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日本の子供はなぜ漢字が読み書きできるんだ?

別館のいつもの知的サロン.

それは、老いも若きも、男も女も、ギリシャも日本も、神も人も関係ない.

深く広い学びの場所である.


初めの話題は、「宇宙の誕生」だった.

はずであるのだが・・・・・・


「宇宙は猟師の揺らぎによって誕生した」

「え?あたし?」アルテミスが自分の話題かと思って口を挟んだ


「宇宙は漁師の揺らぎによって誕生した」

「え、俺か?どっしんどっしん、俺が暴れたから宇宙ができたってか?」

どっしんのおとシャン、ポセイドン様が暴れたから宇宙は誕生した、説.


いえいえ、

「宇宙は量子の揺らぎによって誕生した!」


「漢字で書かないと、音だけだと全然わかんないな」ルシフェルが漢字の表現力に感心している

「確かに、意味をこれだけ明確に分けて表現する、漢字というのは,ものすごい文字なんですね」漢字を操る、日本人ドクトルは誇らしげにいう.


健ちゃんと愛ちゃん、何故か「えっへん!」なのだが、まだちびっこの彼らが読み書きできる漢字はは限られている、のではないか?


あいちゃんはまだ自分の名前、漢字では書けないかあ・・・・


「あいちゃん、名前、漢字で書けるもん!」


「え、まさか愛ちゃん・・・」

愛の字は、確かに漢字の中でもむづかしい部類である.


夜露死苦

とは暴走族風・・・・


しかし不良は、学校の勉強あんまりしないから、

「死ろす」と書いて無理矢理、殺す(ころす)と読ませようとしたりするらしい.

コンクリートの壁にスプレーペンキでこんな落書きされていたな・・・


般若心経

貿易摩擦

関税障壁

魑魅魍魎


いろんな漢字を書いた、ティシャツを着たアメリカ人、あるいは日本かぶれのフランス人、悔しかったら「愛」って漢字で書いてみな!

ドクトルがまさかの外人読者を挑発である.


それにしても、まさか、愛ちゃん自分の名前漢字で・・・・・


ドクトルも、健ちゃん、海丸くんに、アンテロス、キューピーに、アテナにアルテミスに、どっしんポセイドンのおとシャン、はるなに静香、デメテル母さん、アレスに、愛染の母ちゃん、そして、ルシフェル


皆が愛ちゃんを中心に周りを取り囲む.


彼女は、広告の裏の白い紙にマジックで、名前を漢字で書いてみせた.


「おお!」ギリシャの方々は皆感心する.


驚きはそれだけではない.


「僕、龍って字書けるよ」けんちゃんが、自慢げに、あいちゃんと同じように書いてみせた


一同、「おおお!」


「えっと、あの僕、”ゆううつ”ってかけますけど・・・・」アンテロスくん、

子供なのに何をそんなにゆううつになることがある?

待て待て彼は小さな哲学者の異名を持つ.色々むづかしいこと考え過ぎて・・・


しかしまさか、ゆううつを漢字でかけるとは思えないのだが・・・・

日本人で憂鬱をかける人は一体何人いるだろうか?


かの日本史上、もはや神話の領域にいる美人である、夏目雅子さん、

彼女が尊敬する人の条件、それが、

「憂鬱って漢字で書ける人・・・・」だったという伝説がある.


(対談番組かなんかで.ドクトルはそれを見たから確かである)


アンテロスくんが?彼は純粋に両親はギリシャの生まれである.


「いやいや、まさかそれは・・・・」


なんとアンテロスくんは、憂鬱と間違えないで書いてみせた.


「おおおおおお!!!」皆がぶったまげた.


「まあ、この子はほんとにお利口さん!」

例によって養母の菊理媛が、アンテロスに頬擦りする.


「ほお、おめえすげえな、おめえらの姉ちゃんのハルモニアの婿の、カドモスはアルファベット発明したけど、自分の息子が、漢字、そん中でも最上級にむづかしい字書けるとは!」と興奮気味に、アレス.

我が子ながらアンテロスの神童ぶりに目を見張った.


アフロディーテ(愛染の母ちゃん)も、いつもギリシャに生きるものは学問が大事であるとは言っていたが、まさか我が子がこれほどすごいとは、想像を超えていた.


愛ちゃんと、健ちゃん、海丸くんが、胸を張ってみせた.

「どおだ!」というように.

アンテロスは皆に褒められてちょっと照れ臭そうである.


日本もギリシャもちびっ子たち、彼らは皆が勉強友達である.

日々の勉強、皆で漢字の読み描きの勉強、練習に余念がないということなのだろう.


そして、なぜかルシフェルが、自慢げに胸を張っていた.


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