侍女さん「それは良かったです。次は物の名前ですね。食器、スプーン、フォーク、箸の字を順に並べます」
あ、美人侍女さん身近にある物から書いていって五十音をその後にやる事で分かりやすくしてる
めちゃめちゃ優しい!
美人侍女さん「サナ様は覚えが早いので次に五十音をご用意しますね」
褒める事も忘れないあたりやべぇよこの人
『嬉しいです!』
サヒル「少しよろしいですか?」
ルーク「失礼する」
美人侍女さん「サヒル様にルーク様、如何されましたか」
サヒル「サナさんの世界の文字を知りたくてね、ルークさんも興味があるようですし」
美人侍女さん「サナ様の読み書きも覚えが良く3日に分けてやる予定の事が終わりましたのでどうぞ」
え!私そんな凄いの!?
うっれし!
『構いませんよ』
サヒル「4種類あると聞きました、いくつかご披露願えますか?」
『分かりました…ただ、1つは無限にあるので私の名前だけでも大丈夫ですか?』
サヒル「無限に…えぇ、大丈夫ですよ」
『では、ソルヤ王国の五十音に合わせて1種類目から書きますね』
まぁまずは平仮名かな
ルーク「ソルヤ王国の字と似ているものもあるな」
『そうなんです!だからソルヤ王国の字も覚えやすいって感じたんです。2種類目に行きますね』
次は片仮名かな
サヒル「これも似ているものがありますね」
『この2種類は似てたりしますね。3種類目に移りますね』
まぁ次はローマ字だね
サヒル「系統が全く違いますね」
『あー、確かにこの字はあんまり使う機会は無いですね。最後は…色々あるので私の苗字…うーん、私の世界にはその家を表す苗字というのと、人を表す名前があるんです』
ルーク「《サナ》というのは名前か?」
『はい、なので苗字を書きますね』
《中宮》と書いた
久しぶりに名前書いたな
ルーク「画数が多いな」
サヒル「確かに」
『4種類目の字は画数がかなり多いものもあるんです』
《服》ってかいてみて読んでみる
『これで服って読むんです』
サヒル「《ふく》とソルヤ王国では2文字になりますがこちらでは1文字で済むのですか」
『はい!』
ルーク「ふむ…」
サヒル「すみませんねぇ、ルークさんは現実主義だから未だに信じられないみたいなんですよ」
『まぁ、誰だって別世界から来たって言われて信じるなんて出来ませんから』
サヒル「まぁそうでしょうねぇ」
いやいや、サヒルさんすんなり信じてますけどね?
和やかぁに勉強が終わって楽しかった〜
美人侍女さん「食事の用意がありますので私は少し失礼致します」
『はい』
サヒル「私たちもご一緒させて頂いても?」
『どうぞ』
《も》って事はルークさんも食べるのかな
ずーっと剣持ったままなんだよねぇ
まぁ警戒するのが武人のお仕事だもんねぇ
いやぁ、ルークさんの食べる姿かっこよ
推しって最高
お風呂で泡泡しながら今日を振り返るけど楽しかったなぁ
なんか…The勉強って感じじゃないの助かる〜
美人侍女さん「明日はルーク様が担当になります」
『分かりました!それではおやすみなさい』
美人侍女さん「はい。おやすみなさいませ」