私たちは、進んでいった。
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コツ、コツ、コツと靴が音を出しながら前に進んでいく。
青年は、というか名前を聞いていない。
青年は多少の失礼さを感じてしまう奴だがまぁ悪いやつではないだろう…
ところで、とりあえず、これまでに起きたことをまとめておこう。
色々なことがあったからな…
まずは、理由も分からず転生?それか転移が起きてここに来た。
なるほど…誰かに殺されたという可能性もあるのか…
それも、前世というか前の記憶をなくしてここに来た。そんなにする必要があるのだろうか…
そのあと、あの女性にあった。そういえばあの女性は誰だ?その疑念が常にある。
悪か味方か…それとも…だめだ!深読みしてはいけない…もっと、悩みこんでしまう。
そして、少女ポルタネにあった。性格が悪いやつだ。
そして、大したことをポルタネは言わず帰っていった。
何も教えてもらわなかったので仕方なくただ部屋を物色していると謎の本を見つけた。
謎の本を開くと転移してしまった。転移した先にあった”それ”は何者なのか…また、あの、蛇と竜が混ざったようなものは何だ。
また、一つ疑問が増えてあの部屋帰ってきた。
そして、外には魔獣がいて…そしてこの青年にあったと…
魔獣を倒しているとき…何かに乗っ取られたようだった。
何者、何者…そんなことを考えながら歩いていると青年が話しかけてきた。
「そういや…俺の名を言ってなかったな…」
「俺の名は、ホズだ」
ホズというのか…というか、先に名乗ってほしかった…
思いながらも、しばらく歩いていると街が見えてきた。
それも、初期の村みたいなもんじゃない…もっともっと大きい”街”だ。
少し、目を奪われていると青年が話しかけてきた。
「ここには、誰にも見つからない場所だ」
「結界が張ってあるからな…」
誰にも見つからないその言葉が少しゾゾっと来た。
誰にも見つからないのだ…ポルタネの罠かもしれない…知らない襲撃者もしくは魔獣に殺されても誰にもばれやしない…そんな風にゾゾっと来たがそれも、魔獣を殺した後だからだろう。
もう、むやみやたらに深堀りせずにすることにした。
しばらく、進むとぐわぁんとする感覚がはしった。
これが結界か…何か不思議な感覚だ。
痛みというわけでもなく何かつーんとする。
すると、青年が言った。
「この、結界はうまく適応しない人もいる」
「気をつけろよ!」
そういった。
何が気をつけろだ?と思ったがそれも彼なりの心配なのだろう…
そして、私たちは、街に進んでいった。




