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妄想から解き放たれる詩 イン  作者: きるけ
未来
130/187

情報と知識って何からくるの

思いつくと意外なこと

真実は簡単なものだね


マスコミが流しているのは

情報でしかないって

わかっているのに


いつのまにかそれを

知識だと思い込んでいることに

なんか気づいた


そうだろうと思っていたけど

その意味まではなかなか

わからないものだ


単純に知識ってなんだろう


思うにマスコミから知識を得ている

というのは普通ではないだろう


結局はそれもマスコミの一種なんだが

結構実用本とか批評家からとかから人は

知識を得ていることが多いとは思う


最近ではインフルエンサーとか

そういう人やメンターとかそういう輩まで

いるそうだ


昔は政治家からとか経済界の一流な経営者とか

から何か得ていたというのもあるのだと思う


私も昔そういう考えを持っていたが

いろいろ調べて実用書も読んだりもしたが

なぜかどこにいってもその時は感動するのだけど

真実に必要なものを得た気がまるでしなかった


ある本の著者が実用本は研究の合間に片手間に

わずかの収入を得るものだとか言っていたりもする


そんな本ばかりではないとは思うが

そもそも研究者の語る内容を実は頭が悪いから

一般人は理解できないのではなくて


彼らの語る言葉に違う意味が含まれているという

単純なことにすら人は気づいていなかったりする

私がそれに気づけたのは大学で研究をしたときに

教わったからだ


人は引用している受け売りなものなのに

それを知識だと勘違いしているということに

まるで気づかない


何かのレールとかプラットフォームの上に

乗っているのにその自分の乗っている足場が

何なのかについて考えることすらしない

そんな単純な見方と、そんな単純な場所に

興味をなぜか示さないのだ


まだ歴史的に積み上げられた

人類の遺産とか叡智からの引用なら

いいのだが


それは何百年も生き延びてきたものだから


なんで来年にはわけのわからない情報になっている

テレビやニュースの内容に縛られて生きていくのだろうか


受け売り状態の私たち

何をみて何を考えているにしても

誰かからのエコーでしかない


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