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9 イケおじって絶対褒め上手と思うのよ

おはようございます〜


ここのベッド良すぎて毎日快眠なんですがぁ


私どこか泊まり行くとか旅行行ったら寝れないんやけどここなら寝れる


美人侍女さん「サナ様、起きてらっしゃいますか?」


控えめなノックで愛らしいこと


『今起きました〜』


美人侍女さん「本日は雨ですので床にお気おつけください」


『分かりました!』


ソルヤ王国に来て初めての雨だなぁ


確かに湿気あるわ


…あれ?机の上に服が置いてある


昨日私置いて寝たっけ?いや寝てないよなぁ


『侍女さん?居ますか?』


美人侍女さん「はい」


『昨日、私が寝た後誰か部屋に入りましたか?』


美人侍女さん「私がカタル様から試作品の服をお預かりし入りました」


『そうなんですね!分かりました』


うーん、美人侍女さんだから許しちゃう!


って事はこの服は前言ってたヒラヒラさせた方が良いって思ったのか


着てみよ


おお!ヒラヒラするぞ!


クルって回転してみるとフワってなる!


鏡の前でもう1回やるとキラキラした、刺繍が所々に散りばめられていてすっごい綺麗


『おぉ』


これは素晴らしいしソルヤ王国の技術者の腕凄いわ


『準備出来ました!』


カタル「サナちゃんおはよう〜!この服試作品だけどサナちゃんの言ってたヒラヒラって感じに出来たかな?」


『はい!見てください!』


カタルさんと美人侍女さんの前でも一回転してみる


美人侍女さん「確かに女性に人気が出そうですね」


カタル「思ってたより綺麗だね」


『この服綺麗ですね!』


カタル「サナちゃんも服も綺麗だよ」


おっふ、イケおじからのお世辞は真面目に心臓に来る


『ありがとうございます』


カタル「試作品だけどこれで売ってもいいくらいになってるね」


『そうですね!』


朝からテンション上がるよこれ


雨の日ってテンション上がらないけどこういう出来事ってめっちゃ嬉しいよね


美人侍女さん「本日からサヒル様、カタル様、ルーク様と食事を一緒にとられるということでもよろしいでしょうか」


『分かりました』


…およよ?まてよ?イケおじに囲まれながら食事?


えっっ


嬉し


ちょっとした広間に案内されて食事をとる


サヒル「服の試作品出来たのですね」


カタル「ああ、凄い良い出来だ」


めっちゃ服良いらしくて私まで嬉しくなっちゃう


カタル「サナちゃんには申し訳ないけど今から服のお披露目会をしたいんだけどいいかな?」


『私が着たまま…ですか?』


カタル「そーそー、あ、事情は皆ミハラ国王が説明してるみたいだから大丈夫だよ」


事情云々よりも恥ずかしいんですがね、イケおじの頼みなら断れないですわ


『分かりました』


サヒル「私たちも一緒に付きますから」


見知らぬ人達のところにポイッとされる訳じゃ無さそうだから安心かな


大広間の前まで来たけど…めっちゃ緊張する


カタル「緊張そんなしなくていいよ」


サヒル「私たちもいますし」


『そうですね』


あれ、ルークさん居ない


美人侍女さん「ルーク様は警備の為午前中は不在です」


あ〜、なるほど


カタル「じゃ、入って〜」


入ったら50人くらい女性がいてピッ…ってなったわ


カタル「ソルヤ王国の衣装試作品はこちらです」


皆さんの前に2歩くらい前に出てクルって回転したらおおぉ!って声が聞こえた


女性多くない?まぁ縫うのとか女性がやるのかな


カタル「この衣装どうでしょうか皆さん」


女性1「黄金色の刺繍がより美しさを引き立ててますし愛らしさもフワリと浮く事で表現出来てますね」


近くにいた綺麗なお姉様が完璧な答えをしたわ


あ、周りの人も頷いてる


カタル「それは良かった。値段をつけるならどのくらいだろうか」


え?この人たちが付けるの?


女性2「うーん、相場は大体20トーラムですが24トーラム…いや27トーラムでも安く買えるって思います!」


女性3「30トーラムが相当と思います」


トーラムが通過のお金かな


ってかカタルさん普段は軽いイケおじって感じだけどいざって時(?)はめっちゃキリってしてるやん…すこ


カタル「かなり良いな」


サヒル「ソルヤ王国の市場相場では良い所に位置しますね」


カタル「ありがとう。また皆さんの良い意見や修正点があれば何時でも言って欲しい」


女性たち「分かりました」


なんか…いいなーこういうの


上下?というか偉い人でもそうじゃなくても構わずに意見が言えてそれを汲んでくれるってすごいことだと思う


カタル「それでは朝から集まってくれてありがとう。かいさーん…サナちゃんもありがとうね」


『いえ、カタルさんとサヒルさん、近くに居てくださった侍女さんのお陰であまり緊張しないでいれました』


美人侍女さん「それでは昼食の準備をして参ります」


あれ、なんか美人侍女さんの口角上がって…る?


カタル「サナちゃんの言葉が嬉しかったのかねぇ…お昼にしてはすこーし早いんだよね」


サヒル「まぁまぁ、彼女なりの照れ隠しですかねぇ」


美人侍女さんの照れ隠しとか尊み激しいよ?


『なんか…可愛いですね』


3人でホッコリした午前中だわ…

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