情報
続きます
ルアードアの墓を作った。
燃え盛った昨日の夜。彼は、死んでしまった。
___許さない。
そう言いながら、ゴブリンの根城に火を放ち。焼き払った。
――私の初恋の人をよくも。
「――殺してやる」
ゴブリンが焼け死に、経験値が入った。しかしそれを思っても、罪悪感もない。はっきり言って、もはやこの世ならざらんくらいの復讐心が身を包んでいる。
LV 2→4
――殺してやる。なにがなんでも、絶対に許さない。
着々とレベルを上げていく。
LV 4→36→65
話せる魔物もいる。だが、基本的に仲間にはできない。なぜなら、寝込みを襲われて死ぬことも多数あるからだ。
「ま、まて!こんなことしても英雄は帰ってこない!」
魔物の話に体が少し固まった。
「―――は?」
大言壮語もいいところだ。……わたしは、ルアードアを復活させるためにレベル上げをしているわけじゃない。__英雄を殺した者に報いを与えるためにやっているのだ。
「……アドリの場所を教える…奴は、ハル・イヤーズブルスタ帝国に。……本当だ。『信じてくれ』とは言わない。」
その覚悟を受け止めてなお、ネオ・ルイヴィトンに言ってきてくれたのだ。
「……あんたさ、嘘ついたらわかってるよね?……その左目掻っ攫うから」
冷や汗ダラダラかきながら、豚の魔物は頷いた。
「……なんでもやってくれ。その時は償おう」
扉から出ていった。それは今にも人を殺しそうな目だった。
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あいつの『情報』がほしい。
___確実に、仕留めるため。
「……次の場所に行かなくちゃ…」
また、ゴブリンの屋城に火を放った。
ゴブリン達は悲鳴をあげ、死に至った。
LV 65→86
正直、何でこんな上がるのか。よくわからない。だが、確かなのは。ボスゴブリンは、とっても
――――『経験値』を落とすのよ。
やらなきゃ、私はゴブリンに体を使いたい放題にされちゃうの。
「……いい眺めね。」
帰ってきた子ゴブリンが、カゴを落として。ネオ・ルイヴィトンに襲いかかる。__そうだな。誰だって故郷を。家族を奪われたら、悔しいし。とても嫌な気持ちになる。
「振りが遅い」
カンッ!
盾で剣を弾く。鉄製の盾を持っていて良かった。
足で
剣を持つ手の骨を折った、魔物は剣を持てなくなり。やがて手を押さえた。痛みに耐えているのだろう。
「……この剣でなにができるっていうの?」
剣を踏み躙る。すると、
パキンッ!!と音を立てながら。子ゴブリンの、短剣は。
―――――使い物にならないくらいに。それは壮大にぶっ壊れた。
子ゴブリンに馬乗りになる。性的感情はないが、確実に喉仏を狙うため。
子ゴブリンは、勃起していたが。それすら気色悪いので、喉仏と心臓を突き刺した。
「―――死ね」
喉を滅多刺しにしたあと、心臓の鼓動を止めた。
息を途絶えさせた。
経験値:8
ゴブリンの血液が、靴を濡らした。
「…経験値が少ないや。やっぱり子ゴブリンはダメね。」
兜を被る。死んだふりをしたゴブリンに襲われないために。
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「……いつから私は、狂い始めたのだろうか。」
私は、好きな人を愛していただけなのに。
この世の生物ではない感情。コノヨナラザル感情が生まれたのであろうか。
いや、こんなことを考えても仕方ない。
「……アドリ・ホロウ・ブレスター。…必ずや。お前を討つ。」
かつてないくらいの、壮絶な誓い。
___アドリ・ホロウ・ブレスターを討つ。
ただ、それだけが。英雄を失い、好きな人を失った。
ネオ・ルイヴィトンの目標だった。
―――仇を取るために。




