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夜の音  作者: くろねこ
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夜

暗い夜は嫌だ。

しかし、それ以上に怒鳴り声やどっんとした大きな物音、ぶつぶつ話している人の声、それらが聞こえてくる夜は、恐怖で頭がおかしくなる。

「また始まった」

ひび割れるように頭が痛い。

体が重い。

自責感が強くなる。

「全部私が悪いの」

「ごめんなさい」

「迷惑をかけてはいけない」

「私は生まれてくるべきではなかった」

ぐるぐると同じ考えが私を支配する。

布団の中で音が静まるのを、震えて頭を抱え込んで小さく小さく丸くなって、ただ待つだけだった。


それから、数刻後、静まり返った自分の部屋。

ようやく眠れる。

だけど、「明日の朝は、何事もなかったようにしなければならない」。


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