趣味が自己逃避で悪になるときもある
趣味に頼るの人が弱いからかもしれない
しかし趣味自体が悪いわけでもない
趣味に依存しきってしまうことが
妄想を生み出す
オタクとかアイドルの支持者とかも
一種の狂乱状態になっている場合もある
妄想の特徴は本質を見ないで
違うものを本質と置き換えてそれに
依存することから生じるもの
だとすると狂信はそれの非常なる栄養素
もちろん信じるというのは儒教にもある
人が持つべき徳目の一つ
それ自体が悪いわけではなく
本質でないものを本質のように信じすぎることが
問題となる
現実があるのに仮想現実だけを真実とするのは
問題ではある
もちろんイマジネーションという世界があるので
それを注目するというのならいいのだが
たんに自己逃避のためのツールになっていることが
結構あったりする
昔はそれは否定されたんだが
現代はイマジネーションの形が見えやすいだけに
いろいろ問題が生じてきているのかもしれない
現実は現実としてあるしイマジネーションを
信じるのも悪いことではないが
趣味としてそれを持つ程度ならいい
本質がそこにあると考えるのは問題だろう
本来あるべき本質はもっと考え抜いて
見つけ出すべきものだとは思うので
簡単に見つかるものはすべて偶像だ
偶像は結局人を盲目にしそして人を虜にし
妄想の彼方にいざなおうとする
そうならないように気をつけないといけない
そういう時代になっている
偶像にふけっていることが
もう許されないような時代