宇宙からのコンタクト(?)
日曜日の夜.
テレビを見るのをやめて早く寝ると、次の月曜日が楽だ、ということに最近気がついた.
特に小説もどきの書き物をするようになってからは、人が書いた本とか物語、ドラマの類は、自分の作品の参考にならないものには、全く興味がなくなった.
なんか読書とか、テレビとか映画を見て、感動するってのも、なあ.
最近は、自分で書いた話に結構感動して、顔じゅう涙と鼻水だらけにして、これを職場の空き時間にやっていると、怪しいやつという目で見られるから注意しないと.
他の人の作品、あまり読まない、見ない、
本当はこれは良くないことなのだが.
自分の発想が貧弱になりそうだな.
後は自分で書いたものに感動する、というのもどうかと思う.
結局自分の精神世界の中だけで、満足して、無限のループが形成されて、いずれこの世界は、減衰して、先細りになり、そのうち影も形もなくなってしまうだろうから.
夢の世界、自分の中のことだけのようで、実は、外の世界から、インプットした話、映像、記憶、深層心理、その他のこと、頭の中で、どういうプロセスで再構成しているのだろう?
どんな夢を見るか、を記録することで、自分の過去から現在の精神状態を占う意味で、寝床の脇にメモ帳を置いて、どんな夢だったかを記録するようにしていたのだが、そのメモ帳、最初のうちしか書かない.
夢を見た.
面白い夢だった.
よし、記録だ!と思うのだが、電気をつけて、メモ帳探して・・・
ということができない.
まあ、あれだけ印象的な夢だったら忘れないから、朝明るくなってから書こうか・・・
となる.
ところが、その夢、朝になったら、綺麗に忘れているのだ.
なかなか印象的なストーリーだなと思い、頑張って思い出そうとするのだが、メモを書かないと、大体忘れる.
だから、昨夜見た夢は、トイレのついでに電気をつけて、メモを取った.
「面白い夢だった、聞いてくれますか?」ドクトルが、別館の仲間に話す.
「いいでしょう」
「聞いてあげましょう・・」
「いいですか、話しますよ・・・」
ドクトルの夢の話である.
高いビルが並ぶ街.都会の街並みである.
ビルの上、一緒にいるのは、母親のようでもあり、女房のようでもあり・・・
なんか母親のような雰囲気の人だった可能性がある.すでに、登場人物がわからなくなっているのだ.
とにかくビルの屋上から空を見ていると、6つの点が、三角形に並んで、
尖った方を前にして空を飛んでいく.かなり低空だと思う.
(土曜日に見たヘリコプターのホバリングとかかなり上空だった.ジェット戦闘機もかなり低空だったが、それよりも低いところを飛んでいたと思う)
やや明るく青く光る、それぞれの点を、やや暗い青か、紺色の光がつないでいる.
ずっと目で追っていると、銀色、あるいは、白の中が透き通ったような壁、しかし中は見えない、そして、脱核後の赤血球のように中央ややくぼんだ円盤上、少し突起のようなものがあったかもしれない.そして、くぼんだところと膨れたところの境界を、怪しく光る青い光が、円周を途切れ途切れに回るように、走っている.
そのうちに、場面は怪しげな、夜のお店になり、ジーンズの上着を着た、美しい女性とお話をして仲良くなる、あるいはなりそうないい感じになったところで、また舞台は、朝の道路、小学生たちの、通学風景、ジーンズの上着を着た、子供が、数人が、談笑しながら歩いていく.通学の時の黄色い帽子をかぶっていたかどうか、それはわからない.髪の毛の黒いのが見えたから、帽子はかぶってなかったかもしれない・・・・・・・・
「それから?」ルシフェルが聞く.
「続きは、どうなりました?」海丸くんも聞いてくる.
「目が覚めたので、この話をメモに取りました.以上、終わりです.」
「それで、その話、何が面白いの?」静香も面白くなさそうに聞いてくる.
「いや、だから以上終わりで、六つの青い点が、編隊を組んで空を飛ぶ.これはもお、UFOでしょ!それでそのうちの一機が地上に舞い降りて、宇宙人たちが我々と接触を図ってくる、そういう話でしょう」
一同は、「うーん・・・」
「あ、でも、一つだけ降りてきた脱核後の赤血球の形をした青く光る円盤、50cmくらいだから、人が乗ってくるのは大変だったかもしれませんね」
「うーん」相変わらず、一同の反応はいまひとつだ.
夏目漱石の夢十夜をさらに映像にした、監督は黒澤明?
「夢」というのがそうだっけ?
いろんな監督が映像にしているらしいが、あまり映画を見たいので良くわからないが、大したもんんだと思う.
見た夢の話、映像にできれば、面白いのに.
BMIでできないのだろうか?
朝っぱらから、訳のわからない、ドクトルの夢談義であった.




