どうして偶然にこだわるのかー続進化論は仮説 EP2
前回までのあらすじ
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進化論は仮説そして世界ではそれを受け入れていない人たちもいる
進化論は時間的な部分で現在を表現するには足りないため
取捨選択という魔法の言葉で帳尻を合わせた
進化の衝動の原因については触れていない
―――――
科学とは何かという根源的な問題もあるがそれ以前に
既成概念を壊すということそれは仮説を検証して
何が間違っているのかってことを考えるということになる。
先生はオックスフォード大学に留学した経験もある秀才で
非常にお酒が好きで酔うと気さくに諸君と
語り掛けてきたものだ
彼だけでない大学の教授というものに出会えなかったら
私はどうなっていただろうか
幼いときからどうしても知りたいことを
いわゆる大人に聞いたとしても誰も怪訝な顔を
されるだけで何も答えてくれなかった
しかし教授たちはその私の気持ちにこたえてくれた初めての
人だったのだ
本当は彼のゼミにいきたがったが私の学科的な興味が
そこになかったため他のゼミにいった
どちらにせよせっかく教授というものに出会ったのに
自分は逆に迷宮に入ったようなものだったのだ
まあその話はまた今度にしよう
進化論が偶然理論というのはお話したが
それと必然理論と進化論は単に偶然が原因となるか
必然が原因となるかの違うだとも言った
仮に進化論の立場の偶然が原因となったとすると
それは偶然なので恣意的なものはないというのが前提になるのだが
よくよく考えてみると進化論がいう偶然はどうも
偶然にしては余りにもラッキーな偶然の連鎖だと言えなくはない
またその一方で偶然の変化によっての積み重ねによって
そもそもそれが行われたとして
宇宙ではそうした偶然が積み重なって
アメーバのような生物でさえ生み出すというのは
余りにもご都合主義的か楽観的な偶然の連鎖にも思える
そこに恣意的なものがまるでないと規定しているのが
偶然の産物という意味だから
アメーバ一つでさえかなり複雑な構造を岩などの鉱物よりしているので
有機体というものそれ自体があまりにも不自然な偶然の重なりといえなくはないか
そもそもその偶然に見舞われるが有機体のすべての構造を保持している遺伝子も
これも偶然にできたのだろうか。
いろいろ考えていくとどうも頭が痛くなりなんで偶然といってしまったのか
単に遺伝子にはどういうわけかわからないがコードが必然的にあって
そのコードによって進化は行われてきたという方が納得しやすいのだが
それならそのコードの意味は何なのかということを考えていけばいいわけだから
それで非常にすっきりするんだがどうしてか進化論そのままを支持されていて
本当に必要な思索というものを封じているようにも思えてならない
まるでないところから何かが作られるというのははっきりいって
とてつもないエネルギーも必要なことだろうから
本当におかしな意図をもって進化論は偶然理論にこだわっていると考えたくなるほどだ
また私たちは社会生活の中で、科学的な根拠はないが経験的に
何かの方向性というビジョンがなく無意味にやっていて偶発的に何かすべてが
うまくいくという楽観的な思いをもつより
結局は方向性やビジョンやビジネスモデルのような意図的に恣意されたものによって
誘導されていくことが自然のなりゆきだと考えられるということを経験上知っている。
現実私たち人間が生きている世界では混とんより秩序が
無思想より思想がない限り何か産み出されることはないといっていい
だから進化論の理論でも何か進化を促進する意図さえあれば
遺伝子異常による進化も可能かもしれない
そもそもそうなると遺伝子異常ではなくて遺伝子操作かもしれないが
こうなると話が変わってくるが
結局進化論は進化を促進する意図を否定して偶然の積み重ねがその
原動力だといいたい理論ともいえる
それは結構人々の社会生活の部分部分に影響を及ぼしたりもしている
続く…
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